おはようございます!
整体庵大空の下大前です。
今日は、
「起立性調節障害の原因は「眼」にあった?起立性調節障害で気をつけたい4つの生活習慣」というお話をしていきたいと思います。
起立性調節障害は、
ここ毎年、患者数が増加していて、
中学生〜高校生にかけて激増し、
日本の中高、一学年に約12万人(中高合わせて約70万人)程度いるとされています。
もっとわかりやすく言うと、
1クラス(約30人)に2、3人は症状の差こそあれ、
発症しているとされています。
しかし、
そのはっきりした原因は、医学的にはわかっていないのが現状です。
起立性調節障害は、病院で検査をしても異常なしと言われることが多く、
はっきりした原因がわからないので、
症状を沈静化させるための薬で、対症療法が行われます。
それ以前に、
相当な強い症状で悩んでいるにも関わらず、
朝起き上がれない、学校にいけない、
という症状から、単純に怠けていると判断されやすく、
周囲の理解を得にくい点で、どんどん悩みが深くなってしまいます。
一体、この起立性調節障害の原因はなんなのでしょうか?
病院では、検査をしてもわからない原因不明の症状を、
起立性調節障害と分類するので、
正直言って、良くわからないからその病名にカテゴリーしているだけなんですね。
今まで、整体師として、
起立性調節障害で苦しむ方と接してきて、
『これは生活習慣の中で、起立性調節障害をひどくさせている習慣』
をお伝えしたいと思います。
この内容は実際に、
患者さまにお伝えしている内容ですので、
ぜひ、普段の生活習慣を見直すヒントにしていただければと思います。
それではお話していきましょう。
- 起立性調節障害の原因は「眼」にあった
- 眼を疲労させ、起立性調節障害を引き起こす4つ生活習慣
- 起立性調節障害を改善し、楽しい日々を取り戻すには
- まとめ
起立性調節障害の原因は「眼」にあった
![起立性調節障害の原因は眼にある](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/10/1-640x426.png)
起立性調節障害の原因は、
医学的には全くと言っていいほど、
判明しておらず、
症状が強ければ対症療法を行うと言ったような治療か、
塩水摂取などで生活習慣を改めて行くことが主流のようですが、
現実には、大きな成果をあげているとは言えません。
僕自身も、
自分なりに起立性調節障害を研究してきて、
もちろん科学的な証拠はありませんが、
関連していることがほぼ間違い無いだろうということがわかってきました。
それが、表題にもある「眼」なのです。
眼は、非常に面白く、
その奥深さには本当に驚きの連続です。
眼の動きは、体に大きく影響をしていて、
起立性調節障害だけでなく、
肩こりや腰痛、頭痛、癌、内臓疾患、など他にも色々な病気と関連があるのですが、
起立性調節障害には特に深く関連があります。
眼の動きの中でも、
「片眼でみすぎる」ということがもっとも起立性調節障害に大きな影響を持ちます。
本来、僕たちの眼は、両眼でものを見て、距離感などを含めて、
判断していますが、
現代の生活環境の中で、この両眼を使うという動物としての基本的なことがやりにくくなっているのです。
両眼を使いにくくしている、生活環境を理解して、
それを避けるように注意をすることは、
起立性調節障害を回復させる上でとても大切なことなので、
その代表的な、生活環境を4つご紹介していきたいと思います。
眼を疲労させ、起立性調節障害を引き起こす4つ生活習慣
では、起立性調節障害の原因となる、「片眼」使いを癖づけてしまう、
日常の生活習慣をお伝えしていきましょう。
1、スマホやタブレットの使いすぎ
![スマホタブレットの使いすぎ](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/05/shutterstock_231755569.jpg)
まず、これが代表的な片眼使いになる原因になります。
両眼というのは、距離感をつかむ時に非常に重要になるのですが、
人間含め、動物の眼はそれほど近い距離で物を見るようにできていないそうです。
スマホは目との距離が40cm前後くらいだと思いますが、
僕たちの眼は、
大昔から、
外敵に襲われないように視野を広く取り、
遠くの方まで見渡せる機能が主役だったので、
40cmという近距離だけをみるようには眼はできていないということになります。
もう一つ、
スマホの悪い特徴があります。
それは、
「縦スクロール」なんです。
僕たちの眼は、両サイドに広い視野(約180°)を持っていて、
横に眼を動かすことは得意です。
しかし、縦の動きとなると、
少し苦手になります。
しかも、スマホをみる時には基本的に片眼でみますので、
片眼だけが縦の動きをすることになります。
この片眼だけの縦の動きが、僕たちの脳や内臓、全身の筋肉、
