おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
10月に入り冷え込みも強まってきて、風邪症状を訴える方が一層増えてきているなという印象がありますが、みなさま、体調はいかがでしょうか?
今日はちょっとした健康情報?っぽい内容で、皆様からよくいただく質問をブログにまとめてみました。
こんな感じのブログはあまり書いたことがないので、感想などがあればまた教えていただければ幸いです。
何か日常の中でヒントがあればご活用ください。
質問①つい食べ過ぎてしまいます。どうすればいいですか?
食欲の秋。なんて言葉もあまり聞かなくなりましたが、この時期は、結構多いですね。
いろんな理由で食べ過ぎているケースもあるので、すべての食べ過ぎが身体に悪!とは言えませんが、この時期食べ過ぎる理由の一つは「冷え」が関係しています。
特に、足元の冷えに注意していただくと、過剰な食欲は軽減することがあります。
足元をレッグウォーマーなどで対策したり、就寝中に足元を冷えないようにパジャマやお布団を配慮したりもいいかもです。
湯船を溜めるのが忙しくて無理!という方は、シャンプー中だけでも足湯をするなんかも良いですね。
逆流性食道炎、ディスペプシアなど胃腸の慢性不調をお持ちの方も、足元の冷えに注意してあげるのはおすすめです。
質問②運動って身体にいいですか?
僕、毎朝大体1時間くらい(約8キロ)走るんですが、
運動は身体にいいか悪いかで言えば、悪いと思います。
でも、月並みですけど適度に(心地よい範囲)運動するのは、大切だと思いますね。
僕の場合は健康のために走っているというよりも、呼吸器の体操や汗をかくこと、なんかが目的ではあります。あとは山登りが好きなので、そのための体力維持も目的。
でも、運動していれば元気になるということはたぶんなくて、
運動が好きな人が、好きなことをしているから元気そうにみえるだけではないかなと思ってます。
それが、お花が趣味だったり、書き物や読書が好きな方はそれで良いと思いますね。
運動って基本は手段(移動とか)なので、運動を目的としてしまうとつまらなくないですか?
単なる30分ウォーキングとかは辛いけど、
買い物に行けば気づけば2時間くらい歩き回れますよね。
移動の手段だから苦にならないのだと思います。
そんな感じが大切かなと思ってます。
質問③身体が硬いのはどうにもなりませんか?
身体が硬いことがケガなどの原因になる。というのはたぶん正しくないと思います。
実際スポーツ選手でも、身体が硬い人に極端にケガが多い印象はなく、柔らかいからケガをしないということもないです。
加齢とともに身体は徐々に硬くなる傾向がありますが、年齢を重ねると身体は硬くならないとうまくバランスが保てない側面もあるのかなと思います。
身体の柔軟性と、ケガをしやすいことはあまり関係がないのでは?と思うので、
ケガ予防目的で過度に(あくまで過度)柔軟性を求めてストレッチをするのはおすすめしないです。
柔軟性よりも、身体を動かす感覚と、実際の動作のズレが少ないほどケガがしにくくなると思います。簡単ではないですけども。
このとき、身体が痛いという現象が、自分の感覚と動作のズレを埋めるためのヒントだったりもしていて、身体の痛みは、自分の身体を今よりも上手に扱うことが出来るヒントになっています。
よくアスリートの方が、安易な痛み止めを嫌う理由はここにあって、痛みだけがなくなる(軽減する)と、自分の動きを修正するヒントが得にくくなるからだと思います。
痛みが苦痛であることは事実なんですけど、
痛みの煩わしさは、いつも通りの動きをさせてもらえないところにあると思います。
そういう時ほど、普段使う筋肉は休められたり、普段使えない筋肉を扱うきっかけになるので、そういう意味では良い機会とも言えます。
質問④やっぱり、スナック菓子とかはよくないですか?
僕は気にしてません。食事をするときに健康を考えて食べることもないです。
スナック菓子に限らず、世に出ているお菓子メーカーさんのこだわりがすごいし、めちゃくちゃ美味しいです。
質問⑤整体ってどのくらいの頻度で通えばいいですか?
