お客様
Yさん(仮名) 23歳 女性 お子様2人
主婦、パート勤務 大阪府大東市在住
来院日、改善までの治療期間と回数
平成29年3月
治療期間:約3ヶ月
治療回数:11回
お悩みの症状と経緯
![生理痛、排卵痛の経緯](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/08/IMGP0159-640x426.jpg)
10代の頃から生理痛があり、1人目出産後は少し軽くなったような気がしていたが、
2人目出産後から、結婚前よりも辛い生理痛と排卵痛に襲われる。
なかなか改善せず、
毎月生理前になると痛みがつよすぎて、
仕事にも行けなくなっていたのです、
耐えきれず近くの有名な婦人科にかかることに。
婦人科ではPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断され、
数種類の薬を服用することになり、
痛みは軽減したものの、
以前まで生理痛はあり、薬を飲み続けなくてはならない不自然さを感じていた。
薬を使わずに生理痛、排卵痛を改善する方法はないか?と
色々調べているうちに、
大空のページをみて家から近かったこともあり来院することに。
初めは、「生理痛に整体って本当に効果があるのかな?」
とかなり半信半疑だった。
整体検査による所見
![頭痛の検査所見](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/08/seirituu-640x612.png)
まず立位姿勢を観察する。
初回時のタイミングは、生理が終わった後だったこともあり、
自覚できる痛みはなかったが、姿勢は腹部をかばうように前かがみになり、
やや猫背気味のような状態。
顔は険しく、痛みに耐えてきた様子。
まず腹部の圧痛検査を行なってみる。
卵巣の反応点と小腸の反応点に強い圧痛がある。
みぞおちのあたりにも強い張りと圧痛がある。
同時に足周囲の冷え感を本人も自覚しており、
背骨と骨盤のゆがみチェックでも、
腰椎部分にゆがみがあることが判明。
内臓の不調から、背骨のゆがみと影響し、生理痛と排卵痛を起こしていると仮説をたてて、
内臓と背骨のゆがみを調整を1分ほどで行なってみる。
すると、
調整前は、
グラグラした片足立ちと筋反射が劇的に改善する。
みぞおちの硬さは、今までの経験上、何か日常生活の中で無理を強いていたり、ストレスに感じるようなことがあるとなりやすいことから、
何か心の中で腑に落ちないことがあるのでは?
と思いつつ、お話を聞いてみることに。
これらの検査から確定ではないが、内臓機能と背骨のゆがみが生理痛と排卵痛を引き起こしていると判断をして施術を開始する
初回整体開始
![生理痛、排卵痛、内臓の整体](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/IMGP0413-640x960.jpg)
ネックになっている内臓の疲労(卵巣、小腸、みぞおち)を改善するために、
内臓整体から実施する。
内臓整体を行う前に、股関節の動作チェックを行う。
内臓整体術後に、
再度股関節の動作チェックを行うと驚くほど軽くなっていることを
Yさんも自覚し驚いた様子。
その後、背骨と骨盤の調整を行い、施術は終了。
生理痛や排卵痛は食生活の問題からくることも多いので、
Yさんの食生活を調べるために、次回来るまでの間の食事内容を記載
してきてほしいとお伝えする。
しかし、内臓の反応から小麦の取りすぎ傾向ということはわかっていたので、
お伝えすると、パンや麺類は自分も子供も好きでよく食べるとのこと。
少し、小麦の量は抑えてくださいとアドバイスして初回の整体指導は終了する。
2回目の整体(初回整体から3日後)
前回の施術後、大きな変化はないが、
体がとても軽くなったような感覚があり、非常に気分がよかったとのこと。
生理痛の感じは、まだ生理周期的にもう少し後になるので、
このまま整体を続けて、次の生理痛がどんな変化があるかを見ましょう。
ということで、
2回目の施術を開始する。
施術内容な前回と同様に、体の動作チェックを行いながら進める。
幸い本日も、前回の見立てと同じ施術内容で体にいい変化が見られたので、
前回同様、内臓と骨盤背骨の整体を行うことに。
整体後に、前回お願いした食事内容を教えてもらうと、
やはり小麦に量と、甘いものが非常に多いことが判明。
食養(精進料理)では、小麦と砂糖は腸の働きを鈍らせて、
下腹部を冷やしてしまう食材であることをお伝えし、
できる限り量を減らし、我慢できないときは、
さつまいもなどでおやつを代用しましょうとお伝えする。
![甘いものは生理痛と排卵痛にかなり悪いんです。](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/06/kokoa-640x426.png)
4回目の整体(初回整体から2週間後)
そろそろ排卵日が近くなっていることもあり、
Yさんも少し不安な様子。
それでも、体の動作チェックなどの検査では、
初回整体時と比べて、非常に良い変化が見られていたので、
食生活だけ気をつけて行けば、おそらくいつもの排卵痛よりはましになると思いますよ、と伝える。
施術内容は基本的には前回までと同じだが、
みぞおちの部分は、毎回同じように硬さがあったので、
今日は頭の整体を追加して行うことに。
そして、日頃ストレスに感じることなどはないですか?
