おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『「不安症、パニック障害で悩むあなたへ」悩み、不安、恐怖の原因はなんなのか?』
というお話ですが、このことを考えるとき、
多くの方が、
考え始める時点で根本的な間違いを犯しています。
不安や心配事、身体の不調で悩んだ時に、
あなたはこんな風に考えていませんか?
- 不安に対処するためネットや本で調べる
- 調べても、結果的に不安が募るばかり
- 会社を休みたいけど、働かないことも不安
- 身体の不調を解消するために薬を飲んでみる
- 不安からくる症状を消すために精神安定剤や睡眠薬を飲む
- とにかく不調を消すことばかりを考える
- 不安にどう対処するかばかり考える
- 将来の不安を考えるほど、より不安が大きくなる
いかがでしょうか?
不安や恐怖、身体の不調で悩んだ時、
ほとんどの方が、
初めの時点で、勘違いをしているのは、
「その不調にどう対処していくか?」
という発想の元、
色々調べたり、策を練ったり、病院へ行くなどの対策を講じたり、ということです。
それが、
100%悪いとまでは言えませんが、
悩みや不安の98%は、その発想からの行動で解消することはありません。
では、
将来への悩みや、身体の不調、不安で悩んだ時、
どのような発想で考えるべきなのでしょう?
今日は、
整体庵大空に来られる患者さんの事例を元に、
その悩みの根本的な解決思考法をご紹介したいと思います。
今日ご紹介するお話し中で、
受け入れがたいことや、わからないことも多々あるかもしれません。
まずは、
その先入観を捨てて、フラットな気持ちで自分自身と向き合いながら読み進めてください。
少なくとも、
あなたがわかっている範囲に、あなたの悩みを解消するヒントはありません。
あなたがわからないと思う世界の中にこそ、
あなたの悩みを解消するヒントがある。ということを忘れないでくださいね。
興味がありましたら読み進めてみてください。
それでは、
お話ししていきましょう。
ー今日のお話ー
- 悩める暇がある人
- その不調は道標になる
- 自分の人生を歩いていますか?
- まとめ
悩める暇がある人
僕は、
今までに万を超えるほどの、
身体の不調、精神的な不調、人生の悩みを抱えている人とのセッションを繰り返してきました。
その中で、
一番多いなと感じるのが、
悩みたくて、悩んでいる人です。
悩みは、偶然自分に降りかかると思っている人もいるかもしれませんが、
実際には、
全く同じ現象でも、悩みを悩みと捉えない人もいれば、
1の悩みを、10の悩みのように大きく捉える人もいます。
誰も身体や人生のことで悩みたいなど思っていないと、
表面上そう感じているかもしれませんが、
実際には、
自ら悩むことを望んで、悩んでいる人が多いのです。
言い方は少し厳しく、冷たく感じるかもしれませんが、
悩み続けている人ほど、
結局のところ、暇な人なのです。
「この悩みを解消できたとして、
あなたがやりたいことはなんですか?」
と質問して、
即答できる人はまだいいですが、
答えに詰まる方がいます。
こういう方は、ほぼ間違いなく、
やりたいことがないから、暇つぶしに悩んでいる自分を演じているような方です。
悩んでいる自分でいることで、
・人から「大丈夫?」と声をかけてくれるかもしれません。
・本当は暇な自分を忙しく見せる事ができるかもしれません。
・自分は悩みを解決するために懸命に生きていることを周囲にアピールできるかもしれません。
こういう方は、
自分が悩みを望んでいることを自覚しない限り、
一つの悩みごとが解決しかけると、
必ず次の悩みごとを探し、悩みます。
その結果、
次々に、自分には悩みが降りかかる、
あたかも不運な主人公かのように自分を演じて、周囲の注目を惹きつけ安心する事ができるのです。
現代人は、学校教育の中で、
自分の人生より、社会的に認められる人生、他人にとって都合のいい人生を生きるような教育をされますから、
誰にでもある自分の願望をいつしか忘れ、
自分のことより人のことを優先して生きなければいけない。と、
自分の人生を生きることを罪かのように錯覚してしまう方もいます。
こういう方が、
まず考えることは、
悩みごとを解消する方法を考えたり調べたりすることではなく、
悩んでいる暇はないほど、
自分が熱意を注げることを思い出すことです。
ここで大切なことは、
自分が熱意を注げることを見つけるのではなく、思い出すということです。
探すものではなく、思い出すものなのです。
それぞれが小さな時分に思い描いていた、
子供頃からの想いや熱意を思い出すこと。
それは、必ず一人一人の個性として、存在しています。
あなたが、悩む暇がないほど、熱中できる事や物はなんですか?
