更年期?自律神経の乱れ? よくある『健康の秘訣』について考えてみる

おはようございます。

整体庵大空の下大前です。

 

今、どんな健康法が流行っているのかはわからないですけど、

「高血圧には〇〇が良い」

「健康を保つためには運動が必要」

「病気にならないためにビタミンやミネラルが重要」

 

というのは、今も以前も変わらず、

どんな人がそれを流行らすのか、その手法がその時々の流行りで多種多様に変化していますね。

 

そういう情報がテレビや、本、ネットやSNSを通じて、

目に触れると、私たちは結構流されがちかもしれません。。

 

それが権威ある医者や専門家が言っていたとしてもです。

 

だけど、

ちょっと考えると疑問がたくさん出てきます。

 

もし、

人が健康に生きるためにビタミンやミネラルが必要だとすれば、

サプリメントで補給さえしていれば絶対に病気にならないと思いますか?

 

サプリメントで徹底的に管理をしても風邪を引いてしまうのはなぜでしょうか?

 

健康のためにと運動をしていても、色々な病気になる人もいるし、

一生座って運動もせず物つくりをしている健康なご老人もおられます。

 

栄養学を徹底的に実践して病気なる人もいて、

コンビニ弁当とスナック菓子を食べて病気にならない人もいます。

 

何故でしょうか?

 

もし、

本当に栄養学や運動の習慣で、

心身ともに健康になれるのであれば、

それを実践した人全員が健康にならなければいけないと思います。

 

そうでなければ、専門家が一般の方に正しい情報として発信するのは危険が伴うはずなんです。

 

じゃあ正しいことはなんなのか?

 

そんな誰でも健康になれる正しいことが存在していればみんなやってるよ、っていう話ですよね。

 

世の中には正解が存在する仕事と、

正解が存在しない仕事があります。

 

整体はもちろん、医療そのものというのは正解がない仕事だと思います。

 

今僕が確実に言えるのは、

正解と言えるような、人が健康になれる方法などは存在しないということだけです。

 

健康になろうとすること

健康になろうとすること

以前、ある尊敬する方に教わったことです。

 

「健康になろうとすること」とは、

その前提には、

「今の自分は病気になると思っている、もしくは今病気である」と不安に思っているからだと。

 

そうすると、

「健康になろう」とすることが現実に起こるのではなく、

「今自分は病気である」ということが現実に起こる。

 

なので、

健康になろうとするほど、病気を寄せ付けてしまう。ということになるのだと思います。

 

これは、色々な人を見渡してみると、

そうなる傾向にあるのは間違いないと思います。

 

健康を維持したいために、

食事に気を配り、運動を欠かさず、サプリメントを飲み、病院にも定期的に通う。

 

だけど、そういう方ほど、

何故か病気になってしまうのは、身近な方でもおられるのではないでしょうか?

 

でも、

健康になろうとしない人が健康になるというわけではありません。

 

じゃあ健康になろうしても、そうしなくても、

どっちでもいいのか?

 

そういうことなのかもしれないです。

 

健康に人一倍気を使って、病気になる人、ならない人がいます。

その反対に、

健康になど気を使わずに、病気になる人、ならない人がいます。

結局どーすればいいのよ?

って聞かれれば、

どうもしなくていいのでは?という答えになってしまいます。

 

もしかしたら、

あーしよう、こーしようと、

起きてもいない不安なことを想像しては対処するために今の時間を使う必要はないのかもしれないですね。

 

僕は、

仕事柄か、自分の身体に対して何か特別拳王にいいことをしてそうに見えるのか、

「自分の身体にどんなことをしてるんですか?」

と聞かれることがありますけど、

健康のためにやっていることなんて、これっぽっちもないです。

 

僕も普通に怪我もしますし、体調もおかしいこともよくあります。

 

だけど、

その時どう考えるか?

