おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『生理痛を解消する食生活の真実とは?「からだにいい食べ物より大切なこと」』というお話です。
生理痛や、PMS(生理前症候群)、
又は、不妊や更年期症状で悩んでいる方は、
婦人科症状の原因に、「栄誉の偏りなど食生活の問題がある」と聞く人は多いと思います。
「生理痛に良い!」
と言う事で、
温かいものを食べたり、
夏野菜を控えたり、
砂糖や小麦を控えたり、
カップ麺など食品添加物を控えたり。。。
色々なことを実践しても、生理痛は思った程改善しなかったり、
苦しい思いをして、
食生活を意識しているのに、
隣の友達は、甘いスイーツやインスタントラーメンを美味しそうに食べているのに、
生理痛もなく、元気にしている…。
そんな友達を横目に、
食べたいものを我慢して、辛い思いをしても、
生理痛を改善するために頑張って食べ物を意識してまた辛い思いをする。。。
あなたも、
もしかして似たような経験をしていませんか?
食生活は、
健康というテーマでは、必ず話題になる事ですが、
不思議なことに、
からだに絶対悪いとされている食べ物を食べていても、
元気そうにしている人もいます。
からだに気を使い、無農薬の野菜にこだわり、
品質、産地、製法をこだわり抜いた食生活を送っているにも関わらず、病気になる人もいます。
天然農法の野菜や、昔ながらの製法の調味料を食べて、元気になる方もいて、
農薬まみれの野菜を食べ続けても元気な人がいます。
一体、
この人たちの差はなんなのでしょうか?
食生活指導をされている先生方の多くは、
栄養素のバランスの乱れや、農薬や食品添加物の摂取が病気の原因だとして、
食のバランスを整え、からだに悪いものは避けるよう指導されることが多いと思いますが、
僕自身も、
どんなバランスで、何を食べて、何を食べないようにするかは、
とても大切なことだと思っています。
しかし、
それ以上に大切なことがあります。
ブログでどこまで伝えられるかわかりませんが、
今日はその事についてお話したいと思います。
少しでも、
あなたや、あなたの大切な方々が楽しく人生を過ごすヒントになればと思います。
ご興味ありましたらこのまま読み進めてみてください。
それではお話していきましょう。
生理痛と食生活
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生理痛と食事の関係は、
様々な情報があります。
生理痛は、生理の時期前後になると、
腹痛や腰痛などの症状とともに、
やる気が出なかったり、イライラしたりなど、
人によって様々な症状を伴います。
症状は様々ですが、
その結果、動きたくない、何も考えたくない、やる気も出ない。
という風になるのは、ほとんどの方に共通しています。
生理痛は、
日々の生活習慣から来ると思われがちですが、
からだが、
「動きたくない、何も考えたくない、やる気も出ない。」
という状態を求めてなっている場合が多いです。
それだけ、
日々の生活の中で、
しんどいことを頑張っていたり、
無理していることがあったり、
からだのエネルギーが低くなっていて、
生理をスムーズに経過させるためには、
からだは、
『動かさない、何も考ないようにして頭を休めたい、やる気も出させない。』
ようにした方が好都合な心身の時に、
生理痛という現象を引き起こしているケースもあります。
そんな時、
さらに努力して食生活を変え、
食べたいものを我慢して、食べたくないものを無理して食べるとどうなるでしょうか?
さらに心身に無理をかけることになるので、
食生活を変えても、生理痛は解消されません。
砂糖は生理痛を引き起こす元凶などと言われますが、
砂糖を頑張ってやめても生理痛が改善しないということがあるのは、
こういうケースも中にはあるからかもしれません。
世の中、
からだに悪いとされているものがありふれています。
砂糖や、カップラーメンなどのインスタント食品、ファーストフードなどは、
その代表的なものかもしれませんね。
しかし…
からだに良いとか、悪いというのは、
何を持ってしてそういうのでしょうか?
ほとんどの人が、
それに含まれる成分が、からだに良いか、悪いか?
ということを基準に話されているのではないでしょうか。
カップラーメンってからだに悪い?
