おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
「腰痛を治す方法は「帯(おび)」にあった? 日常生活で出来る腰痛治療法」
をお伝えしたいと思います。
慢性的な腰痛や、繰り返すギックリ腰に何年も悩まされている方から、
多くの相談を受けています。
腰痛に悩む方が、共通して仰ることは、
「整体に行っても、マッサージに行っても、
その場の効果はあるけど、根本的な改善がない…」
そんな時に、
「自宅でも出来て、かつ時間のかからない腰痛解消法ってないかな…」
と思ったことはないでしょうか?
今日は、
僕が普段患者さんにお伝えしている腰痛改善方法の中でも、
特に効果のある「帯」を締める方法についてお話したいと思います。
帯と聞くと、
どこか和風というか、古臭いというか、そんなイメージがあって、
服の下に巻くような感じをイメージしている方が多いと思います。
今日お伝えする方法は、
腰痛や、ぎっくり腰の再発防止にとても有効で、
やり方次第では、ファッションを損なわないようにもできる方法です。
例えば…
こんな感じとか…、
こんな感じですね。
僕は、おしゃれのセンスが全くありませんので。笑
ファッションとして良いか悪いかはわかりませんが、
とにかく腰に巻けるものであれば、
あるコツさえ抑えれば、効果はありますので、
ぜひ身近なもので試してみてくださいね。
それでは、お話していきましょう。
ー今日のお話ー
- 帯の効果を検証(動画)
- なぜ、帯で腰痛が改善するのか
- 帯を巻く時のポイント
- まとめ
帯の効果を検証(動画)
では早速、
帯の締め方を、お話しましょう。
まず、
用意する帯ですが、ゴムのように伸びすぎない布であれば、
ストールのようなものでも、
長袖のシャツでも構いません。
使えるものは無数にあるので、いくつか試してみて、
皆さんの体感で構いませんので、ものを持ち上げたりなどが、
動きやすい感覚があればOKです。
まずは、
赤ちゃんを抱っこするお母さんの動画で、
腰帯がどのように体に作用するか検証を行なっていますので、
ご覧ください。
(抱っこしてしゃがんだ状態から立ち上がる動画をよーくみてみてくださいね)
いかがでしたか?
少し、動画では変化はわかりにくいかもしれませんが、
ぜひ、ご自身の体で体感してみていただければ変化がわかりやすいと思います。
動画では、
子供を抱き上げる動作で検証していますが、
他にも、片足でのバランス感覚や、
荷物を持ち上げる動作などでも同じような結果になるので、
試してみてくださいね。
なぜ、帯で腰痛が改善するのか
動画で、
帯を巻くと、体が突然動きやすくなることはご理解いただけたかと思います。
しかし、
なぜ腰に帯を巻くだけでなぜ腰痛が改善されるのでしょうか。
それにはちゃんとした意味があります。
私たちは普段、
持っている全ての筋肉を使って動いていないということご存知でしたか?
もう少し正確に言うと、
身体に使えていない筋肉があるのです。
よく使う筋肉は日頃から大きな負担を強いられていますが、
使えていない筋肉は
反対に弱くなり錆びついてしまいます。
使えていない筋肉は、特に体幹に多くあり、
腰に帯を巻くことで、使えていなかった体幹の筋肉のスイッチが入り、
腰だけにかかっていた負担が分散し、
腰の負担を減らしてくれます。
この方法は、
デスクワークや、身体を動かす動作を毎日行なっているような方にオススメです。
持てる筋肉を出来るだけ全て使うことで、
腰への負担は大幅に軽減していきます。
帯を巻く時のポイント
帯を巻く時のポイントは2つあります。
1つは、
冒頭にも少し触れましたが、
ゴムのように伸びる素材ではなく、
あまり伸縮しない布などで使ってください。
2つ目は、
きつく巻かないことです。
両手のひらが入るくらい少し余裕を持って巻くことが重要です。
強く巻いた方が、なんとなく効果的な感じがするかもしれませんが、
これは逆効果になります。
大切なことは、
力を入れて安定させるのではなく、
意識せず自然と力が入る環境にすること
が重要です。
ぜひ、この2点を守りつつ、
腰痛のない快適な生活を送っていただければと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、帯を用いた腰痛改善法をお伝えしました。
頑固な腰痛で長年悩んでいた方も、
少しの変化で、劇的に改善することが多いです。
「たかだか帯を巻くだけで何が変わるんだ?」
と思われるかもしれません。
しかし、そんな人にぜひ試してみてほしいと思います。
もし効果が感じられた方は、
お近くの腰痛で悩んでいるご友人や、ご家族に方法を教えてあげてください。
きっと腰痛で悩む方が一人でも減ることにつながれば幸いです。
それでは、今日はこの辺で!