おはようございます!
整体庵大空です。
今日は、
『双極性障害、うつ病、自律神経失調症などの精神疾患がなぜ整体で良くなるのか?』という話をお伝えしたいと思います。
うつ病や、双極性障害、自律神経失調症、慢性疲労症候群など、
精神疾患と言われるような病を、
整体庵大空では整体を含め、色々な方法で治療しています。
初めて来られた患者さんには、
必ずと言っていいほど、
「どうやって、整体で精神病を治すのですか?」
と聞かれます。
なので、
今日は、実際に整体庵大空ではどんな治療やお話をしているのか、
大まかに説明したいと思います。
もちろん、細かい部分に関してはかなり個人差がありますが、
多くの患者さんが悩まれていることや、
基本的な考え方は記事にすることができますので、
お話したいと思います。
最後に、精神疾患の治療に対するお話を、
動画にもまとめてみましたので、見やすい方で見てみてください。
それではお話していきましょう。
- 精神疾患で精神科に行っても治らないケース
- なぜ精神疾患は薬では治らないのか
- 精神疾患を治す整体って?
- 精神疾患を治すのに一番大切なこと
- まとめ
精神疾患で精神科に行っても治らないケース
先日、ある患者さんが整体庵大空を訪ねて来られました。
聞くと、
数年前から頭痛、めまい、吐き気、感情の浮き沈み、動悸など色々な症状に悩まされ、
いくつかの病院を検査で渡り歩いてみたけど、なんの異常もなく、
最終的には、
心療内科で「双極性障害」(躁鬱病)という診断を受けたそうです。
薬を全部で1日朝晩2回計9種類を服用していると言われていました。
通院し始めは、
1種類の薬でしたが、症状の改善がないことを医師に伝えると、
少しずつ増えていきました。
診察は数週間に1度、5分程度で、症状を聞いて薬を処方する繰り返し、
医師に「本当にこの薬で効くのか?」と訪ねても、
双極性障害は治らないが、気分の浮き沈みの幅は狭くなる。
と言われ、
1年程薬を飲み続けておられますが、
病気にはなんの変化もなく、僕のところに相談に来られたという経緯でした。
このような話は、
精神科に通院していると、普通のケースですが、
双極性障害という病名をつけて薬を処方しているだけであり、
この医師に、本気でこの患者さんを治す意志はあったのか、
僕には伝わりませんでした。
もちろん全ての精神科医が悪いという訳ではありません。
少数ですが、僕も素晴らしいなと思う先生はおられますので、
中には信頼できる方もいるはずです。
しかし、残念ながら、
僕の整体庵に来られる患者さんが通院していた精神科や心療内科の多くは、
ただ精神薬を処方するだけの医院がほとんどで、
通院するにつれて、処方される薬だけが増えていき、
肝心の辛さは改善はされていないというのが圧倒的に多いケースです。
なぜ精神疾患は薬では治らないのか
うつ病、双極性障害など精神疾患と呼ばれる現象は、
薬では改善することはありません。
このことは、精神科医の先生もはっきりと断言しておられます。
では、なぜ、薬を処方するのか?
それは、
精神薬には「症状をぼやかす」と言う作用はあるからなんですが、
これがむしろやっかいな結果に導きます。
精神薬、睡眠薬などは、
化学式の構造的に、「麻薬」系統の化学式と似ています。
つまり、みなさんご存知のように、
これらの薬には大麻と同様、
気分の高揚感とともに、
強い常習性があり、
服用を初めて、
薬に頼って気分の浮き沈みをコントロールしているうちに、
だんだんその薬がないと不安で仕方なくなり、
薬を手放すことが難しくなります。
さらに、1種類では効き目が薄くなり2種類、3種類と薬の量が増えていきます。
精神薬の怖さはここにあるのです。
さらに、それがあなたの精神疾患を治すことはないとなれば、
一体、何のために薬を飲んでいるのでしょうか。
こう言うことを知って薬を扱う精神科医なら、
薬に頼ることはせず、
処方するにしても、症状が改善しないからと安易に薬の種類を増やすことはしないはずです。
精神疾患は病気ではない
では、精神疾患とは一体なんなのか?