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カップラーメンといえば、
健康という観点からみると、
質の悪い油、多種多様な食品添加物、
化学調味料、器となる素材から滲み出る有害物質など、
からだに良いという話はほぼ出ませんね。
僕も、
現代栄養学から始まり、東洋医学を学び、
尊敬する僧侶の方から「食養」という精進料理を学び、
整体師として食事のアドバイスをすることもあります。
なので、
患者さんからすると、
僕のことを毎日健康に気を使って、
からだに良いものばかりを食べて、
からだに悪そうなものは食べていないように思われがちです。笑
でも、
僕はポテトチップスも食べるし、
カップラーメンもたまに食べます。
以前、このようなケースがありました。
その方は長女さんで、4歳離れた妹の面倒は、
私が見なければいけないともの心ついた時から思っていたそうです。
この方のお母さんは、
昔から健康に気を使い、食生活は素材から調味料、産地までかなりのこだわりだったそうで、
毎日、そういう食事を家族に作ってくれていたそうです。
しかし、
この方のお母さんは働いていたこともあって、
毎日のご飯を作ることが、疲れてしんどい時もあったのか、
イライラしながらも、家族のためになんとかこだわった食事を用意してくれていました。
でも正直、
そんなイライラしてご飯を作っている母親に、
子供ながらとても気を使っていたそうで、
『そんなにイライラして作って、
疲れた顔でご飯を食べるなら、
そんな日くらい楽をしてカップラーメンでも良いから笑いながら食べたいな…』
と、この方はずっと思っていたそうです。
「しんどい状態で無理して作った身体に良い料理」と、
「たまには料理をサボって笑顔で食べるカップラーメン」
あなたなら、どちらが良いでしょうか?
僕は、
カップラーメンでも、身体に良い素材の料理でも、
どちらが身体にいいか?
と言えば、身体に良い素材の料理の方がもちろんいいと思います。
でも、
それ以上に、家族が笑顔で食卓を囲むことの方が倍大切だと思います。
カップラーメンを嫌う方もいますが、
災害時、避難して、
冷たい食べ物しかない日が続いた後に食べる温かいカップラーメンがどれだけ美味しいか、
想像した事がありますか?
現代では、
健康と言えば、何を食べるか?何を食べないか?
という事ばかりがフォーカスがされていますが、
本当の意味での健康とは、
そういうことではないと、僕は思います。
栄養素のバランス
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健康といえば、
三大栄養素に、ビタミンC、A、ミネラルなど身体にいいとされる栄養素を摂ることが大切と常識的には言われます。
長寿のおじいさんやおばあさんが食べているものが、
身体に良くて、その成分調べると、
ビタミン◯、ミネラルが豊富だったから、
その食事を形だけ真似たり、その栄養素だけをサプリメントで摂取しても、
なんの意味もないと僕は考えています。
もともと、
昔は、この食材にビタミンやミネラルが多いから、
それを食べるというのではなく、
そんなことを知らずに食べていたはずで、
毎日食べていられるという事は、
単純に美味しく、楽しく食べれるから、毎日も食べていても飽きなかったのでしょう。
その食べ物が、
長寿に良い!と言って食べている長寿の人が果たしているのでしょうか?
いるかもしれませんが、
少なくとも、現代栄養学がない時代には、
そんな人は一人もいなかったでしょうね。
何を食べるかよりも…
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『生理痛に良い◯◯という食材を食べているから、生理痛がなくなる。』
『健康に良い◯◯という食材を食べているから、健康になる。』
そう思っている人がほとんどだと思いますが、
僕は違うと思っています。
美味しく、幸せを感じ、感謝して食べるから元気になるのであって、
生理痛に良いものを食べたから、
健康に良いものを食べたから、
元気になれるわけではないのです。
ヨーグルトなどの発酵食品はからだに良いとされますが、
ヨーグルトで元気になる方もいれば、
下痢になる人もいます。
何を食べるかではなく、
あなた自身がどんな状態で、それを食べるか?
が一番からだに大きく影響します。
生理痛が、
甘いものを避けて、
野菜中心の食生活に変えても、
苦痛に耐えながらその食事をしていては、
結果は大きく変わってしまいます。
生理痛で悩んで、僕の整体を受けに来た方の多くは、
甘いものを我慢されています。
しかし、
からだによっては、
「甘いものを食べたほうが生理痛が良くなる」こともあり、
僕に、「チョコレートが食べたいのなら、食べてみたら?」
と言われて、生理痛が解消した方も多くいます。
問題は、なぜこの人が甘いものを過剰に欲する必要があるの?