 

それだけが違います。

 

風邪を引いた…

僕は、

自分に起こること全ては自分の無自覚なことを気付かせてくれる出来事でしかないと考えています。

例えば、

「風邪を引く」

これも、風邪自体が病気の一つと一般的には考えられているので、

風邪を引けば、病院に行って薬をもらって…となるのが普通でしょう。

 

僕は、風邪を引くことはなんどもありますが、

それを治そうともしませんし、病院に行くこともないです。

病院に行くこと、薬を飲むこと自体がダメだとは思いませんが、

そもそも行く必要はないだろうと思います。

 

風邪は普通に考えると病気かもしれませんが、

あなたにとって、風邪を引くことでしか気づけないことって何ですか?

 

例えば、日頃自分では気付かないくらいやりたくないことを頑張っていたとすれば?

風邪を引くことで、「日頃疲れていたんだ…」と気がつくことが出来ます。

 

風邪を引くことで、症状は辛い反面「仕事や学校を休める…」と内心ホッとされる人もいると思います。

それも普段の状態では気がつかないことです。

 

病気や症状をただ苦痛な現象として捉えることも出来るが、

一つ一つの症状には必ず意味が存在している。

そう考えることで、見えてくる今までと違った景色もあるのではないでしょうか?

 

ゲド戦記

ゲド戦記

最近、整体が暇で予約がない時があったので、

ゲド戦記というスタジオジブリ映画をみました。

 

前にも一度観たのですが、

今回改めてみるととても大切なことが描かれていました。

 

 

スタジオジブリの作品は皆さんご存知の通りどれもすごく面白いですし、

普通のアニメと比べて、観る側の感性を引き出すというか、鍛えるというか…

作る側の世界だけでなく、観る人の世界が合わさって、

初めて一つの作品になるような気がします。

 

なので、何回見ても、

その時の自分によって感じ方が違うから、毎回新鮮に楽しめるのかもしれないです。

 

僕の勝手な感想なので、それはさておき。

 

ゲド戦記の中で、

主人公の宿敵の存在である「クモ」という魔女がいて、

クモは不老不死の魔法で世界を支配しようとします。

そのクモに、アレンという青年が洗脳された時のシーンで、

 

主人公ゲドが青年アレンに対してに対し、こんなことを話します。

 

 

『生きるとは死ぬこと。死を拒絶することは生を拒絶すること』

 

『我々がいつか死ぬと言うことを知っているのは、天からの最大の贈り物だ。

我々が持っている全てのものはいずれ失うべきもの』

 

 

 

もしかすると、僕たちが健康にビクビクするのも、病気になることが怖いんじゃなくて、

病気になり、苦しみ生きることが怖いというのが本音かもしれないです。

 

だけど、

生きることは、病気だけでなく苦しみも、悲しみもいろんなことがあって、

でもそれがあるから、嬉しいとか、楽しいとか、

そんなことも思うことが出来る。

 

もし、苦痛がなく、面白い、楽しい、嬉しい、しか存在しないとしたら?

絶対に面白い、楽しいと気づくことがなくなってしまいます。

だから、しんどい、苦しい、辛いことを含めて、「楽しい、嬉しい」人生なのです。

 

死ぬことがわかっているから、今を楽しく生きることが出来る。

 

私たちは日々の中で少なからず感じている嬉しいとか、楽しい、幸せと思える感情も、

その逆があるからこそなのかもしれないですね。

 

 

難が有るから、人生は楽しく豊かになる。

 

そのことを、

昔の方々は「有難う」と書きました。

困難が有ることが、ありがとう。

 

私たちは健康になるために生まれてきたのでしょうか?

 

健康になることを目的に生まれてきた人はいないと思います。

 

健康の秘訣?

健康の秘訣?

