おはようございます。
人の可能性を広げる天才整体師 下大前です。
今日は、頑固で何十年も悩む肩こりや腰痛に効果的な、
体操法をご紹介したいと思います。
肩こりは日本人の90%以上の人が経験すると言われる、日本の国民病とも言える症状です。
肩こりで悩み、病院や整骨院、整体院、マッサージに通う方も多いですが、
そのほとんどが一時的に肩こりが改善をしても、
根本的に改善することはなく、
なんとか日々肩こりの辛さと付き合っている方が多いです。
なぜ、これほど肩こりは僕たちの体に頑固に染み付いて改善しないのでしょうか?
もし、
そんな肩こりを改善する有効かつ、
整体や病院に通院しなくても肩こりが改善する方法があったとしたらどうでしょうか?
今日は、そんな頑固な肩こりを解消する今までにない画期的な方法をご紹介したいと思います。
実は肩こりを解消するためには、
体に眠る「身体感覚」を呼び覚ます必要があるのです。
そしてこの身体感覚は、特別なアスリートだけが持つ感覚ではなく、
運動がどんなに苦手な人にも必ずある身体感覚なのです。
肩こりに悩む方は、この身体感覚が眠っている状態で、
日々過ごしているだけとも言えます。
あなたにぜひ、その身体感覚を起こして、
肩こりがなく、
やりたいことをやりたいように出来る体を手に入れてほしいと思います。
それではお話していきます。
ー今日のお話ー
日本人DNAにある凄い身体感覚
まず、上の写真をご覧ください。
昔の写真ですが、女性が米俵を五俵担いでいる写真です。
それほど大きな体をした女性にも思えないですよね?
このころの米俵は今と違い一俵60kgでしたので、
この写真では300kgを普通の女性が持ち上げているのです。
今では、男の人でも、
60kgを持ち上げることすらしんどい人もいるかもしれません。
でも私たちのたった数世代前はこんなことが
当たり前にできたのです。
これは、筋力や体幹の強さなどではなく、
バランス感覚という「身体感覚」が優れていたからここまでのことができたのです。
この写真も見事なバランス感覚ですよね。
子供一人15kgとしても、60kg+桶の重さなので、
100kg近くあるでしょうか。
今ではこんな芸当はアスリートの体を持ってしても簡単ではないでしょう。
いかがですか?
これが私たちのDNAに刻まれる身体感覚なのです。
たった数世代しか変わらないわけですから、
DNAの世界では、ほぼこのころと今も本質的には変わらない体を、
私たちは持っているのですが、
人の体はいきている環境に適応する修正を持っているので、
便利になった現代では、
僕たちの持っている身体感覚を全て使わなくても、
十分生きていけるので、どんどん使わない能力が体の奥底に
眠っている状態なのです。
そして、体に眠る身体感覚が100あるとして、
普段使っている身体感覚が20しかないとしたら…
体はどうなるでしょうか?
ちょっとしたことで、疲労もたまるでしょう。
怪我もしやすいかもしれません。
当然肩こりも出やすくなります。
これが肩こりの正体なのです。
だからマッサージや病院に行っても改善しないことも納得出来るのではないでしょうか?
私たちの体に眠る身体感覚をほんの少しでも呼び起こすことができたとしたら、
あなたが悩む肩こりは楽になると思いませんか?
