おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『産後育児の慢性疲労、産後うつ病の改善に大切な7つのこと』
という話をお伝えしたいと思います。
出産し、待望の子供を授かった喜びと同時に、
それと同じくらい大きな不安と重圧があると思います。
育児を初めて、
おっぱいはしっかり出ているだろうか?
ミルクをなかなか飲んでくれない…
寝かすと起きるので夜通し抱っこしていないといけない…
しっかり育っているのか不安…
熱を出してどうすればいいのかわからない…
離乳食って何をどうすればいいの?
全然離乳食を食べてくれない…
一つの悩みが過ぎても、
またやってくる悩みの連続に、
肉体的にはもちろん、精神的に大きく負担がかかり、
身体の痛み、産後うつ病などを引き起こすケースは少なくありません。
僕自身は、
一児の親ではありますが、整体師として活動している身体の専門家で、
育児の専門家ではありません。
しかし、
身体の専門家だからこそ、
現代で当たり前のように言われている育児の常識に囚われず、
我が家では楽しみながら育児をすることができています。
何より、現代の育児の常識は、
身体の面から考えて、
非常に違和感のあることだらけだと感じています。
今日は、科学的な育児のお話ではなく、
僕個人が考える育児の考え方をお話します。
読み進めることで、
育児に悩むあなたの心も少し軽くなるのではないでしょうか。
ご興味ありましたら読み進めてみてください。
(少し長い記事ですが、約10分程で読めます)
それではお話していきましょう。
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1.「子育て」ではなく、「子育ち」?
ある保育士さんから聞いたお話で、
「母親失格」「父親失格」そんな言葉は存在していないのだそうです。
それは、
親は子供に育てられるから。
親が子供を育てている。
なんの違和感もない当たり前の言葉ですが、
実はこれ、反対なんだそうで、
子供が親を育てている。という方が正確です。
だから、親に失格という概念なんてないんです。
そして、
子供は、親の背中、周りの人たちを見て、学びます。
あなたは、
子供におっぱいの吸い方を教えたことはありますか?
ウンチの出し方を教えたことはありますか?
呼吸の仕方を教えたことはありますか?
日本語を教えたこともないのに、勝手に日本語を話し出しますよね?
親が教えないと子供は何もできないように感じるかもしれませんが、
子供は何も教えられなくとも、全て学び、実践できるようになります。
「子育て」
という言葉は、大人の目線で考えた言葉で、
親が子供を育てるという常識からみた言葉です。
でも、本当は、
子供は、自分でみて、自分なりに工夫し、成長できるように、
完璧なプログラムを組まれています。
親があれこれと、教え込む必要はないのです。
強いていうならば、
両親は、「子供にこう育ってほしい」という想いを、
子供に言葉で伝えるよりも、
両親自身が見本となることが大切なのではないでしょうか?
その背中をみて、子供はしっかり成長しますので、
しっかり子育てしなければ…と焦って何かする必要はないんですね。
2.子供には全てが揃っている
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動物の赤ちゃんは、
多くの種類で、産まれて数時間で、一人で歩いて移動することができます。
しかし、
人間の赤ちゃんは、
一人で呼吸することは出来ても、
一人で移動することや、ご飯を食べることも出来ない状態で産まれてきます。
人の力を借りなければ成長することが出来ないのが人間
という動物の特徴だということを表しているようですね。
赤ちゃんが成長するのに、
もっとも必要なことがあります。
なんだかわかりますか?
…
それは、
「人の注意を引くこと」です。
お腹が空くと、
泣いてお母さんの注意を引く事が出来るからおっぱいを飲めます。
オムツが気持ち悪くても、眠くても、寂しくても、
泣いて注意を引く事で、それを満たします。
赤ちゃんが一番欲しているのは、
両親からの「注意」だと僕は感じています。
そして、全てのお母さん、お父さんは、
我が子を想う気持ちがありますよね?