とお話をしながら、日常のストレスを聞いてみることに。
すると、
旦那さんとの意見の食い違いなどのストレスがあり、少し大変であることもわかる。
おそらく、このようなストレスこそ体に歪みという形で影響し、
生理痛を引き起こしているのではないかと感じる。
心の考え方、ものの見方のお話をして、今日の整体指導は終了する
![生理痛の原因にストレス](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/IMGP0235-640x426.jpg)
6回目の整体(初回整体から1ヶ月後)
![排卵痛、生理痛の改善整体](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/IMGP0271-640x426.jpg)
排卵痛も生理痛、今回の生理ではかなり軽く、
普通に朝も起きれて、日常生活も送ることができたとの変化があった。
痛みは、きついときが10だとすると、
だいたい、2か3程度の痛みだったとのこと。
非常にいい変化が出ているので、
このまま、整体施術と食生活指導、日々のストレスの捉え方を変えていくようなお話を交えつつ進めていくことに
9回目の整体(初回整体から2ヶ月後)
整体開始後、2回目の排卵、生理も痛みはほぼなく、
あまりにも劇的な整体効果に驚きを隠せない様子。
整体効果は非常に効果が出ているので、
Yさんの体にあったセルフケアの方法を指導することに。
自宅できちんとしたケアと食事改善ができれば、
もう整体をしなくてもいい状態を保つことができると説明。
あと、2回ほどでセルフケアと食事に関する知識を持ってもらうよう進めていく。
セルフケアはごくごくシンプルで、
Yさんの体質に合わせたツボを刺激してあげることだけ。
1回に1分ほどなので、生活の隙間に行うことができる方法を選択。
食生活では、
甘いもの、小麦を極力避けて、
わざと薄味にしていた料理を美味しく感じる範囲で濃い味付けにすること。
調味料は全て天然のものにすること。
ご飯をしっかり食べること。
これらをお伝えし、残り2回の整体の中で、
しっかり行えるかをチェックしていくことに。
![生理痛改善には食生活改善](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/06/mannseihirousyoukougunn-640x480.jpg)
11回目の整体(初回整体から3ヶ月後)
![排卵痛、月経痛が完全に整体で消失する](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/IMGP0310-640x426.jpg)
整体開始後、3回目の月経でも排卵痛、生理痛ともになく、
良好な様子。
自宅でのセルフケアと食生活は順調に実践できているので、
また生理痛が強くなりそうだったら早めにきてほしいことをお伝えして、
整体は終了。
Yさんの整体を受けた感想
ひどかった生理痛と排卵痛が変わりました
![お客様写真](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/10/aoi-640x466.png)
![アンケート用紙](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/06/aoi-640x906.jpg)
生理痛・排卵痛がひどくかなり悩んでいました。
体のあちこちが痛くてだる重くなって朝起き上がるのに時間がかかっていました。
整体はバキバキされて痛いものだと思っていたけど全然痛くもなくむしろ気持ちの良い感じで本当にこんなんで悩みがふっ飛ぶの?と思っていました。
魔法みたいにみるみるうちに自分の体が変わっていきます。
でも魔法みたいにみるみるうちに自分の体が変わっていくのがわかりました。
雰囲気もアットホームな感じでとても過ごしやすい空間です。
来院してよかったことはただ整体をしてもらうだけではなくて、
体の仕組みや自分の体のこと、
自分にあった体の動かし方などたくさん自分のことを知れる機会にもなるし、
たくさん発見できるのがよかったなあと思います。
先生は子持ちで子育て中ということもあり産後のママでも気楽に来れますよ!
Y・Aさん 23歳 主婦パート 大阪府大東市
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
振り返り
![排卵痛、生理痛は早めに相談ください。](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/th_2015821mn-261-640x427.jpg)
今回は、食生活と日々のストレスが体に影響し、
生理痛と排卵痛を引き起こしていたケースでした。
特に、3回目から5回目にかけて長い時間をとり、
日々のストレスの受け止め方、ストレスの正体について、
お話させていただき、Yさん自身の心がみる視野に変化出たことが、
生理痛、排卵痛の改善に好影響であったと感じました。
それに加えて、整体、食事改善、セルフケアを行い、
体調を整えていくことで、完全と言えるほど生理痛、排卵痛を改善することができました。
生理痛や排卵痛には、体の歪み、食事内容などが深く関わっているにも関わらず、
どうしても薬に頼ってしまいがちです。
このような痛みは本来、薬で抑えるものでもなく、
体質と体調を調整することで正していくことが基本になります。
生理痛や排卵痛は、あなたの体に何か滞りがあることを示す大切なサインですので、
そのサインは薬で消してはいけないと僕は想っています。
もし、辛い排卵痛、生理痛でお悩みでしたらあまり我慢せず、早めにご相談ください。