不安神経症・うつ病・双極性障害で悩み、当院に通院されている患者様からある、
よくある質問を5つ程にまとめてみました。
悩みって、どうしても自分だけがこんなことで悩んでいるのではないか?
って思いませんか?
ですが、
当院に来られる不安神経症・うつ病・双極性障害で悩む方々から、
質問されることは、
概ね似た質問がほとんどなんです。
もちろん、そこに至る理由は、
仕事や、異性関係など個人差は大きいです。
だけど、
本質的にはみんな同じような課題で悩まれています。
「自分だけがこんなことで悩んでいる」そんな風に思うことは決してありません。
みんな同じことを課題に感じ、悩んでいますからね。
当院に相談しようかどうか迷っている方は、
ぜひご覧になってください。
ご参考になれば幸いです。
質問⑴ 正直、整体で不安症やうつが解消するとは想像できないのですが、どんな施術を行うのですか?
身体と心というのは、
表裏一帯の関係です。
心が不安定な時は、必ず身体にもその兆候が現れます。
例えば、スポーツ選手がここ一番の緊張した場面で、
思うように身体が動かなくなり普段、当たり前にできているプレーができなくなってしまうのも、このためです。
人の身体には法則があります。
「心が不安定な時は、身体が不安定になる」
そして、
「身体が不安定になると、心も不安定になる」
であるとすると、
身体を安定させることで、心が安定するとも言えますよね?
(そのことを動画で紹介しているので、よろしければ下記の動画も合わせてご覧ください。)
当院の整体は、まず身体を安定させることを目的に整体を行なっていきます。
そして、大切なことがもう一つあります。
それは、
「心が不安定になる原因を考えること」です。
多くの場合、それは、常識的なことへの囚われや、
「○○しなければいけない」「他人からの評価を気にする」という偏った思考から、
心の不安定は生まれます。
この部分を、
個人個人とカウンセリングを測りながら、同時に整体を進めていきます。
整体で身体を安定させつつ、
カウンセリングで心の不安から解放していく。
このことによって、
不安神経症や、うつ病、躁鬱病などの精神的な病状は回復が見られ、
精神薬を断薬したいと思う方にも有効に働きます。
ですが、
一つだけ課題もあります。
それは、
患者様ご自身の、「自分を変えたい」という意志が必要なことです。
それがないと、自分と向き合っていく事は、
自分の見たくない部分を見つめていくことでもあるので、
当院で治療を進めていく上で、大きなストレスを伴います。
中には、このストレスに耐えられず、
又薬漬け生活に一旦戻ってしまう人も少数ですがおられます。
このストレスを乗り越えて、本来の自分に気付くには、
患者様ご自身の「意志」が何より重要なのです。
その意志さえ折れることがなければ、
当院の整体施術とカウンセリングで、不安神経症や、うつ病、躁鬱病などの精神的な病状は回復していきます。
もう薬に頼りたくない、自分を変えたいという想いがおありでしたら、
私に一度ご相談いただければと思います。
質問⑵ 抗不安薬や精神安定剤には頼りたくないのですが…どうすればいいですか?
抗不安薬、精神安定剤、睡眠導入剤には、
不安症やうつ病という病気を改善する効果はないという事は今となっては有名は話です。
これらの薬物は、症状を改善する効果もほとんどなく、
「症状をぼやかす」ことが目的です。
ですので、
一時的に気分が落ち着いたりする事はありますが、
それだけで根本的な解決に至ることはありません。
精神科医の先生も、
良心のある先生ほど、薬に頼らず、認知行動療法や、自律神経調律など、
様々な手法を取られます。
それは、薬に精神病を解消する効果はないことを知っているからこそです。
減薬、断薬を考えている方は、
まず主治医の先生に、その意志を伝えて、適切な減薬方法を相談して見てください。
そして、薬を手放すと、ほぼ全ての方に「離脱症状」が現れます。
離脱症状を和らげるための、
食事法や、東洋医学的なアドバイスは当院で指導しておりますので、
並行して行なっていくことが大切です。
強い離脱症状に心が折れてしまい、
又薬に頼ってしまうことのないよう、できるだけ離脱症状は抑えてあげる必要があります。
詳細は、個別にご相談ください。
質問⑶ 症状には意味があるということを聞いたことがあります。精神疾患にはどのような意味があるのでしょうか?