一度、ノートに描いてみてください。
その不調は道標になる
肩こり、腰痛、ひざ痛などの身体の不調は、
動作だけでなく、
精神状態からも引き起こされる事が多々ありますが、
これらの不調は、
あなたが自分の人生を歩くために道標(みちしるべ)になります。
ほとんどの方は、
身体に不調が出ると、
その症状を改善するために、右往左往して、
ドクターショッピングを繰り返しますが、
その症状を消す事ばかりに気を取られて、
大切なことを忘れている方が目立ちます。
どうすれば、この症状が改善するのか?
よりも、
なぜ、今の自分にその症状が必要なのか?
という発想に立ち返ることで、
進むべき道も、日々の行動も、大きく変わるのではないでしょうか?
何か、身体の不調がある。
ということは、
あなたが今進もうとしている道、
やろうと考えていること、
こうしなければいけないと考えていること、
または、先程のような、やる事がない、
など、
身体が感じている違和感を示してくれているケースがあります。
そして、
正しい方向へと、身体が導いてくれていることを自覚するべきです。
右膝が痛いのは、左足を使って欲しいという身体の声かもしれません。
脳梗塞で、左半身が動かなくなることは、左半身を休ませたかったのかもしれません。
足が動きにくいことは、もっと人に本心を話しなさいという事を意味するかもしれません。
逆の思考に立てば、
同じ現象でも、
色々な意味がある事が観えてくるのです。
その症状をどう改善するかを考える以外にも、
他の角度から、
自身の症状を考えてみてはいかがでしょう?
その症状(道標)に従って、進む方向を決めてみることも、
時にはいいのではと思います。
自分の人生を歩いていますか?
自分の人生とは、一体なんなのでしょうか。
身体は今を生きているが、未来の不安ばかり考え魂は今ここにない人がいる。
身体は死んでも、今現在も生きているかの如く、その志は生きている人もいる。
生きているが死んでいるような人がいて、死んでも生きているような人もいる。
こんな余計?なことを考えながら、
普段人様の身体に触れさせて頂いています。
自分の人生とは一体なんなのでしょうか?
それは、自分で決めるものなのか、天命として授かったものなのか、
宗教者ではない僕にはわかりかねますが、
明らかに、
人それぞれが進みたい道はあるように感じることは整体をしていてあります。
進みたい道ではなく、
その時代の常識や、世論、目先の利益等で決めた道を進み出した時、
自分の意識や潜在意識以前の本当の自分から、
「その道じゃないんじゃない?」って問いかけられているのかもしれません。
それが、心身の不調の原因になるというケースがあります。
以前、
テレビ番組でiPS細胞の京都大学の山中教授が、
『身体の臓器は、無数の神経を使って、
互いにコミュニケーションを取り合い、
最適な体内環境を作り、
そのために必要なことも刻々と感覚を通して、意識に訴えかけている』
とおっしゃられていました。
しかもそのシステムは、
寸分の狂いもなく、ほぼ完璧な自動運転のような仕組みで、
身体の不調や、心身の悩みも、
偶然のエラーで起こっていると言うことは、明らかに考えにくいです。
で、あれば、
その心身の不調は、意味があって自分に起こっていると考える方が、
明らかに自然だと思いませんか?
意識で考えて、
心身の不調に対処するよりも、
身体が、その不調を起こしている理由や意味を考えてみることで、
観えてくる事があると、僕は考えています。
あなたは、自身の悩みをどう言うふうに捉えますか?
どう捉えるかは、
あなたの自由です。
まとめ
今日は、
心身の悩みをどう捉えていくかというお話をしました。
いかがだったでしょうか?
何か一つでも気付きになるようなことがあれば嬉しく思います。
なかなか、
確信めいた部分は誤解を招く恐れがあるので、ブログでは書けないことも多くあります。
本当に心身の悩みから脱却したい方は、
一度ご相談に来てくださればと思います。
しかし、僕のような整体はもちろんですが、
医療にかかる時、
何かしてもらおうと言う受け身では、
意味はありません。
本当の意味で、
自分を変革し、今までのループを自発的に変えたいという心を持って、
医療にかかる事が大切です。
現代では、
どんな医療を受けるのか?と言う事ばかり注目されて、
ドクターショッピングを繰り返す人もおられますが、
そんなことよりも、
どんな姿勢でその医療にかかるのか?
と言う事の方が大切です。
それが、
抗がん剤があれだけ、身体に毒だ、毒だと言われている中で、
抗がん剤で治ってしまう人もいる理由なのです。
この記事が、
一人一人の生きる世界に疑問を投げかけることができていれば幸いです。
乱文でわかりにくいことも多いと思います。
ぜひ、ご興味ある方は、ご質問いただければと思います。
それでは今日はこの辺で!
パニック障害・不安障害について詳しくはこちら
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お電話ありがとうございます、
整体庵 大空でございます。