こんにちは。整体庵大空の下大前です。
今日は、『もう少し自分の身体にも目を向けてみませんか?』というようなテーマで書きたいと思います。
内容もほぼタイトルそのままですが、結論、もう少し自分の身体に意識を向けてみて、ムリがかかっている部位や、なぜムリしているのか?ということについて、考える時間を大切にしませんか?というお話です。ストレートに言えば、施術を受けてみませんか?という宣伝です😛
宣伝は半分冗談ですが、内容は真面目な話です。
というのも、僕自身がとある先生の施術を受けて、自分と他者への無頓着というか、無自覚さを感じることがあり、その体験談でもあります。たまたまかもしれませんが、同じように自分自身の無自覚にムリを強いて体調を壊している方が、お客様でも最近多い印象です。
施術を通して、身体にムリがかかっていることを知ることは、シンプルに「ムリせず労わりましょう」というだけでなくって、そもそも「なんでムリしてるの?」を考えるきっかけにもなります。
ここって思っているよりも大切だなーというのを、今回痛感しました。
とある先生に身体をみていただいたところ、自分が知らない間に結構ムリをしていた(自分にムリを強いていた)ことを指摘された頂いたのですが、僕の場合は胃・腎臓という部位に過剰なムリがかかっていました。
お前、身体の専門家だろ?なんで自分の身体のこともわからないんだよ?って言われそうなんですが、自分だけでは正直難しいところはあります。まだ自覚があれば良いのですが、自覚がないところは鈍感で良くないです。こうして誰かに見てもらわないとわからないです。
なぜ良くないかというと、そもそも「なんでムリしてるの?」を考えられないからだと思っていて。
あまり参考になるかわかりませんけれど、僕の場合、ここ数ヶ月、大きく2つの人生の選択肢があって、選びたい方は決まっているが、決める恐怖から決断しきれずにいて、結果的にあれもこれも全部やって(選ぶことから逃げて)やるべきことの優先順位を決められず、日々やることに追われていました。
というか、たくさんやることで決めることから逃げてる自分を誤魔化していました。
その自分の状況を客観的にみれてなかったことが、結果的にムリの原因になっていたんじゃないかなと思います。
今は進むべき方向は決まり、やるべきことと優先順位が決まったことでかえって時間にもゆとりができてきた部分と、また次の課題に直面してる部分があります。
昔、どなたに言われたか忘れましたが、忙しいのは腹を決めていないからだ。といわれたのを思い出してまさにその通りだなと思いました。
もしかしたら、僕と同じように、進むべき道を決めきれずあれもこれも手を出したり、自分がやるべきことかどうか?よりもその場その場の損得勘定で選んで、頑張るほどに自分がしんどくなっていくという方もおられるかもしれません。
僕は、自分の損得を優先するあまり、自分の身体にもおおきな負担をかけていましたし、なによりそれ以上に日々身近にいてくださる方々の存在の有難さにも無頓着になってしまって、礼儀礼節に欠けたり何が本当に大切なのか?見失いかけていました。こちらの方がもっと深刻です。
そうしたことに気づけたのも、客観的に身体をみてもらったことがきっかけでした。
そういう意味で、僕たちがやっている施術の仕事は、大切な仕事で、私たちの人生の根底を支えてくれている「自分自身の身体」を自分で自覚することのできる機会でもあることを再認識させられました。そして、自分の身体も日々周りで僕たちを支えてくださっている方々も、「灯台下暗し」的にみえなくなってしまうこともあって、そこを再認識するきっかけにも今回の施術はなりました。
日々、皆様の身体をみていると、負担がかかっている筋肉もあれば、サボっている筋肉もあります。どこかがサボってるから、どこかに負担が集まっているのですが、僕の例で言うと、自分の進む道を決めることをサボっていたから、ムリがかかったとも言えます。
たぶん、(自覚がなくても)ムリをしている時は、なにか自分自身が頑なに手放したくない考え方のようなものがあるんじゃないかなと思っています。それが手放せないが故に自分にムリを強いているのだろうと思いますが、同時にその手放せないものの不必要性を頭で理解はしているが、なかなか手放せないというタイミングで、ムリが重なり体調を崩すことが多いと思います。
逆にいえば、それは自分の思考が変化するタイミングでもあるのかなと思っていて、そう考えると、ストレスMAX!の時はめちゃくちゃ辛いけど、その分振り返れば、あの時に大きく成長した(意識が変化した)という経験をした方が多いのは、こういう理由なのかなと思ったりもします。
結果として、ムリをして心身に不調が起こること自体が、自分の伸び代でもあり、成長とリラックスにつながるのだろうなと思います。
とかく、その身体の無自覚な身体を自覚して、自分の身体やメンタルに意識をゆっくり向ける時間はとても大切です。
それが施術で客観的に身体をみてもらう意味なのかなと、恥ずかしながら自分の仕事にも関わらず感じたことでした。(本当に自分のことって自分じゃわからない…)
自分をゆっくり振り返る時間は、「忙しく精神的に余裕がないときほど大切にしたい」ですね。
では、また。