これを食べれば健康になる。

これを食べない方が健康になる。

こんな運動をしていると健康になる。

健康な人にはこんな習慣がある。

 

こんな情報は山ほどありますが、

どれも根拠はないと思います。

 

所ジョージさんが雑誌でおっしゃっていましたが、

 

 

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『田舎のおばあちゃんが長寿な理由はこんな食材を食べているからで、

それを食べれば長寿になるみたいに言うけど、それは全く意味がない。

おばあちゃんと同じように健康に長寿になりたいなら、

そのおばあちゃんの価値観とか生活とかも含めて全てを真似しなさいってことだよ。

 

それを都合よく、食べ物だけ真似したところで、

意味があるわけない。

 

おばあちゃんは、その食材を食べているから元気じゃなく、

そのおばあちゃんが、その食材を食べたから元気なんだよ。

 

ここが大切だと思うんだよね』

 

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聴く人によっては、

意味がわからないかもしれないけど、

とても的を得ているのではと僕は思います。

その通りだと思います。

 

これを実践したから健康になると言う手法的なものはなくって、

健康な人だから、何を食べていようが、何を習慣にしていようが健康だと言うことなのかもしれないです。

 

これも以前尊敬する方から教えていただいたことですが、

健康を失いたくはないといくら思って健康になろうと、

その恐怖を前提にした行動は、もっと大きな恐怖を生み出すことになります。

 

そして、

人間は地球上のどこでも生きて行くことが出来ます。

普通の動物や植物は、

寒いところでしか生きれないもの、暑いところで生きれるものなど、

地域が限定されていますが、

人間はそうではありません。

 

人間はなぜ、どの地域でも適応して生きていけるかと言うと、

それは人間はなんでも食べることが出来るからだそうです。

 

だからどんな地域でも、そこにあるものを食べて適応することが出来るのだと思います。

 

であれば、

人に食べないほうがいいもの、食べた方がいいものってあるんでしょうか?

 

よーく考えると疑問が結構出てくるものです。

 

結局のところ…

結局のところ…

結局のところ、このブログの結論はありません。笑

結論というか、

こうすれば健康になれるとか、そういう手法は存在しないということが結論かもしれません。

一人一人が健康だということがわかれば、

何をしていても、健康になるというのが真実なのかもしれないです。

いや、

むしろ、健康だから、病気になることが出来る。

そう言う表現すらしっくり来ます。

 

もし健康の秘訣などというものがあるとすれば、

毎日が楽しくて、

全ての辛いしんどい出来事をも自分の肥やしと感謝し、

意欲的に物事に取り組めて、

食べるものは美味しく、

寝起きはスッキリしている。

 

そうでないなら、あなたは少し、

本来不要な何かに囚われ、心身が本来の働きをできないでいるのかもしれないですね。

 

そこで大切なことは、

出てくる悩みや症状をあの手この手で対処することではなく、

本来不要な何かに囚われている自分自身に気付くことが大切だと思います。

病気になることでしか気が付けない価値観があるはずです。

そこに気付かせてくれる、文字通り「有難い」現象が病気だと思います。

 

 

健康とは何か?

 

その絶対的な正解があれば、それを元に僕は整体指導を行いやすいんですが、

正直な話、

これが正解だ!と言えることがはっきりとわからないでいます。

もしかしたらそんなものはないというのが正解なのかもしれませんが、結論は出ていません。

 

だけど、痛いとか苦しいことが不健康ではないと思うし、

症状がないことが健康であるとも思えません。

 

所さんのお話にもあるように、

おばあちゃんは健康で元気だから、その食材を食べて健康でいる。

であれば、

その人が健全かどうかは、その人の感性次第ということになるので、

僕ら整体始め医療者?と呼ばれる人たちの仕事は、

その感性を育てることなのかもしれないですね。

 

医療者の仕事は、

ただ病気を消すこと、症状消すこと、にはないと思います。

 

健康になるための手法はやればやるほど、大きな健康に対する不安を抱くことになるので、

やりたい方はその点を理解しつつ行うことをお勧めします。

その前に、

なぜ、健康になりたいのか?

ということをまずは考えることが大切かもしれません。

 

このお話は僕自身、まだまだ先が見えないでいる課題なので、

また何か気づきがあればお話しさせていただければと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

何かご質問があればわかる範囲でお答えしますので、ご連絡ください。