そのきっかけになるのが、今日ご紹介する「ヒモトレ」です。
ヒモトレで肩こりを解消する理由
まずヒモでどれほど体が変わるかを見てみましょう。
ここで使うヒモは、
伸縮性のない、一般的な梱包ヒモで十分です。
写真のように体の大きさに合わせて輪っかを作ります。
たったヒモ1本で肩関節と肩甲骨の可動域が広がっているのがわかりますよね。
日常私たちの体は、
体が持つ本来の身体感覚を全て使っていないことは先ほどお伝えいたしました。
これはヒモという道具を使って、
体が本来持っている柔軟性を引き出すことでここまで、体が変化するのです。
これは、足にヒモを巻いています。
足の柔軟性や使い方に不備があることで、
肩こりを起こしている人もかなり多く、
写真のようにヒモを足に巻いているにもかかわらず、
肩甲骨の柔軟性が出ていることがわかると思います。
こういう不思議な繋がりが、
体の面白いとことですよね。
この2つの写真はヒモを使ったらこれほど体が変わるということを証明しているのですが、
大切なことは、
ヒモは単なるガイド役であり、
本来はヒモがなくてもこのような身体感覚は出るということです。
ヒモを巻いた時の感覚を大切にヒモがなくても、
練習をしていくと、
どんどん体に眠る身体感覚が呼び起こされて、
肩こりのない快適な体に戻っていきます。
ヒモを使って、今使っていない身体感覚を呼び起こすことができると、
今までより、体の使い方が効率よくなり、
肩甲骨の可動性、胸椎の柔軟性、首や肩の柔軟性が向上することで、
今までは動かずに凝り固まっていた筋肉が活動的になり、
少ない力で大きな身体運動が可能になります。
これにより、
頑固な肩こりが解消されいきます。
肩こり改善法「ヒモトレ」実践
用意するのは、1m50cm程度のヒモです。
ゴムのような伸縮性のあるものではなく、
伸縮性のない、ヒモであれば、
太さは多少太くても細くてもOKです。
そのヒモを輪っかにして前習えをした両腕にかけます。
今日は、
後バンザイ、バンザイ、前屈の3方向へ動かしてみましょう。
まず後バンザイは上の写真のようにヒモがつけていない時、つけている時でどれだけ動いているか体感してみてください。
ヒモがある時の方が動きやすい感覚がありますか?
人によっては、驚くほど動いてしまう場合がありますので、
あまり勢いはつけないでくださいね。
今度は上にバンザイしてみます。
まずはヒモをつけないでバンザイを行なってみてください。
では、次にヒモを巻いてバンザイをします。
先ほどと比べて、
肩だけでなく、胸、肩甲骨、背中が動き出す感覚がわかりますか?
肩をあげる時は肩だけが動いているわけではなく、
本来は肩甲骨や背骨、肋骨が連動して動くのですが、
肩こりに悩む人は多くの場合、肩の関節だけで動いてしまっていることがあります。
ヒモを巻いた時のように、
むねや背中まで動く感覚が体に出てくることで、
肩こりが改善されていきます。
3つめは、前屈です。
今度は腕ではなく、
写真のように足首あたりにヒモを巻いて、
軽くヒモが張った状態で前屈を行います。
これも、ヒモを巻いている時と巻いていない時の
前屈のしやすさを比べてみてください。
ヒモがあると、
なぜか股関節がスムーズに動くことがわかると思います。
これは、
あしにヒモを巻くことで、
肩甲骨の柔軟性が上がって、
両腕がより地面に伸びている状態です。
肩こりに悩む人も、肩とは関係のなさそうな足の動きが悪く、
「足の動き悪い→肩甲骨の動き低下→肩こり」と
なっている人もかなり多いです。
肩こりの原因が足だったなんて、意外ですよね。
ですが、
体にはこのような繋がりがたくさんあります。
まとめ
肩こりの改善法、ヒモトレはいかがでしたか?
この方法にはまだまだもっとたくさんの方法があり、
同じ肩こりでも人それぞれ原因があり、
人によりヒモの使い方も子なってきますが、
今日、ご紹介した3つの方法は、
基本的でもっとも大切な方法になります。
まずは自宅で実践し、
自分の本来の動きを体感してみてください。
きっと、気持ちよくてずっとやっていたい感覚になるはずですよ^ ^
ぜひ、他の肩こりを持つ人にも知ってもらいたいので、
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それでは今日はこの辺で!