精神疾患と呼ばれる現象の正体は、
あなた自身の生き方、考え方、縛られた常識、価値観にあります。
生き方を、薬で変化させることは絶対に出来ません。
精神疾患は病気ではなく、
生き方、考え方、常識、価値観から生まれる現象です。
社会常識、当たり前のようにある「こう生きるべき」と言う生き方、
そんな価値観に縛られていることへの、
あなたの心からくる反発の声が、
精神疾患と言われる現象です。
だから、精神疾患は病気ではないと、僕は考えています。
他人が決めた常識や価値観に囚われて生きていることに気付かなければ、
あなたは本当の意味で、精神疾患を解消できたと言う状態にはなりません。
まずはそのことを、理解して腑に落とすことが、
治療の第一歩になります。
精神疾患を治す整体って?
では、整体庵大空で行なっている精神疾患の施術方法をお話しましょう。
施術と言っても、施術だけで改善している訳ではありません。
大きく、
「1整体」、「2カウンセリング」、「3食生活指導」
この3つから成り立っています。
それぞれ、
どのような目的と効果があるのか、解説して行きますね。
治療1 整体ー身体の変化は心の変化
まずは、整体です。
うつ病や双極性障害と言われる方の身体には、
ある特定の偏り疲労(歪みのようなもの)があり、
重心が安定しておらず、
患者さんを立ってもらって、前後や横方向から押すと、
軸がブレて、フラフラしてるような状態が多いです。
ここで大切なことは、
身体と心で「1つの肉体」を作る。
ということです。
軸がブレて、フラフラしている身体では、
心も同じようにフラフラしていて、
自分以外の周りの人、人間関係、環境に左右される身体であると言うことが言えます。
反対に、
身体が整って、軸が安定し、フラつかない身体では、
心も同様に、周囲の人間関係や環境に左右されない安定した心になります。
身体と心で一つの肉体なので、
身体が変化すれば、心が変化し、
心が変化すれば、身体は変化するということが言えます。
整体施術を行い、
偏り疲労が解消されると、
身体は安定し、軸が出来て、ふらつきがなくなります。
と言うことは、
心も同様の安定した変化があると言うことです。
これが、整体を行う意味になります。
これらを、
下の動画でご紹介しているので、合わせて見てみてください。
(動画では、整体ではなく、「ココロのボード」という、
身体の重心軸を整える特殊なボードで、身体を整えています。)
治療2 カウンセリング 価値観の変化
2つ目は、「カウンセリング」です。
カウンセリングの目的は、
「囚われた常識、価値観を壊し、創造すること」にあります。
囚われた常識というのは、
私たちが受けてきた育児、教育をはじめとして、
人生経験を通して出来上がってくるものです。
突然ですが…
野生動物に、精神疾患は存在しないことをご存知ですか?
しかし、人間と、人が飼うペットには、
精神疾患は存在しています。
本来は、人間も、ペットの犬や猫も、野生動物も、
同じ動物ですよね?
では、なぜ人間とそのペットにだけ、
精神疾患は起こるのでしょうか?
それは、
人間が作った、社会の常識や環境、価値観に対する、
身体の本能的な反発から起こるのではないか?
と、僕は考えています。
常識や価値観は、
縛られるものではありません。
いつの時代も、常識や価値観は変わり続け、
その時代を生きる一人一人が創造するものです。
あなたは、
自分の中の価値観で生きていますか?
それとも、
自分以外の他人や社会の価値観で生きていますか?
これが、精神疾患を生み出最大のポイントになる部分です。
僕は、
あなたには、あなたの価値観を大切に生きて欲しい。と思っています。
人、環境、社会、誰かが決めた常識、他人の価値観、他人の評価、他人の目線、そんなものは何一つどうでもいいことなのです。
どうでもいいことに囚われ、生きている。
あなたはいかがでしょうか?
