整体庵大空の下大前です。
今日は、
現代生活にもはや必需品となりつつある、スマートフォンの
ほとんど知られていない身体への悪影響をまとめてみたいと思います。
スマホやタブレットは、
携帯電話としての役割から、パソコンやテレビの役割を果たし、
今では、学校生活の中で、先生がタブレットに板書すると、
授業を受けている生徒さん全員のタブレットでそれを確認できるというスタイルや、
会社でも資料のやりとりなどが紙ではなく、
データで確認し合うような会社も多く、
子供から大人まで全員がスマホやタブレットに触れているという時代になりました。
これにより、とても便利になり、紙の削減効果など様々なメリット産む一方で、
僕たちが専門とする、身体にはとても多くの弊害をもたらしています。
『スマホが原因で起こる症状って肩こりとか眼の疲れくらいじゃないの?』
と思われるかもしれません。
もちろんそれも一つですが、それ以外にももっと厄介な病を引き起こす可能性が確認されています。
今回のブログでは、、スマホやタブレットの身体への悪影響をまとめてみたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
それではお話していきましょう。
- スマホが原因の病1 側弯症
- スマホが原因の病2 起立性調節障害
- スマホが原因の病3 悪性腫瘍(癌)
- スマホが原因の病4 頭痛、めまい
- スマホが原因の病5 椎間板ヘルニア
- まとめ
スマホが原因の病1 側弯症
側弯症とは、上の写真のように、
背骨が後ろから見てS字状になる状態のことを言います。
この写真は、高齢者の方ですが、
特にスマホの影響が問題なのは、子供の側弯症なのです。
僕にも1歳前の子供がいるのですが、
子育ての時に動画を見せたり、ゲームで遊んだりするのに、
とても便利で、
ほとんどのご家族さんは、子育てにスマホを使っているのではないでしょうか?
私たちの眼は、基本的には両目を使うことで、遠近の感覚を把握しているのですが、
スマホを見るときは、どうしても片眼になってしまいます。
人には利き眼というものがあるので、
扱いやすい側の眼を、ばかりを偏って使うことになります。
片眼を使うとどうなるか?
単純に、使う側の眼が前になるように首が傾いていきます。
首が傾くと当然首から下の背骨も、それに伴って、
曲がっていくので、側弯症を作ります。
子供の背中を後ろから見て、肩の高さや首の傾きがあると要注意です。
まだ小さいうちは、回復する側弯症が多いのですが、
そのままにしておくと、上の写真ように骨そのものが変形すると、
完全に元に戻ることはありません。
子育ての中では、とっても便利な道具ですが、
注意が必要ですね。
スマホが原因の病2 起立性調節障害
起立性調節障害は、
以前はあまり知られていない病名でしたが、
今では患者数が激増し、
周知されるものとなりました。
医学的には、起立性調節障害の原因は不明ですが、
スマホやタブレットを使う時間が増え、眼の使い方が不自然になってきたことがその原因になります。
実際に、僕の整体院には起立性調節障害で悩む学生さんが来られていますが、
皆夜にスマホを減らすことでずいぶん回復が見られています、
現代では授業でもタブレットを使うので、
完全に生活の中で切り離すことはできないですが、
せめて夜の時間だけでも、扱わないようにすることが大切です。
現在起立性調節障害で悩む方は、気をつけて見てはいかがでしょうか?
スマホが原因の病3 悪性腫瘍(癌)
癌と眼??
繋がりが全くわからないと思います。
眼の専門の先生から教えていただいたのですが、
眼の縦の動きがずれてしまうと、脳腫瘍や内臓の癌を引き起こすケースがあるそうです。
自然の生活の中で眼を使っていて縦にずれることはほとんどないそうですが、
スマホやタブレットにある、「縦スクロール」という動きを、
片眼で行ってしまうと、黒眼の縦ズレが起こりやすくなります。
これは眼の検査をするとすぐに縦ズレがあるかどうかはわかるそうです。
基本的にスマホを扱う時間をできる限り減らしていくことが重要になります。
スマホが原因の病4 頭痛、めまい
眼精疲労から、頭痛や肩こり、めまいを感じる方はとても多いのではないでしょうか?
このことからもいかにスマホが、
不自然かがわかると思います。
眼はもともと、
人間含め、動物は、スマホのように近い距離で物を見るようにできていないそうです。
スマホは目との距離が40cm前後くらいだと思いますが、
僕たちの眼は、
大昔から、
外敵に襲われないように視野を広く取り、
遠くの方まで見渡せる機能が主役だったので、
40cmという近距離だけをみるようには眼はできていないということになります。
都会で生活すると、近い距離は見ても、遠い距離は、
ほとんど見ることはありません。
この遠近の偏りが非常に多くの障害を引き起こしています。
スマホが原因の病5 椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアを含め、腰痛は、眼の影響を多く受けています。
これは、実際にあった話ですが、
ヘルニアと診断を受けたメガネをかけた男性がいました。
もともと前屈をすれば床につくほど柔らかい方なのですが、
この方は、お辞儀をすることすらできなくなっていましたのですが、
メガネを外して見たところ、
一気に前屈ができるようになったのです。
にわかには信じがたい話かもしれませんが、
メガネを外したことによって、眼の動きが正常になり、
体も正常に動き出したのです。
このようなケースは、他にもたくさんあります。
眼は物を見ることだけに使っているのではなく、
体に大きな影響を及ぼしていることが、わかると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日は、スマホが原因となる5つの病をお話しました。
スマホがここまで体に悪影響があるとは、ご存知でしたか?
ここにあげた病以外にも、
スマホの電磁波の影響から、うつ病や、双極性障害などの精神疾患の原因にもなると言われています。
便利さと引き換えに、様々な悪影響のあるスマホですが、
付き合い方を、今一度考え直す必要があるかもしれません。
ぜひ、このブログを参考に、スマホの使い方を見直して見てください。
まずは、夜寝る前と、夜中のスマホをやめることから初めて見るのがオススメです。
また、わからないことがあればどんどん質問してくださいね。
それでは今日はこの辺で!