個人個人で差異が大きく、ネット上で書けることは限られていて、
大切なことは個別でお話することになりますが…
強いていうなら、
「自分を知る」ためのツールになる現象。
それが精神疾患という現象です。
当事者自身はもちろんですが、
その方の周囲の人にとってもそうです。
自分を見つめ、自分を知るということに、精神疾患の意味は隠されていると思います。
不安神経症やうつで悩む方は、
どこか、自分の嫌な部分(コンプレックス)を抱えいる方が多いです。
治療の初期の段階では、
その部分を直視することになるので、治療そのものが辛く感じることもあります。
ですが、
自分の嫌な部分も含めて、自分なんだということに気付き始めると、
精神病は精神病では無くなります。
他人や理想と比較することはほとんどの方があるし、そおれで悩むと思います。
でも、
一人一人が異なるから、世は成り立っていること私たちは理解しなければいけません。
「一つは全てであり、全ては一つ」なのです。
そのことが腑に落ち始め、体感することが、精神疾患という現象の意味ではないでしょうか?
質問⑷ 突然息苦しくなったり、動悸がします。こういう症状も治るのでしょうか?
内科で精密検査を受けても、呼吸機能や、心臓にはなんの異常もないと言われた方がほとんどだと思います。
呼吸をしようとしないと息が吸えないというのは、
精神疾患で悩む方には多い現象ですが、
これらの症状は、ただ単に表面にある症状だけを消そうとしても消えません。
むしろ、症状だけを無くそうとすると、
さらに強い息苦しさや、動悸に襲われることが多いです。
動悸や、息苦しをどう解消するか?ではなく、
なぜ、この症状が出るのか?ということを考える必要があります。
ここも個人差が多く、書けることは限られますが、
「動悸や呼吸の息苦しさとは、=生き苦しさ」です。
あなたの心が感じている「生きることの苦しさ」は一体どこにあるのか?
これを考えていくことが、ヒントになります。
例えば、
やりたいことより、やらなければいけないことを優先している。
本来自由なのに、両親に言われた通りに生きることへの呪縛がある。
比べる必要もないのに、人や理想の自分と比較して辛くなる。
自分らしい生き方でいいのに、社会常識に順応して生きなければいけないと思い込んでいる。
本当は自分を大切にしたいのに、自己を犠牲にして、他人に尽くしている。
自分で自分の価値を認められないから、他人を通して自分の価値を感じたいと思っている。
あなたの意識の前提にある、疑いようもない常識こそが、
息苦しさや動悸を引き起こしています。
むしろ、
身体は、動悸や息苦しさを通して、
あなたにその常識を疑うよう、働きかけているとも言えるかもしれません。
当院では、
カウンセリングを通して、このようなお話を個人個人の課題に応じて行なっています。
ご自身の課題と向き合っていきたいなと思う方は一度ご相談ください。
質問⑸ 日常生活では、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか?
世間一般では、
規則正しい食生活や、十分な睡眠が大切ということが言われます。
確かに、そういう意識で、不安症が解消する方がいないわけではないので、
一理あります。
ですが、
僕は基本的に日常生活で、不安症を解消するために特別なことはしなくていいと考えています。
もし、不規則な生活が不安症や鬱の原因だとすれば、
なぜ、規則正しい人が不安症になるケースがあるのでしょうか?
なぜ、夜勤が続く仕事をしている人が全員不安症にならないのはなぜでしょうか?
もし、食生活がバランスよく摂ることが大切だというのであれば、
徹底的に管理したバランスの食事をしても、治らない人がいて、
コンビニ弁当屋スナック菓子を食べ続けても、不安症にならない人がいるのはなぜでしょうか?
絶対に、こうした方が精神的にいいということは、あり得ないというのが唯一の正解なんです。
あえて一つあげるとすれば、
あなたが、本当に心からやりたいことを見つけることです。
自然と情熱が湧いてくることや、寝食を忘れるほど熱中できることが何なのか?
それを見つけることはヒントになります。
だけど、今熱中できることがないと思う人も、その状態が決して悪い状態ではないので、
安心してください。
そういう人は、幸せの真っ只中にいることを、忘れているだけかもしれませんね。
今自分がどんな状況にあるのか?
これは自分で自覚することは非常に難しいです。
他人や環境を通してしか、自分の状況を確認することができないかもしれません。
日常で、何かしようとする必要は僕はないと思っています。
今、あなたにかけているものなど何一つないのですから。
その他にも、
「私の場合はどんなのかな?」
「病院に行くのとどっちがいいんだろう?」
と思う方は、ぜひ個別でご連絡いただければと思います。
上でお話した内容は、
浅い部分のお話ですので、個別に悩み等をお話いただけましたら、
より的確なことをお話できます。
あなたからのご連絡お待ちしております。