スタジオジブリ作品の「風の谷のナウシカ」
僕は大人になるまでちゃんとみた事がなくて、
おおよそのあらすじは知っていましたが、
最近になってしっかりみました。
僕はテレビをほぼ観ないのですが、
普通の方でしたら一度はテレビでみた事ある映画だと思いますね。
作品が何よりも素晴らしいことは、
この映画が1984年に公開されて以来、
いまだに大人から子供まで楽しめることから今更僕ごときが言うまでもないですが、
僕がこの映画をみて想ったのは、
自然の「循環システム」そのものだと感じ、
非常に気付きが多くありました。
映画の内容については詳しくは書かないですが、
例えば最近流行りのコロナウイルス問題。
ウイルスや菌を敵とみなして、
消毒で殺菌したりすることは、
風の谷のナウシカでいう、
腐海を焼き払おうとする人々がやろうとしていることと全く同じですが、
何故ウイルスが存在するのか?
何故菌が存在するのか?
無菌室に1ヶ月居て、
外に出た途端に身体はおかしくなることは、
医療者でなくともわかると思います。
しかし、
普段はバイ菌やウイルスだらけの空間で、
生活していて体調良く過ごせるのは何故なのでしょうか?
なのに、
手洗いうがいに消毒、殺菌にやっきになっているのは何故か?
今溢れている情報を疑うきっかけにはなりますね。
ついでに言えば、
新型コ◯ナウイルス感染者◯◯◯名
みたいなニュースばかり毎日流れていますが、
PCR検査という検査法にもいくつも疑問が残りますね。
疑問がありすぎて、
全部は書きませんが、
1番は鼻腔の粘膜を採取してそのウイルスを増殖して調べる方法がPCR検査ですが、
その検査が陽性だったとして、
何故その人が感染者だと断言できるのか?
という点です。
鼻腔にウイルスがいた。
ことと、
その人が感染者である。
ことは、
全く違う話ですよね。
この話、意味がわかりますか?
僕の患者さんにこのお話をしても、
皆さんイマイチ理解出来ない様子でしたが、
うちに来ている小学生にこの話をすると、
「僕もそう思う」とはっきり言ってました。笑
子供達の方が僕ら大人よりよっぽど、
囚われなく物事をみつめていますよね。
風の谷のナウシカは、
農業にも非常に通じます。
自然栽培をされている方々が、
共通しておっしゃるのは、
「敵はいない」ということ。
農作物を育てる上で、
消費者目線でみて大切なことは、
まるく太った綺麗な形の野菜を収穫することですが、
虫に喰われると売り物にならないので、
農薬を使い虫退治をするわけです。
つまり、通常虫は敵なわけですね。
だけど、
自然栽培では、
肥料はもちろん農薬はおろか、水すら撒かないことがあります。
その中で虫達をはじめとした微生物がどんな働きをしているか?
それを考えていけば、
敵はいなかった。
ということになるんだそうです。
僕は農業を経験したことがほぼないのですが、
その通りだろうなというのは、
人の身体を触っていても感じます。
「敵はいない」
それはウイルスや菌だけでなく、
人間関係などでも全く同じことですね。
どんなウイルスであれ、
他人であれ、
嫌な経験であれ、
全ては自分の内面が創り出した出来事でしかなくて、
それを通して無自覚だった自分の内面的な価値観や、
考えを実感するキッカケでしかない。
むしろ他人がいなければ、
自分がどんな人間かすらもわかりません。
全ての経験や体験は、
一瞬「敵」と感じることでも、
自分にとって必要不可欠な体験でしかなくて、
そうであれば、
自分が自ら動くことに不安や恐れは感じる必要がない。
というか、
不安や恐れという感情通して、
自分が持っている無限の可能性を感じることが出来るとも言えますね。
全ての経験は、自分にとってプラスにしかなりえないのであれば、
自分の感覚を大切に生きていくことへ抵抗はないはずです。
尊敬する先生に言われた言葉ですが、
自分は周りに生かされているということは、
自分は周りを生かしている存在でもあるということ。
という言葉。
他人がいて自分が存在できる。
自分がいなければ他人も存在出来ない。
素晴らしい言葉ですし、
そうでしかないなと思いますね。
風の谷のナウシカ。
そして新型コ◯ナウイルス。
これらは本当に様々な気付きを僕に与えてくれました。
ありがとうしかないですね。
今日もわかりにくいブログになってしまい、
読んでいただいている方には申し訳ないですが、
なにか感じ取って頂けたら嬉しく思います。
遠慮なく御質問ください。
なかなかブログで書けないことが多いので、
興味のある方は気軽に質問して下さいね。
それでは今日はこの辺で!
皆様いつも本当にありがとうございます。
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