観察点3 左右差

今日の観察テーマは「左右差」です。

このブログでは今までに観察出来たポイントを不定期に紹介していきたいと思います。

なぜこのような取り組みをしようという思いに至ったかはいくつか理由があるのですが、

その一つは、

こうして皆さんに紹介するにあたり、

自分の観察がどこまで観えて、観えていないのか、記録していきたいという思いもあります。

 

 

観察は、

姿勢や仕草、その方が身につけているもの(服や靴など)を通して、

その方がどういう方で、性格的、身体的にどんな癖があるのか可能な限り読み取るものです。

 

自分がわかる範囲のことしか観えないのが観察ですが、

ブログを読んでくれている方は、

多少なり日常の参考にしてみていただいても構いませんし、

ご意見や感想などがあれば、コメントいただければと思います。

 

 

「左右差が強い状態。」

 

人の身体をよくよく見てみたり、

他人ではなく、自分の顔も鏡で良く見ると、左右差があることがわかります。

その差が少ないとそこまで気になりませんが、

そこそこの左右差があると僕のような専門家でなくともすぐわかりますね。

 

左右差というのは、細かく言えば多々ありますが、

例えば、肩の上がり下がり、身体の捩れ、左右の顔のバランスなどです。

東洋医学的には、左側の症状は吸収、右側は排毒の症状と表現したりもしますが、

僕はそうは観ていません。

 

捩れ方や左右差の特徴によって、まだ深い観察があって、

少しずつ公開していこうと思っていますが、

基本的に左右差があるというのは、

左側と右側で、進みたい方向が違っている時にその差が強く出る傾向があります。

わかりやすく言えば、左側が本音で動きたい、右側が建前で動くという感じです。

本音ではこうしたいなと気づいてはいても、色んな理由で建前的な言動行動をしている方は、この左右差が強く出てくる傾向があります。

また、正悪や正解不正解、損得勘定など、二極化した思考パターンを持っている方も多く、

物事を決断することが苦手で、優柔不断な傾向があったり、

自分の中に「これはこう」という固定化した概念がある方が多く、

頑固で、自分以外の常識を否定して受け入れられない人も多いですね。

 

一応、念を押して書きますが、

僕はこういう左右差傾向の癖を持つ人がダメだと行っているわけではないです。

また、身体に左右差があるから、それを均等に治さないといけないこともありません。

 

観察とは、

発見して正すために行うのではなく、大切なことは「自分を知る」ことにあります。

人って他人のことは良くわかるから共感したり、悪口言ったりしますが、

こと自分のことになれば意外とわからないものです。

自分を知るために他人というありがたい存在がいると言ってもいいでしょう。

自分を知ること。

それがもっとも重要なことだと思います。

 

 

 

…でね。

 

左と右というのは文化的にも色々な考えがあって、

日本では「左上右下」という文化があり、左側に目上の方になります。

右大臣より左大臣の方が位が上ということです。

ですが、この場合の左というのは反対側から見ると、右側に位置するので、

舞台などでは観客からみて右側を上手、左を下手と言います。

 

右側は正義、左に悪というのが通例なのでウルトラマンなど正義のヒーロー系

のアニメは基本的に右側に正義(舞台でいう上手)の味方であるウルトラマンがいます。

これは日本の文化というより西洋文化による部分ではないかな?と推察しています。

 

西洋では、右側をrightと書きますが、これは「正しい」という意味でもあります。

二国の首脳会談などの際は、開催国の首脳が左側、招いている首脳は右側とするのがマナーのようです。

 

このように、左右について色々なことを書きましたが、

 

左右というのは、本音と建前に乖離があればあるほど、その差は大きくなります。

ご自身の顔を鏡で見たり、

今はアプリで顔合成?できるものもあるかもしれないですね。

 

今日は以上になります!

また気になる事があれば質問頂いてもいいですし、

私の身体は、靴はどんな癖がある?など気になる事があればご相談いただければと思います。

 

 

※ここで述べるのは、私自身の個人的な観察による推察であり、科学的根拠などは一切ありません。またこのブログにより読者の皆様に万が一損益を被ることがあっても一切の責任は取りかねますので、ご了承ください。

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