影響し、起立性調節障害はもちろん、
それ以外のうつ病や精神疾患などにまで影響しやすくなります。
ただ、そうは言っても、現代生活の中でスマホは、
大切なコミュニケーションツールなので、なかなか断ち切ることはできないと思います。
せめて、夜寝る前3〜4時間、夜中のスマホは制限することはした方がいいでしょう。
2、テレビなどディスプレイ
![片眼使いを悪化させるのはテレビ](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/10/04f08465b4a273bcaa893be3b99a8fa9-640x453.png)
テレビも、
非常に片眼使いを助けるとともに、
平面のディスプレイ上に、立体感のある映像が映し出されると、
見た目は立体感のある映像でも、ディスプレイは平面な訳です。
そうなると、目で見た映像の違和感に脳は軽いパニックを起こします。
これが積み重ねると、眼は徐々に片眼使いで物をみるようになってしまいます。
スマホ同様、極力避けて行くことが望ましいですね。
少し話はそれますが、
テレビでの情報は割と世間的には信じ込みやすいのですが、
その情報の大半は間違っているか、何かの権力によって操作された情報です。
鵜呑みにしないか、そもそもそんな情報に触れない方が懸命と言えます。
3、視力の矯正
![視力と起立性調節障害](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/10/0a4503bdff4af2241c8c8703ed2cef37-640x425.png)
視力矯正というと、
1.2とかのことをもちろん思い浮かべますよね。
この視力を中心視といい、
「見ようとした物をみる視力」と言います。
これに対して、
周辺視という視力があります。こちらはほとんどの方は知らないのではないでしょうか?
僕自身も、数年前に眼の先生から教わるまで知りませんでした。
眼の機能は、中心視と周辺視のバランスが大切なのだそうですが、
どうしても一般のメガネは、中心視だけを矯正するので、
周辺視とのバランスが悪く、
結果的に、物はよく見えるようになっても、
眼本来の機能は損なわれてしまうケースもあります。
もしメガネを作る際は、
僕が尊敬する眼の先生に依頼することをおすすめします。↓
4、遠近がない都会生活
![実際の遠近を見よう](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_96951-640x853.jpg)
スマホやテレビを避けたとしても、
都会にはどうしても遠近のうち「近」のものばかりが溢れています。
僕は登山が趣味で、
年に数回は長野や岐阜県の山に行くのですが、
山で数日過ごしていると、
体に面白い変化が起きてきます。
毎回色々な変化があるので楽しいのですが、
特に眼の影響からくる変化には驚きます。
この変化は、僕が説明するよりも、
体感してほしいと思いますが、別に登山出なくてもいいと思います。
風景や景色など実際に遠近感のあるものを見て過ごす時間をいつもより長く取ることで、
その大きな変化に驚くと思いますよ。
起立性調節障害を改善し、楽しい日々を取り戻すには
ここまで、両目を使い起立性調節障害を悪化させる生活習慣についてお話しました。
ぜひ、できることから実践して見てください。
実践してみることで、
またあなた自身で色々な変化や発見があるはずです。
起立性調節障害は、
病気だという専門家もいますし、病気と言われることで安心する人もいるかもしれません。
ですが、
起立性調節障害は、決して病気ではありません。
「この病気は必ず治ります」と言っている医者がいましたが、
僕にはその言葉が理解できませんでした。
だって病気ではないし、この医者は起立性調節障害の人を病気扱いしているからです。
起立性調節障害の正体は、語弊が多く、ここではあまりお話することができませんが、
確実に言えることは、
あなた自身が、成長し視野を広げて行く上で、
大切な経験となっていることは間違いありません。
今、苦しい症状で悩んでいても大丈夫です。
あなたは、しっかり一歩一歩成長しています。
まとめ
![起立性調節障害の原因は眼の疲労](https://daikuu3.com/wp-content/uploads/2017/08/IMGP0159-640x426.jpg)
いかがだったでしょうか?
今日は、起立性調節障害を悪化させる4つの生活習慣を解説してきました。
どれも、
現代生活に密着しているものばかりで、
改善するのは、なかなか難しいと感じるかもしれませんが、
少しずつ取り組んで見てください。
その成果は、少しずつ体に現れてきます。
もし、わかりにくいことや、相談したいことがあれば、
遠慮なくご連絡ください。
それでは今日はこの辺で!