こんにちは。整体庵大空の下大前です。
僕は昨年より、視覚行動研究所にて、目の検査をみさせて頂きながら、眼鏡専門学校で目の基礎的なことを勉強しています。
なんで眼の勉強をしているの?というのは、読んでくださっている方の日常に役に立つような話ではないですが、自分の整理のためにも書いています。お許しください。
眼を勉強してる理由は、眼と身体にどんな関連性があるのか?それを知り、より深く身体をみれるようになりたいということ。
大きくはこの2つです。
①「みる(視覚)」ことは、身体の筋肉や姿勢に影響している
②身体が「みる」ことへも影響している?
「みる(視覚)」ことは、身体の筋肉や姿勢に影響する
患者様の事例でも目が動くようになることで、シンプルに肩や腰、股関節の動きが変化するということがあります。両眼の動きが良くなることは、姿勢や筋肉、内臓にも影響があることが結果から考えられます。自分の身体でも経験があって、長いこと頚椎の張りから頭痛がありましたが、視覚行動研究所で両眼視機能に重点を置いたメガネを作ってから、頭痛が相当改善されました。
(「両眼視機能」については、また書きます。)
それまで、眼は「ものを見るための器官」としてしか考えていなかったんですが、身体に大きく影響しているんだなと大きな学びがあって、それを機に眼の勉強を始めました。
目を学び始めた当初は、身体に影響があることだから学ぼう。というだけでしたが、学びを進めるうちに、そもそも自分が眼を学ぼうとする意味を見つめ直したり、抜け落ちていたことに気付かされたりと、右往左往して今の考えが次の2つめです。
身体が「みえ方」にも影響している?
まだはっきりとはわかりませんが、みること、みえ方が筋肉・姿勢に影響するのであれば、反対に筋肉や姿勢の状態は「みる」ことに影響を及ぼしているとも考えられて、例えば(仮説ですが)、身体の姿勢変化によって、モノが見やすくなったり、眼精疲労が軽減したり、二重に見えているという症状がはっきり見えたりといったこともありそうです。
もし、そうだとすると、身体を育てるためにメガネを活用するという使い方も出来る可能性があります。
メガネは遠くや近くをみるための道具ではありますし、最低限身体に悪影響のないメガネであることは必要ではありますが、「身体を育てるためのメガネ」が存在できるとしたら、それはどんなメガネになるんだろうか?というのは気になっているところ。
「身体を育てるメガネ」とはどんなものか?今のイメージはこんな感じです。
姿勢が悪くで呼吸器に慢性的な負担がある方がいるとします。
この方に一般的なみやすいメガネという処方ではなく、あえて「良い姿勢でいなければ、みえないメガネ(良い姿勢だとみえるメガネ)」を処方することが出来れば、この方の呼吸器の負担はメガネで解消する可能性があるのでは?
と、考えています。あくまで具体例ですし、そのメガネの悪影響が出る部分も考えないといけませんが。
もし、そのメガネが作れるとすれば、どのようなメガネになるだろう?
そのためには、この目の動きはどのような身体的特徴がある?
その動きを解消するにはどこの筋肉が働いてくれる必要がある?
その筋肉を刺激するメガネはどうあればいい?
現状メガネの基礎を学んでいる段階で、この先まだまだやることだらけですけれど、現状の目的はここにあります。そんな可能性を思い描いて一つ一つ勉強を進めていて、まだ全然見えていない部分が多いので、今後もまた右往左往思考しながら進めていきたいと思っています。
都度、進捗はブログにします。
今日はざっくりですが、自分が眼を学ばせて頂いている理由を書きました。また、眼と身体に関することブログを更新していきますので、ご興味ありましたら読まれてみてください。