こんにちは。
整体庵大空です。
今日は乱視についてと乱視と身体の関係についての気づきをブログにしてみます。
いま、僕は整体をしながら眼鏡屋さんで働かせてもらっていて、目と身体の関連性について日々色んなことを勉強させていただいています。
(本当にありがたい環境です)
その中で「乱視」について、お客さまから質問されることが多く、いろいろ勉強させていただきました。
乱視ってそもそもなに?
乱視は病気なの?
乱視があるって言われてショックだった。
などなど…
乱視と身体の関係性についてお話します。
乱視とは?

乱視の有無は簡単にチェックできます。
上の放射線をみてください。
みる距離や大きさによって変化しますが、どこかの線だけ濃くみえたり、薄く見える。という感じはないでしょうか?(片目ずつ行うとわかりやすいです)
大ざっぱな検査ですが、乱視がそこそこある方はどこかの線だけ濃く(うすく)みえると思います。僕も割と強めの乱視なので、裸眼で見るとそうみえます。
乱視がない方(または眼鏡できちんと補正されている方)や、ごくわずかしか乱視がない方は、全部の線がほぼ同じ濃さにみえます。
いかがでしょうか?
眼球ってピンポン玉のように綺麗な球体をイメージしませんか?
(僕はそうだと思ってました)
綺麗なまんまるの目をしている方も稀におられるようですが、大半の方はピンポン玉より「卵」のように楕円形の眼球の方が多くて、この楕円形の眼球を「乱視」といい、その程度で乱視が強い・少しあるとかって言ってます。
一部、眼鏡等では補正できない乱視もありますが、
通常の乱視は、
眼球が少し卵形=少し乱視あり
眼球が卵形=乱視がそこそこ強い
と表現され、大半の方には大なり小なり乱視はみられます。
なので、乱視そのものは背が高いとか低いとかと同じで、その人の眼球の形をさしていて、病気ではありませんが、物の見え方がぼやけてみえたり、信号や雨の日の反射がみにくい、もの二重にみえたりと不鮮明になりやすいです。
とくにパソコンやタブレットなどを長時間見続ける方や、車の運転時間が長い方などは乱視の補正を眼鏡できちんとされておく方が鮮明にみえます。
乱視補正はゆるめて眼鏡を作ることが多い
乱視補正を行うと鮮明にはみえますが、かけはじめの頃物の形が変わってみえることがあります。
これは徐々に慣れていくので問題はないのですが、はじめのうちは脳が一時的にとまどいます。
これが違和感になることがあるので、一般的な眼鏡店では、乱視補正はゆるめたり、乱視補正を入れていないこともあります。
僕もお店で乱視の補正をしっかりした眼鏡を作ると「こんな眼鏡がかけらへんわ」と言われることがあり、こうした違和感を極力避けたいので、眼鏡店では実際の乱視よりもゆるめて処方するか、乱視は抜いて眼鏡を作るケースが多いです。
たしかに眼鏡店としてはそれが正解な気がしますが、身体の面から見ると、乱視補正はできる限りきちんと行うほうが良いのでは?と思うこともあります。
乱視補正で、首や肩、背中の筋肉がゆるむ??
たしかにみえ方に違和感があるのは慣れるまで辛いですが、それと裏腹に首や肩、背中の筋肉の力が抜ける印象があり、眼球運動そのものがスムーズになるので、あくまで身体のしんどさという観点では段階的にでも乱視補正はきちんと行うメリットもあると思います。
眼球運動がスムーズになると、周辺視野が広くなるので、物事の奥行きや、人間関係の中での奥行きというところにも変化あるかもしれません。
そうした意味でも乱視補正というのは脳と身体を活性化する第一歩な気がします。
乱視があるのに、それを補正をしないと脳の違和感は少ない見え心地にはなりますが、眼球運動と身体のスムーズな動きは得らにくく、個人的には正しく乱視補正された眼鏡であれば、その違和感をじっくり感じながら慣れていく方が身体と脳、目、全体的に考えると良い気がします。
どこをメリットとするか?
という話でもありますが、単に専門家にいわれたまま作るのではなく、乱視について眼鏡を作ってもらう側も勉強して専門家と協力しつつ進めることは大切じゃないかなと思います。
今日は乱視と身体の関係についてブログにしてみました。
患者様からもたくさん目についての質問をいただいているので、少しずつブログにしていきます。
ではまた。