おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今このブログを書いているのは10月7日土曜日の午前2時頃。今日は娘の運動会に行くので、休診とさせていただいております。。
ここ数ヶ月の患者様の傾向として「リラックスが出来ない」という傾向があって、それについてアレコレと考えていたら、こんな時間になってました。
リラックスがうまく出来ない…
緊張が取れない…
寝て起きても体が固まって疲れも取れない…
と感じている方も多いかもしれません。
なんとなく、想像できるかもですが、これはあまり好ましい状態ではないです。(緊張が高まりすぎるとリラックスできたりもしますが)
最近では、頭痛があったり、めまいがあったり、無気力な状態で思考ができないという方もおられて、脳みそが思考をストップさせているような感じもします。
これが脳梗塞に陥る傾向に入ることもあるので、今の季節的も考えないといけないことなんです。
それで、ここ最近ずっとリラックスってなんだろう?
って考えていたんですが、
リラックスには、一時的なリラックスと、語弊はありますが半永続的なリラックスがあるなと感じてきて、その二つは一見真逆の方向性を持っていそうです。
どちらのリラックスも大切で、ケガで例えるなら前者は痛み止め、後者はケガの原因となる動きの癖を解消する、といった感じでしょうか。
一時的なリラックスには、
・お風呂に入る
・漫画を読む
・おやつを食べる
・寝る
・マッサージや整体で身体をほぐす
などです。
これらは日々の心身を癒したり、ホッと一息ついて自分を客観的にみるきっかけにもなったりしますね。そう言った意味でもとても大切です。最近疲れが取れない、身体が緊張している、と言った方は、まずは毎日の中に意識してリラックスを取り入れるというのは大切ですね。
で、もう一つの「半永続的なリラックス」の方です。
永続的という言葉は語弊があるので、あまり適していない気もしますが、日常的に過緊張になりにくくなるというニュアンスで受けて止めてください。
昨日とある映画をみていて、その中のワンシーンでこんなやりとりがありました。
映画なので前後の流れがあるので想像しにくいかもしれないですが、ちょっとご自身に置き換えて以下のシーンを想像してみてください。
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(宇宙からきた人間の見た目だけど人間の常識は持たない人と、地球人の女性とのやり取り)
宇宙人:あなたの携行品(バッグ)を知りたいの。見せてくれない?
地球人:(バッグの中身を取り出す)
宇宙人:この写真の人は家族?
地球人:そうよ。私の何より大切な夫と子供たちよ。
宇宙人:(口紅を指差して)じゃこれはなに?
地球人:口紅よ。
宇宙人:どう使うの?
地球人:唇に塗るのよ。
宇宙人:唇に塗る薬ね。
地球人:薬じゃないの。キレイにみせるためにするの。
宇宙人:薬じゃないのね。なんでキレイにみせるの?
地球人:…なんでって…そうしないといけないからかな。
宇宙人:そうなんだ。人に愛されたいの?
地球人:大切な人には愛されたいわ。
宇宙人:この写真に家族と写ってるあなた。口紅つけてないね。なんで?
地球人:、、、(言葉に詰まる)
宇宙人:どうしたの?なにか気分悪いの?
地球人:自分の行動に矛盾を感じ始める…
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というやり取りです。
あくまで映画のワンシーンですけど、
色々と考えさせられました。
なんのために口紅をつけているのか?深い思考もなく、そういうものだと無自覚にしていた行動の違和感に自分でハッとした瞬間だったんですね。
よくよく考えると、結構似たようなことってたくさんあるなと僕は感じました。
みなさんはどうですかね?
今、自分がこうしないといけないと思うことがあって、それをしないのがダメで、体験しない方がいい体験を避けること(遠ざけること)がリラックスになると思いませんか?
僕はそんな感じで捉えていました。
でも、実はその避けてきた体験を経ることで、リラックスにもなるのかもしれないんですね。
上の映画で言えば、口紅を塗って綺麗でいることがリラックスになる。みたいな思考でしょうか…
なんで口紅を塗るのか?
なんのために自分は活動をしているのか?
なんのために仕事をしているのか?
考えるもめんどくさいことかもしれませんが、ここを考えていくことが本当のリラックスにつながるのかもしれないなと思ってます。
しかもそれを他人に突っ込まれるとストレスになりそうですが、割と重要な気がしているので、最近なかなかリラックスできないなーという方は是非一度考えてみてください。
まずは一人でゆっくり考えてみるのもよし、気の許せる人に聞いてもらうのもいいかもしれません。
僕も最近、とある活動について迷っていたことがあって、友人に話を聞いてもらって違和感のあるところを突っ込んでもらう。ということをしました。
このとき出来るだけズケズケ痛いところを突っ込んでくれる人に話を聞いてもらうというのを僕は大切にしたいと思っていて、そうして自分が無自覚なところを突かれるのはストレスかもしれませんが、これがとてもリラックスへのプロセスになっていたりします。
実際に僕はそうでした。
そう考えると、本当のリラックスとは自己の変化(成長)によってもたらされることなのかもしれないと今思っています。
一時的なリラックス法はたくさんあるしこれはこれで大切です。
一方で、本質的なリラックスには自己変化が大切で、そのための機会は、自分が苦手だな〜、不得意だな〜、気が重いなあ〜、みたいなことの中にあったりするのが、面白いですね。
話が小難しくなってきたので、続きはぜひお話しにきてください。笑
めっちゃ短く要約すると。リラックスには、大きく二つの方向性があって、真逆に見える行為なんだけどどちらもとても大切ですよ。みたいな話でした。
通常施術以外にも、僕が話を聞いて対話をしていく「セッション」というメニューもあるので、僕と対話したいと興味ある方はご連絡ください☺️
意外な自分と出会えると思います。