目に見えるものより、目に見えないものを大切に生きる時代がきたのではないでしょうか?
治療3 食生活指導 食は人を作る
食は人を作ります。
漢字は「人を良くする」と書きますが、
実際に、食べたもので人の全ては作られています。
あなたの、筋肉や骨、皮膚はもちろんですが、
あなたの思考や常識を考える、脳、神経、内臓、など、
あなたの全ては、あなたが今まで食してきた物で出来ています。
「食が思考に影響する?」
そんなことは信じ難いかもしれません。
しかし、イライラしたり、攻撃的な人は、
油を好み、甘いものが好きな傾向があります。
不安で怖がりな人は、タンパク質が好きで、
それを溶かす野菜やきのこ類をあまり取らない傾向があります。
東洋医学では、このように何を食べるかによって、
その人の性格、思考パターン、価値観を決めると考えられていて、
これが面白いように当たるんですね。
また、食品添加物などの科学的な薬品も、
現代人の身体に与える影響は計り知れません。
食べ物が変わるということは、
その人が、変わるということを意味します。
食を含めた生活習慣を変化することは精神疾患の解消にはとても重要ですね。
精神疾患を治すのに一番大切なこと
整体、カウンセリング、食生活指導、
それぞれ、どのようなことを行うのか大まかにですが、ご紹介しました。
もちろん個人により指導内容はかなり違います。
しかし、何となく整体で精神疾患を治療方法はイメージできたのではないでしょうか?
下の方に動画でも同じようなお話をしていますので、
よろしければご覧ください。
治療を受けることを迷う方は、
お電話で遠慮なくご相談くださいね。
最後に、
精神疾患を改善する上で、
もっとも大切なことをお伝えします。
整体で精神疾患を治すということは、
薬で風邪を治すような、行為ではありません。
僕が行う整体指導やカウンセリング、食生活指導は、
あくまでも、
あなた自身が、自分の生きてきた価値観や常識を180度変えるためのきっかけに過ぎず、
厳しいようですが、
整体によって、自分を変えてもらおうというような他力本願な姿勢では、
結局のところ何も変化しません。
変わるのは、あなた自身であり、
あなた自身が本気で変わろうと取り組まない限り整体であっても、薬であっても、どんな手段であろうと、
それはほぼ意味はないのです。
「自分自身が本気で変わろうとする心」
それこそが、精神疾患を解消する上でもっとも大切であることを忘れないでください。
その心があれば、心配せずとも、
整体を受けることで必ず変化してくるはずです。
人というのは、
変化を嫌います。
自分を変えることは、並大抵のことではありませんが、
それははじめだけです。
一つ変化し、その変化に楽しさを感じ始めれば、
あとは自然と変化していきます。
もし、あなたが、本気で何かを変えて生きたいのであれば、
一度整体庵大空に相談してみてください。
まとめ
これまでの内容を動画でも解説していますので、
よろしければ合わせてご覧ください。
いかがでしたか?
今日は、双極性障害、うつ病、自律神経失調症などの精神疾患を、
整体でどんな治療をするのか、その詳細をお伝えしました。
整体指導、カウンセリング、食生活指導の3つの指導と、
何より、あなた自身が本気で変わろうとする心が大切であることをお話しました。
それでも、
やはりわかりにくいな…
自分の場合は大丈夫なのかな…
と不安になる方もいると思いますので、
ぜひ、ご興味ある方は、「問い合わせフォーム」からご相談ください。
日々自分が生きる世界、目の前に起こる現象に疑問を持ち、
自分の知らない世界を知ることが、「成長」です。
あなたが知っていたり、想像できたりする世界で、努力しても、
あなたが知っている変化しか起きません。
この記事が、
一人一人の生きる世界に疑問を投げかけることができていれば幸いです。
それでは今日はこの辺で!