おはようございます。
前回出産直前の9月中頃にブログを書いてから、何かと忙しく気がつけば11月になっていました。
楽しみにしていただいた方、申し訳ありません。。
第三子は、9月27日(月曜日)午前5時41分に無事に自宅にて出産となりました。
※このブログは全9回にわたって、
自宅分娩に関する体験談をまとめたブログです。
ぼくの操作ミスで#6のブログを誤って削除してしまい…
#6のみ飛んでしまいますが、#1〜#9まであります。
名前は、穂(すい)くんです。
いつも名前は、漢字と響だけで決めていて、ほぼ迷いません。
今回も「穂」という字が合うな〜ということで、1分で決定。笑
というわけで皆様、我が家の3番目「穂くん」を
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
お産時間1時間ほどスピード出産
2人目「藍(らん)」の時も3時間ほどで生まれてきてくれましたが、
今回はそれより早く陣痛が強まってから1時間半ほどで出産になりました。
さすがに妻もお産中に「もう出るの??」って言ってました。笑
今回「穂」の出産動画は、患者様で動画編集ができる方がおられ今編集をお願いしているところです。
完成したらYouTubeにあげますので、よろしければご覧ください。
下記の動画は、2人目「藍(らん)」自宅出産時の様子です↓
自宅で産気づいたときのタイムスケジュール
通常普通分娩のときは前駆陣痛やおしるしなどがあると、産婦人科に連絡を入れて、状況を説明して産婦人科に行く…
という流れ(色々なケースあり)が多いかと思いますが、
我が家の自宅出産の場合は、以下のような流れでした。
am3:00 ー 軽いお腹の張りが15分おきくらいにある
am3:30 ー ゆっこさん(助産師さん)にLINEで連絡
→ゆっこさん寝ててもちろん返事なし。普通の人はLINE通知では起きません(笑)
am3:50 ー ゆっこさんに電話
am4:00 ー ぼく(旦那)湯たんぽ作り&新生児服を温める
背骨の確認→仙骨〜子宮からの強烈の圧力
am4:40 ー 陣痛が徐々に強まる
am4:50 ー ゆっこさん自宅到着→色々お産準備
am4:55 ー ぼくひたすら骨盤を温めつつ、腰に手当て
am5:00 ー 梅醤番茶を飲む
am5:05 ー 破水(このときあたりから陣痛MAX)
am5:17 ー まゆみさん(助産師さん)到着
点滴など開始(お産前に溶連菌の感染を指摘されていたので)
am5:35 ー 長男(岳)長女(藍)を叩き起こす
am5:41 ー 無事出産
am5:50 ー 胎盤娩出
am5:55 ー 胎児の整体開始
am6:20 ー 長男が臍帯を切る
am6:30 ー 赤ちゃんと母体の体調チェック
am7:30 ー 長男が胎盤を気に入り持って歩く(笑)
am8:00 ー 助産師さん帰宅
pm17:00 ー 助産師さん訪問→赤ちゃんと母体チェック
その後5日間、毎日助産師さんが往診して、
赤ちゃんと母体の体調管理、手当ての整体などを行ってくれました。
ざっとですがこういった流れになります。
もちろん全ての自宅出産が、同じ流れではありませんが、
僕たちが経験した自宅出産はこんな流れでした。
自宅でも、病院でも同じですが、
助産師さんがきてくれた時の安心感はやっぱりすごいですね。
そして何よりいつ産気づくかわからない緊張感の中で、
毎日待機してくれていた助産師さん方には本当に頭が上がりません。
改めて、本当にすごいお仕事だなと感嘆しました。
ゆっこさん初め、関わっていただいた助産師さん、そしてそのご家族の皆さん、本当にありがとうございました。
どんな仕事でもそうですが、助産という仕事は簡単にできることではないですね。
出産時の様子と感想
背中を温めてさするぼく
これ、そんなことで効果ある?ことのように見えますが、
めちゃくちゃ楽だそうで、
整体してても余分な緊張が抜ける様子を感じました。
お産中に、旦那さんは骨盤や腰を温めたりさすったりしてあげてください。
今回は横向きでのお産でした
2人目藍のときは、四つ這いでのお産でしたが、
今回は横向きでのお産でした。
病院では、仰向けで足を拡げた体勢での出産になることが多いですが、
自宅出産ではその時々で体勢を動かせるのも良い点です。
もしかするとですが、
出産時に回旋異常と言って、赤ちゃんがうまく回転できずにお産が難航することが時々ありますが、
これって、赤ちゃんというより、お母さんの体勢をその時に適した向きでお産することで解消できるんじゃないかな?