その気持ちがあれば、心配して色々頑張らなくても、
赤ちゃんは十分満たされています。
何事にも、ちょうどいい塩梅があります。
我が子を想う気持ち以上に、
両親が焦って色々な子育て情報を調べたり、
他の子と比較したりすることは、少し過剰なのかもしれません、
あなたが持っている、「我が子を想う心」
それさえあれば、お子さんはしっかり育っていくはずです。
なので、
もう少し肩の力を楽に、日々の育児を行ってみてはどうでしょうか?
3.平均値というまやかし
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現代子育ての中で、
赤ちゃんの体重をはじめ、
平均や、正常範囲など様々な基準が多くあります。
どうしてもこれを基準に食事量なんかを考えがちですし、
病院でもそう指導される事が当然のように行われています。
しかし、
僕個人の見解としては、
どれだけおっぱいを飲む量が少なくとも、
離乳食を食べる時期が遅くても、
赤ちゃんの体重が少しずつでも増えているのであれば、
問題ないと、我が家では考えています。
なので、母子手帳にあるような成長曲線や、
発育発達のステップなどはほとんど意識していません。
実際、僕たち家族の母子手帳は、妊娠中からほとんど見てもないので新品同様に綺麗な状態です。
育児で大切なことは、以下の2つだと僕は考えています。
- 少しずつ体重が増えている(成長曲線に沿うかどうかは気にしない)
- 赤ちゃんの動きを妨げない
特に、2つ目は発育発達上重要で、
生後2日くらいからうつ伏せにしたり、赤ちゃんがやろうとすることを出来る限り止めないようにしています。
赤ちゃんが動きたいのにずっと抱っこしていたり、
うつ伏せを怖がってさせなかったり、
もっと言えば危ないことをさせない、
こける前にその動きをやめさせてしまうなどは、
子供が発育していくプログラムを大人の都合で邪魔をしてしまうことになってしまいます。
出来る限り、本人の好きなようにやらせてあげて、
必要以上に親が手を出さないようにしてあげることも、
我が家では大切にしていますし、
こけて怪我をする事も大切な事だと考えています。
そう考えると、親が何かをする必要ってやっぱりないんじゃないかと思います。
子供のやる事を止めず、そっと見守ってあげる事が大切ではないでしょうか?
4.予防摂取ワクチンについて
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母子手帳に記載のある通り、
基本的に摂取するワクチンがあります。
ワクチンに関しては、摂取するリスクと、効果を考えると、
ほとんど打つメリットがないことはもはや常識になりつつありますが、
僕自身は医師でもないですし、ワクチンの専門家でもありませんので、
患者さんにワクチンに関して指導する事はありません。
もし、ワクチン摂取について疑問をお持ちの方は、
内海聡医師等の書籍やSNSなどを参考にされてみてはいかがでしょうか。
内海医師は、
様々な書籍などの中で、ワクチンに関して、
「ワクチンについて最も重要な理解は、ワクチンが危険だから避けるのではなく、ワクチンが効かないということ」
と説明されています。
そして、
「義務のように説明されるワクチン摂取も、どれひとつとして、
摂取義務ではなく、むしろ、ワクチン摂取を強制する事は、
医師であっても、保育園であっても憲法違反である」とも言われています。
また、
元国立公衆衛生研究所の母里啓子医師は、
インフルエンザワクチンに全く効果がないどころか、
返って副作用だけがあり摂取してはいけないと断言しています。
インフルエンザワクチンに、効果がない事を証明した有名な群馬県前橋市医師会の研究も有名です。
これも内海先生がフェイスブック内で書かれていますので、
ご興味あればお読みください。
重要な事は、
少数ですが、ワクチン摂取に効果は全くなく、
危険なリスクだけがあると断言する医師がいる事です。
世論の多数を締める意見に流されがちですが、
実際には様々な人の利権が絡み合うのが「ワクチンビジネス」なのです。
情報を集める事より判断する感性が求められる
ネット時代により、
すぐに世界中に情報を調べられる時代になりました。
しかし、情報というのは、常に、
その情報を発信する事で誰にどのような利益になるのか?