ということであって、
ただ単に砂糖をやめれば、生理痛が解消するということではありません。
生理痛という現象も、
生理の時には、頭もからだも休めておいたほうが、
より瘀血として排毒がスムーズに行くということを示している可能性もあります。
だからこそ、
生理痛という症状を通して、
からだが無理をしないように意識に訴えかけていると考えても良いかもしれません。
本来は、
生理の時も症状なく経過できるのが、良い状態ではありますが、
生理痛そのものは決して悪いものではありません。
なぜ、生理痛を出した方が好都合な状態になっているのか?
ということを考えて行くことが、
生理痛を捉えて行くときに大切なことですね。
味覚を育てる大切さ
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カップラーメンなどのインスタント食品、
はっきりした大味のファーストフードを好む人は大勢います。
某チェーンのハンバーガーショップを見ると、
子連れの親子や、若い人はもちろん、
おじいさん、おばあさんも結構買いに来ていますね。
また、麺類や、パンで普及で、
もともとの日本人の伝統的な主食である、
お米を嫌う子供もとても増えていると聞きます。
一般の野菜よりは、天然農法の野菜。
化学調味料よりは、昔ながらの製法で作る塩や醤油。
簡単な顆粒出汁よりは、しいたけや昆布、カツオの出汁の方が、
美味しいのですが、
こういう本来の味を知らずに子供が成長したり、
大人も、
何年も本物の味を食べていないと、知らず知らずのうちに、
出汁や調味料、素材の味が忘れ、
大味のハンバーガーや、食べやすいパン、インスタント食品の味が美味しく感じているのかもしれません。
僕の奥さんは、
ほぼ毎朝、お出汁をカツオと昆布、しいたけなどから取り、
味噌汁を作り、
土鍋でご飯を炊いてくれます。
僕は、それが大好きで、飲食店以上の味なので、毎日食べていますが、
たまに遊びに来る親族や、お米があまり好きではない子供も、
僕の奥さんの作ったご飯は、
結構食べます。
聞くと、家のより美味しいんだそうです。笑
なぜ、米を嫌いになるんだろう?
と考えた時に、
美味しいお米を食べた経験がほぼないから。
なのかもしれません。
お米もそうですが、
農家さんが心を込めて、作って天然農法の野菜は、
土ごと食べても美味しいくらいに、本当に美味しいんです。
そんな味を一度知れば、
本当の意味での野菜嫌いにはならないような気がします。
インスタント食品や、ファーストフードも美味しいですが、
こんな時代だからこそ、
本当の食材の味、調味料の味を食べることで、
味覚を育成することは大切だと思います。
そして、
何より、楽しく美味しく食べることの意味を見直すべき時代ではないでしょうか?
大切なことなので繰り返しますが、
何をどうやって食べるかも大切です。
しかし、それ以上に、
どんな気分で、食事をするか?
ということはもっと大切なのです。
『美味しく、楽しく、本物の味を。』
毎日ではなくても、
そんな経験をすることも大切ではないでしょうか?
ちなみに、
大阪で本物の食材を使って、
本当に美味しい食事を食べさせてくれるお店をご紹介しますので、
ご興味ある方は訪ねてみてくださいね↓↓
馳走庵 欣 (大阪府豊中市)
まとめ
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今日は、
生理痛と食生活の関係、
そして、
食生活と健康の意味をお話をしました。
いかがだったでしょうか?
少しだけ、
あなたの中にある健康観が変化していれば嬉しく思います。
今日のお話は、
あくまで、
整体師として、
人間の身体を探求している視点からのお話です。
病気や症状を解消することより、
日々楽しく生きるには?
という悩みも、
同じ悩みです。
美味しいと感じる味覚を育て、
何を食べるかよりも、
どんな状態で食べるか?ということを日々の中で考え、
一人であっても、家族であっても、
楽しい食事をしていただきたいと思います。
わからないことがあれば、気軽にご質問くださいね。
それでは今日はこの辺で!