なんて感じたりもします。
出産後はお母さんの胸に
お産後は「オギャー」と泣くのが元気印とされていますが、
どうやら違うそうで、
部屋が明るすぎたり、寒くて泣いているのだそう。
藍の時も、今回もですが、生まれてすぐはオギャーと言いますが、
お母さんの胸で抱っこするとスヤスヤと穏やかな顔をしてます。
なので、できるだけ部屋は薄暗くして、
新生児の服は温めておくのが大切ですね。
そうすると、生まれた直後でも穏やかに寝てくれます。
産後に過ごす部屋も、基本的に薄暗い感じの方が良いと思います。
胎盤
血が苦手な方、申し訳ないです。。
胎盤と臍帯です。
藍の時はこれ食べましたが…
今回は遠慮しました。笑
味は想像通りで、食感は柔らかいゼリーみたいな感じ。
「プラセンタ」というのは胎盤という意味で、
欧米ではこれを焼いて食べたり、スムージーにして飲んだり、粉末にしてカプセルにするサービスもあるようです。
婦人科系に効果的と言われたりしますね。
ちなみに息子は、懐かしいのか胎盤をめちゃくちゃ気に入って助産師さんが帰るまで、肌身離さず持って走ってました。笑
上の写真で息子が食べようとしてる袋が胎盤です。
3人とも元気に成長中です。
穂が生まれてから、急に大きく成長したな〜と感じるが2番目藍ちゃん。
身体のサイズもだし、
会話が普通にできるようになったり、
時々泣いたり、
お手伝いしたり…
すごく楽しそうに日々過ごしてくれています。
泣き出すとしつこいことに時々腹立ちますが。笑
ぼくは自宅で整体をしているので、
来られる患者さまもうちの子たちの成長を見守ってくれて、
本当にありがたい限りです。
いつも来ていただいている方、あたらめてありがとうございます。
そして、うるさい時もあり、ご迷惑をおかけします。
今後も家族一同よろしくお願い致します。
まとめ
全9回に渡る自宅出産記、以上で一旦終了となります。
無事に出産という結末を迎えられて一安心でした。
二人目を自宅出産で産みました。という話をすると、
「自宅出産ってなに?」
「大丈夫なの?」
「興味はあるけど…わからなすぎる」
などなど、
色々な声をいただきました。
その後から、
3人目ができたら、その経過をブログに残そうと思っており、
今回それを書き上げられてよかったなと思います。
僕ら夫婦は、自宅出産を特別おすすめしたいわけでは全くないのですが、
自宅で産んでみたいけど…どうなんだろ?
という方に少しでも雰囲気をお伝えできればなという想いでいます。
そして、
妊娠〜出産ということが特別なものではなく、
日常生活と共にあり、
この発信を通じて、
出産は自然に行える力を一人一人が持っているということ。
その上でお産を介助する産婦人科医や助産師さんのありがたさ。
無痛分娩や帝王切開という技術の素晴らしさ。
これらを含めて、全てが大切であり、
どれが自然で、不自然だということではなく、
自然界の人という動物が、人の手と知恵・技術を借りて、人を産むことは、
どこでどんな方法であっても、全て「自然分娩」だとぼくは思います。
その上で、
自分はどんなお産スタイルを選択するのか?
ということの参考にこのブログがなっていれば幸いです。
それでは、ここまで長々とお読みいただきまして、ありがとうございました!