を想像する事が重要です。
明らかな情報過多な現代においては、
情報を集める事は重要ではあります。
しかし、もっと大切なことは、
その情報を正しく判断できる「感性」です。
テレビや、大多数の意見に人間は流されやすいの注意深く情報を分析する必要がありますね。
5.子供が病気になる理由
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子供さんが熱を出したりすると、やはり慌てると思います。
もし、
子供の体調が悪くなった時に参考になるかと思いますので、
あくまで参考までに、我が家での病気に対する考え方、
病院に連れていくか行かないかの判断している基準なども合わせてご紹介します。
一番多い「風邪」を例にお話しましょう。
まず’、風邪とは何かを理解している人が少ないので、簡単にご説明します。
風邪で発熱したり、嘔吐、下痢、震えなどはすべて、
身体の治癒力からくる正常な反応で、風邪そのものは異常ではありません。
身体に不要な食べ物や細菌が入ると、
それに対抗するために発熱や嘔吐などを起こします。
我が家では、
「ちゃんと風邪を引ける身体に生まれて良かったね」
という考えがまずは前提にあり、
風邪を引かない子供の方がむしろ、
僕は不安になります。
なので、子供が風邪を引いたり、熱を出しても小児科に行くことはまずありません。
今現在もうすぐ、10ヶ月ですが、
予防接種もしていないので、病院に行ったことはほぼありません。
唯一、我が家で注意をしている事があるとすれば、
「脱水」です。
下痢や嘔吐で脱水状態になると、
これはあまりよろしくありません。
赤ちゃんが脱水しているかどうかを判断するのは、結構簡単で、
「おしっこ」の量、色を見ます。
おしっこの量が普段より極端に減っていたり、
おしっこの色が濃い時は、
脱水傾向にありますので、
早急に水分を摂らせてあげるか、
それでも水分摂取が難しいようなら、病院で点滴をしてもらう事がいいでしょう。
我が家では、
体調を崩しても、脱水していなければ大丈夫だと判断してます。
また、
子供の体温は、僕たちが思うより高くて、37℃〜38℃は大人でいう平熱です。
保育園で、
37℃台でも「子供が熱を出した」と自宅に返す保育園がありますが、
僕はこの基準に大きな疑問を持っています。
大切なことは、
病気や症状というのは、
それ自体が悪いわけではなく、
病気や症状とは、身体の正常な反応であることをまずは知ることです。
6.食物アレルギーについて
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離乳食を食べ出す時期は、
結構個人差がありますし、
何が好みかも個人差が大きいので、
初めは色々な食材を試してみて、よく食べる物が、
その子にとって必要な食べ物と考えてみてください。
また、栄養バランスを考えた方がいいという離乳食本を見かけますが、
これも僕は必要のない考えだと思います。
現代で言うところの食事のバランスは、
1食のバランスを言いますが、
一生を通してバランスを考えて見てはいかがでしょうか?
僕が普段指導する東洋医学的食事法の「食養」の世界では、
一生の中でバランスをとれればいいと考えられています。
なので、大人も含めて好き嫌いはOKと考えています。
例えば、
小、中、高校の成長期には、
味が濃くて、お肉などのタンパク質ばかり食べていても、
その先高齢になるまで、その食生活を続けている人はいませんよね?
あなたにも、
子供の時に食べられなかった食べ物が、
大人になって好きになってきたと言うような経験はあると思います。
私たちの身体は、
その年代、その時期、季節、体調に応じて味覚を変えることで、
食事のバランスを自動的に調整する事ができます。
離乳食を考える時も、
バランスはそこまで気にしなくても大丈夫で、
お子さんが大好きで、パクパク食べるものがあれば、
そればかり食べていても気にしなくて大丈夫です。
離乳食を食べる時期も、
かなり個人差があります。
食べ出すのが多少遅くても、
そのまま食べ物を食べずに大人になる人は、一人もいませんよね?