可能な範囲で、定期的に施術を受けて、その時の身体を客観的に知ることが良いですね。
疲れていて「疲れてるなー」と感じるのは、まだ正常なんですが、
疲れていても、疲れを感じないというのはよろしくないので、客観的にみてもらえるとそれがわかるので、やっぱり症状の有無よりも定期的にみてもらうのが良いと思います。
もしくは行きたいなというタイミングで行くのも良くて、
行きたいな、とか、整体を思い出すタイミングとか、そうしたときに整体に行くようにするいいのではないでしょうか。
そういう時は身体が、整体施術やマッサージなど外部からの刺激を求めている場合だったりもするので、その声には耳を傾けてあげてください。
その他、明らかに身体の疲労感や、メンタル的に緊張が続く場合は、出来るだけ来れるときに来ていただくのがおすすめ。
繰り返しになりますが、今の体の状況を客観的に知る意味で身体を施術してもらうというのもとてもよくて、僕も時々施術を受けに行きますが、大体が今の自分の状態を確認したくて、施術を受けに行きます。
自分の身体は自分にはわからないですね。
質問⑥痩せたいです。良い方法を教えてくれませんか?
この質問は、たぶん…直訳すると、痩せたいけどしんどいのは嫌です。楽に痩せれる方法ないですか?って意味だと思います。
僕は今体重65キロくらいですが、過去92キロほどあった時期もありました。
僕もダイエットした側の人間なんですけど、
一番苦痛が少ないのは、「正座で食事を摂ること」だと思います。
自分もこの話を昔に聞いて、やってみたのですが、正座になると食べたくても食べ過ぎれなくなりますね。
でも、食べ過ぎることで太っている自覚があるとすれば、
それをどう抑えるかよりも、なぜ食べ過ぎるのか?
食べないとストレスが溜まるから食べ過ぎるのであれば、
そのストレスはなに?どうすれば軽減できる?
と、食べ過ぎる理由を考えていくのが大切だと思います。
食べ過ぎをただ我慢するのはよほどの意志がないと難しいです。
質問⑦最近、肌に痒みがあります。原因はなんでしょうか?
どこの部位が痒いかも気になりますが、肌の痒みはメンタル的な緊張が関わることが多いです。その緊張緩和のために掻くということをしていることがあります。
僕もアトピーを持っているのですが、肌が痒くなるときは大体余計なこと(堂々巡りの悩みなど)に頭を使い過ぎて、頭がカチカチになっているときが多いですが、反対に自分がなにかに夢中になっているときは痒みを忘れています。
これはあくまで一例ですけど、痒みがある方は、どういうときに痒くなって、どういうときは痒みを忘れているか?を一度観察してみるのも良いと思います。
多くの場合で24時間ずっと痒いというより、痒みを敏感に齧るとき、痒みを忘れているとき、があると思います。その差を考えていくと、ご自身の痒みの原因が少しみえてくるのでは?と思います。
ぜひ一度考えてみてください。
ブログは以上です。
今日も良い1日をお過ごしください。
【お知らせ】
実は、僕今年から、視覚行動研究所という目の専門施設があって、そちらで目(眼鏡)の勉強を本格的にしています。
視覚行動研究所のサイト↓
来春からは眼鏡の専門学校に通う予定で、今受験生ばりに本気で目の勉強をしています。
おっさんが子供もいて、学校行くなんてバカですか?
と自分でも冷静に思うのですが、学んでみたい!という衝動があると、後先を考えずに動いてしまう性格で、学校に通っている間の向こう数年、生活をどうしようと今、そこそこ悩んでいます。
当然なんですが、整体に飽きたから目を勉強しているということではないです。
むしろ、より身体を深く探求する過程で、目を基礎から学ぶことでみえそうなものがあると思うので、勉強をすることを決めています。
未来はどうなるかわかりませんが、整体と眼鏡製作とかはやっている可能性はありますが、
整体をやめるということはないのでご安心ください。
そんな中で、
11/22(水曜日)に僕と、恩師である宮島充史先生、視覚行動研究所所長の野澤康先生の3人で『目と身体を働きを学ぶ講座』というものをさせて頂くことになりました。
目はここには書けないくらい身体と密接に連動する事例がありまして…
わかりやすいところでいうと、身体の重心位置やバランス感覚、姿勢などには大きく影響していたり、呼吸循環器、消化器系、免疫系、生殖器にまで大きく関連しています。
今回の講座内容は専門的で、基本は専門家(医療従事者、整体師さん、心身の専門家の方など)、または、一般の方でも目に深く興味のある方が対象です。
興味ある方は下記リンクからどうぞ↓