おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
東大阪市で鍼灸師の妻と鍼灸整体院をやっています。
昨日、Yahooのトップニュースで「スマホ斜視」についての記事がありました。
>>運転中、信号が2つに見える…スマホゲームをやめられない大学生を襲った異変 「スマホ斜視」が急増している【眼科医が解説】
そうした症状が増えているのは良いことではないですし、個人的にお伝えしたいなと思うこともありましたので、ブログを書いてみます。
スマホ斜視とは、スマホなどを見続けて内斜視(この場合は「内斜位」の状態が多い)になり左右どちらかの目が内側に寄っている状態です。

正常でも近くのもをみるときに目は寄り目になりますが、その状態で片方の眼が固まってしまい、遠くに視線を移したときにものが二重にみえるという状態が「スマホ斜視」といわれる状態だそう。
目に力が入りすぎて抜けなくなっている状態ですが、内斜位の状態にまでなっていなくても、目の力が抜けにくくなりがちな方は多いと思います。
目の力が入りがちかどうか?を簡易的にですが、確認する方法としては、追従性眼球運動のスムーズさをみる方法があります。

やり方はとても簡単で、上のような横線(身近に横線にみたてられるものであればなんでも)を左から右、右から左へとゆっくり視線を移します。
ゆっくりというのポイントで、目に力が入りやすい方はこの動きがやりにくく感じると思います。
詳しくはこちらブログで書いてます。
スマホ斜視になりやすい人の特徴
スマホを長時間みつづける以外にも、性格的にあるものごとへのこだわりが強い、ひとつのことを繰り返し続けることができる、「こうであると思うこと」以外に対する不安感が強い、対人コミュニケーションが苦手な人にもみられやすい特徴です。
集中力が高くて、そこに興味関心があれば苦にならず取り組める一方で、時にそれが執着心にもなりやすいかもしれません。
スマホ斜視になりやすいからダメ!というよりも、その特性そのものに良い悪いもなくて、その特性を自覚し、どう人生に生かそうとするかが大切にしたいですね。
スマホ以外にも近距離のもの全てだめ?気をつけるポイントは?
スマホで内斜視になるなら、本や縫い物なんかも内斜視になるの?と思いますが、スマホと比較すると眼を動かして視線を移す必要がある本などでは、視線は固まりにくいと思います。
スマホは画面が小さいことに加えて、ディスプレイが縦にスクロールしたり、動画なども、視線が1点集中状態(画面が動くから眼をほぼ動かさない)になるので、内斜視になりやすいと思います。
とはいえ、現代でスマホに触れずに過ごすことはほぼ不可能なので…気をつけるとしたら下記のようなことになります。
気をつけたいポイント

- 長時間動画や文字をみるときには、スマホよりもiPadなどのタブレットやパソコン、テレビなど、ディスプレイが大きいものを極力使う
- 寝る前は動画をみないようにする、又は動画より音声メディアを活用する
- 時間を区切って休憩を取る(時々蒸しタオルで眼温める)
- 手先を使うこと(プラモデルなどの工作、料理とか)
- ボール遊び、運動の楽しむ
二重にみえないなら問題ない?

スマホ内斜視(内斜位)は、片方の眼を隠しみると二重にはならず、両目をあけてみると二重に見える状態です。
二重に見えるのはストレスですから、諦めて片眼でみれば楽だねってなると、片眼でスマホをみることになります。
実際、スマホをみていると両眼でみるのが辛くて、片眼をつむってみたり、隠してみたりしているという方もおられます。みなさまはいかがでしょう?
眼は自覚しにくい感覚なので、無自覚で片眼でものを見ていれば「私は二重にはみえないから大丈夫」という判断になってしまいます。
「私は二重にはみえないからいいか」というと、案外そうでもなくて二重に見える人は「しんどいけど頑張って両目でみようとしている人」と言う点では、正常な眼をしている方という見方もできます。
せっかく両眼がきちんと見えているのであれば、その視覚情報を余すことなく扱えた方が、良いと思います。
実際にスマホ内斜視になればどうすれば良い?
まずは眼を酷使せず、休息を取るよう心がけるだけでも外眼筋が緩み改善することがあるのでトライしてみましょう。
それでも改善がない場合、眼科、あるいはきちんと両眼視検査を行なってもらえる眼鏡店に相談するのがおすすめです。
スマホ内斜位の改善に「プリズム眼鏡が有効」と調べるとよく出てきます。
また、プリズム眼鏡をつくる両眼視機能検査を売りにしている眼鏡店も数多くありますが、プリズムレンズならなんでも良い!なんてことはないです。
「プリズム」とは光の方向を屈折させるレンズのことで、その方向と量が大切で、間違った処方では返って悪い眼鏡が出来上がることもありえます。
肝心なことはご自身に合わせたプリズムを処方できるかどうかにかかっていて、そこは熟練の技術が必要な領域ですので、両眼視機能検査の専門家に相談されることをおすすめします。
僕が長年お世話になっている眼の先生は視覚行動研究所の野澤先生で、両眼視検査のスペシャリストです。
もしご自身の眼に不安があったり、二重にみえることがあるという方は一度相談されてみてください。
今日は以上です。
ではまた。