なので、同じ月齢でも、食べだしが早い遅いはあって全然いいと思います。
その子の生きるペースを大切にしてみてあげてください。
食物アレルギー
僕の子供も、
それほど酷くはありませんが、
小麦にアレルギーがあります。
パンなどを食べすぎると、
背中やお腹に湿疹が出ます。
しかし、病気が身体の治癒力と言うお話をした通り、
アレルギー症状も身体に不必要な食べ物を拒絶する反応であり、
皮膚に症状が出るのは、身体に不要物やストレスを体外へ出す排毒現象です。
我が家では、
できるだけ小麦製品は食べさせていませんが、
そもそも、「小麦」と言う食べ物は日本人にとって、
それほど馴染みがある食べ物ではないのです。
今現在、食卓に並んでいる小麦製品は、
そのほとんどが輸入小麦で(日本の小麦生産は13%)、
9割近くが輸入です。
国産小麦は、ほとんどないのは、
日本の風土に小麦が合わないからなんですね。
もともと小麦は、比較的温暖で、乾燥する土地で育つ穀物で、
アメリカやオーストラリアなどでは伝統的に栽培されています。
それを現代ではさらに品種改良という、
遺伝子操作で、栽培しやすく、大量収穫できるように、
人工的に操作した小麦が現在ほとんどです。
ヨーロッパでは、小麦に含まれる「グルテン」というタンパク質が、
アレルギーや、潰瘍性大腸炎、喘息、慢性疲労などの原因になると考えられて、
国により様々な規制を行なっているほどです。
日本人が小麦を食べれないのはむしろ正常
こう考えると、
私たち日本人が小麦を食べられない事、
そして遺伝子操作された小麦に対して、アレルギーで拒絶することは、
異常ではなく、正常な反応だと推測できます。
小麦は日本人にとって食べる必要のない食物だとも言えるかもしれません。
小麦を食べられないからと言って、
我が子をかわいそうと思う必要もなく、
他の子は食べられるのにと、他人と比較することでもありませんね。
小麦を使わずとも、
美味しい食事はいくらでも考えられます。
個人差を個人差として受け入れる心こそ、
食物アレルギーには大切ではないでしょうか。
7.お母さん、子供さんの寝顔が可愛いですか?
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お子さんにとって、
一番重要なことは、お母さんが我が子を可愛いと心から思うことです。
寝顔を見て、
可愛いなあと、自然と微笑んでしまう事がありますか?
それがあれば僕は十分だと思います。
日々の忙しさに追われて、可愛いと思えない瞬間もあるかもしれません。
寝顔をみて可愛いと思えない瞬間もあるかもしれません。
そう思うときは、
世の中の育児の常識や、情報に囚われて、
「こうしないといけない」という考えが先にきてしまっているのかもしれません。
そんなときは、
誰かに相談するのがいいですが、
まずは、世の中の育児の常識を疑ってみてください。
実はそのほとんどが、不必要な考えです。
あなたが、力を入れて育児をしなくても、
子供はすくすく育っていきます。
楽しんで育児をしても、
サボっても育児しても、
肩肘張って頑張って育児をしても、
どうしてもいい感じに成長はしていきます。
だから安心して、サボってください。楽しい育児を選んでいいんです。
まとめ
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いかがでしたか?
今日は、産後育児による慢性疲労、産後うつ病などに悩む方々へ、
僕個人の考えと、我が家の子育てを少しだけお話をさせていただきました。
何か、
今までこうしないといけないと考えていた育児が、
「こだわらなくていいのかもしれない…」
と感じていただければ幸いです。
僕は、子供の方が賢くて、
僕の方が囚われがある分バカだと思っています。
子供の方、動物として、本能で生きることを知っています。
現代では、
大人の僕たちが子供から教えてもらう事が多いのではないでしょうか。
もしこの記事がいいなと思ったときは、
ぜひ色々な人に紹介してあげてください。
きっと心が軽くなると思います。
子供とともに、
僕たち親も一歩一歩成長していきましょう。
質問がありましたらご連絡くださいね。
長くなりましたが、今日はこの辺で!