おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日のお話は、
「女性が更年期になると足裏に痛みが出てくるのはなぜか?」というお話していきたいと思います。
閉経時期が近ずき、いわゆる更年期の時期になると、
足の裏や、かかと付近に鋭い痛みが走る方がいます。
もしかしたら、
今、このブログを読んでいるあなたも同じような症状で、
悩まれているのではないでしょうか?
踵や足裏の痛みは、
「足底筋膜炎(足底腱膜炎)」と診断されることが多く、
特に朝起きたときや、座っていてたちがろうと、足の体重をかけた時に、
痛みを強く感じるので、
生活に大きな支障をきたしていると思います。
なぜ、女性は、更年期に差し掛かると、
踵や足裏に痛みを引き起こすのか?
今日は、その理由を色々な角度から考えていきたいと思います。
足の痛みでお悩みの女性は、
このブログを読みながら、自分自身を振り返っていただいて、
今後の人生を、今よりもっと楽しむきっかけになれば幸いです。
それではお話していきましょう。
更年期と踵の痛みの関係
(画像はネットよりお借り)
更年期症状と踵の関連は、
上の画像を見ていただいてもわかるように、
踵の近くに「生殖器」と書かれている部分がありますね。
これは、「足底反射区」といういわゆる足つぼですが、
古来から、伝えられている内容です。
僕は、足底反射区を詳しく学んだことはありませんが、
婦人科内で整体をしていた時代に、
更年期症状で悩む人の多くに、踵の痛みや、
足底筋(腱)膜炎があったことから、生殖器と踵の関係を発見しました。
しかし、
よく勘違いしてる人がいるのですが、
この足底反射区にある部位を指で抑えると、
その臓器の働きが良くなる訳ではありません。
「ここに痛みを感じる人は、関連臓器にトラブルがありますよ」
ということを示していて、
さらに、日常の歩く時に「踵の痛み」を感じている方は、
その踵の痛み自体に、生殖器を調整する働きを持っていることを理解する必要があります。
「痛み=悪いもの」
というのが現代医学の常識ですが、
僕はそうは考えていません。
痛みには、身体を守ったり、各部を調節しようとする働きを持っていて、
もし本当に医学が考えるように、
痛みが悪いものなのであれば、
数百万年前から続く人類の進化の過程で、
痛みという感覚は退化し消えていたことでしょう。
痛みは身体の自動調節機能?
踵の痛みを引き起こすことが、生殖器の調整になる。
俄かには信じがたいお話ですよね。
ですが、
痛みに関わらず、「症状」とは身体の調整という大切な役割を担っています。
例えば、発熱という症状。
これは、
体内にウイルスや細菌が入った際、免疫力を高めるために、
発熱しています。
風邪やインフルエンザで安易に解熱してはいけないことは、
もはや常識的になってきましたね。
身体をどこかにぶつけて腫れる事も、
損傷した細胞の修復のために血液や免疫細胞が集まっているからです。
それと同じように、「痛み」という症状には、
身体を保護したり、
痛みを出すことによって普段使えていない部分を使わすように働きかけたりしています。
どういうことかと言うと、
左膝に痛みを出すことによって、右足をうまく使えるように誘導するようなことを身体は自動的に絶えず行なっています。
この場合は、
痛みのある左膝の治療ではなく、右足をうまく使えるように治療すると、
左膝の痛みが解消します。
更年期症状と同時でる踵に痛みの場合、
踵が痛いことで、足の指先よりに体重が乗ると思います。
足の指をうまく使うことが、
更年期の踵の痛みの目的であることが多いので、
この場合は、足指の機能を回復させてあげることが踵の痛み解消のポイントになります。
え?コレステロールや中性脂肪は高くて大丈夫なの?
少し話は逸れますが、
更年期になるとコレステロール値が上がり、
良く検査で指摘されたと言う方がいます。
ですが、
コレステロール値は更年期の時期になると上がることが正常で、
常に基準値のように一定であることの方が無理があります。
これは、
東海大学名誉教授の大櫛陽一先生が著書で述べています。
コレステロール値に関しては、
僕が長々書くよりも、大櫛先生のお話を読んでみてください。
非常に重要なことが書かれていますので、著書もご参考ください。
コレステロールは、
女性ホルモンの原材料であり、細胞膜の材料など、
身体の重要な要素になります。
更年期になり、閉経が近ずくと、
女性ホルモンの低下とともに、コレステロール値が上昇するのは、
異常ではなく、むしろ正常な反応なのです。
コレステロール値を下げることが、
帰って更年期症状を引き起こす事もあるのかもしれませんね。
踵の痛みは女性でい続けたいという潜在意識の現れ?
更年期症状とは、
ある意味、女性として周囲に頼り続けて生きたいと言う、
甘えの思考が生む現象であるとも言えます。
閉経とともに、
どこか女性である自分が自分で無くなるような恐怖が、
更年期症状を引き起こしてしまいます。
現代医学では、
更年期症状の原因を、
閉経に伴う女性ホルモンの低下が原因と説明していますが、
更年期になり女性ホルモン量が低下するのは、
誰しもにあります。
しかし、
更年期になると全員が、更年期症状を起こす訳ではありませんよね?
なぜ、女性ホルモンが低下して、更年期症状が出る人とでない人がいるのか?
これは、心理状態が関係していると、僕は考えています。
ごく簡単に言うと、
更年期の時期を、その年代なりに日々楽しみながら生きている人には、
更年期症状は現れません。
しかし、
潜在意識の中で、女性として、男性や周りの人に甘え続けたいと考えている人は、
その焦りから更年期症状を引き起こしやすくなり、
踵の痛みや、足底筋膜炎も、起こりやすい傾向にあります。
今を楽しむことが更年期症状を解消する方法
更年期症状を改善し、
足底筋膜炎を解消するには、
今を大切に、人生を活き活きと歩むことが大切です。
人に甘えると言うことは、
自分が本来やりたいことをして生きているのではなく、
他人に甘えることで自分の安心を求めていることになり、
他人によって、自分の気持ちが大きく左右されるような状態です。
それは、本当の意味では健全とは言えないメンタル状態かもしれません。
女性であれ、男性であれ、
年代によってそれぞれの楽しさがあるのではないでしょうか?
踵に痛みが出る状態とは、
身体が足指を使った方がいいと言っている状態です。
これが、どういう意味を持っているかご存知ですか?
足指は、
「行動力」を表す部分です。
踵に痛みがあり、踵を床につけず足指に体重をかけざるを得ない状態とは、
潜在意識から、
「今をより行動的に活き活き生きる道を歩みなさい」
と言うメッセージと取れます。
それこそが、
根本的に足底筋膜炎を解消し、
更年期症状を改善するためのヒントだと思います。
まとめ
踵の痛み(足底筋膜炎)と更年期症状の関係について説明してきました。
いかがだったでしょうか?
中には、
信じがたいような内容もあったかもしれません。
特に、
メンタル状態は身体に大きく現れ、
心と身体は決して分けて考えられないのです。
このブログを読んで、あなたはどう感じられましたか?
あなたの幸せな人生のヒントになっていれば幸いです。
それでは今日はこの辺で!