おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
2020年が始まり1月も後半になりましたね。
皆様、調子はいかがですか??
僕は1月初めから風邪を引いてしまい1月前半にご予約いただいた皆様、大変ご迷惑をおかけいたしました。。。
申し訳ありませんでした。
今ではすっかり回復しておりますので、ご予約希望の方はご連絡頂ければと思います。
さて、
今日は人が「おもしろい」と感じる場所について少しお話ししたいと思ってブログを書いています。
場所といってもどこかの遊園地や施設を指しているわけではありません。
2020年に入って多くの患者様が、
「日々の日常を楽しいと感じない」
「やらないといけないことに追われているだけで面白くない」
そんな風に言われる方がとても多く、
同じように感じて毎日生活してるわ〜、、、という方も今多いのではないでしょうか??
なぜ面白くないと感じるのか?
その状態の本当の真意を解説してみますね。
人がおもしろいと感じる時
人がおもしろいと感じる時はどういう時だと思いますか??
僕自身も勘違いしていました。
おもしろい=安心安全
ではないんです。
人が面白さを感じるのは、
「わからない」
「体験したことがない」
「知らない」
そんな時なんですね。
このことを僕は子供から教えてもらいました。
子供は「知らない、わからない」ことに楽しさがあることはみんな生れながら知っています。
だから、
引き出しの中なんかをとにかく引っ張り出します。
親が大事にしているもの程荒らします。笑
だけど、何度か繰り返しているとその引き出しの中身はわかってしますね。
そうすると、もうその引き出しには興味がなくなって、
いつしか荒らされることは無くなります。
が、今度はその上の引き出しを引っ張り出すようになります。笑
「ここに何が入っているかわかったから、
次は、あの中は何が入っているんだ?」ってな感じですね。
まさに、
知らない、わからない世界に楽しさを見出していますよね?
わからない、知らないこと敬遠してませんか?
でも、
大人になるとある程度のことはわかってきて(正確にはわかっているつもりになっているだけ)、
知らない世界や、わからないことを知らず知らずのうちに敬遠していませんか?
僕たちは世界の全てが100だとすれば、
一体いくつくらい理解しているでしょうか?
僕自身は、年々、自分が何もわかっていないことが痛感していて、
100のうち0.0001くらいの事しかわかっていないです。
そんな狭い世界を全ての世界だと勘違いして悩む事自体おかしな事なのかもしれません。
知らない世界やわからないことって、
面白さももちろんありますが、
それ以上に、わからないこと=不安だから出来るだけ避けていませんか?
このことが、場合によっては、
世の中によくある不安神経障害やパニック障害と言われる現象の原因になることもあります。
不安症やパニック障害というのは、新たな世界を知る入り口でもあるのです。
結末を知っている映画やドラマって面白さが半減したりしますよね?
サスペンスドラマの宣伝で「犯人はこの人です」なんてネタバレされたら、
そのドラマ全然面白くないでしょ?笑
わからないから、楽しい。
わからないから、不安でドキドキワクワクできる。
これらは常に表裏一体なのでしょうね。
日常が面白くないと感じる本当の理由
日常的におもしろいと感じれないことは、
一般的にいい状態ではないと思われていますね。
先ほどの僕の話を読んでいると、
「わからない世界、知らないこと」に足を踏み入れて行かないとダメですよ、、
みたいに思われた方もいると思います。
ここは勘違いしやすいポイントなので注意が必要です。
現状、面白さが少ない、かと言ってあの人みたいに趣味もないし、、
やりたいことをやれば言いとはいえ、そもそもやりたいことが見つからない。
そんな方もおられますよね。
でもそれは悪いことでは全くありません。
やりたいことがない。
これは、今現状に満足していますよ。ということを身体は知っています。
いやいや、そんなことないでしょ?って思いますか?笑
「やりたいことがない、面白くない」
そう思えるのは、今この瞬間、心身ともとても満たされている幸せな人が思えることなんですよね。
だから、
無理に趣味を探したり、する必要はなくって、
今のあなたのままで問題はないですよ。
ということをまず理解しましょう。
これはほとんどの方が勘違いしやすい部分なので、
まずは頭だけでもいいのでしっかり理解していただければと思います。
日常、楽しいことがありません
「日常に楽しいことがありません」
「私の楽しいことは何か教えてください」
と言った相談も受けることがあります。
その時の僕の答えは、毎回、
「楽しいことがないと言えること自体、とても楽しい人生を送っている証拠ですよ」
と言った内容のお話をさせていただきます。
私たちは、
現状をどう変えていくか?をよく考えはしますが、
そもそも、なぜ現状のような思考が生まれてきたのか?という前提にあるものに目を向けてあげることはあまりしませんよね。
現状をどう変えていくか?
どう努力するか?どうやって成長するか?
それらは、ハムスターの回るおもちゃのように、
頑張っても頑張っても同じ場所で空回りするような状況になります。
どう頑張るかではなく、頑張る必要性のなさを知ること。
そんなことも大切なのではないかと思うわけです。
まとめ
意外に思われるかもしれませんが、
僕自身も、なかなか積極的に行動できるタイプではありません。
自分が知らない世界へ踏み込んでいくことに不安があったり、
今あるものを失うことへの恐怖が深層的にあることを自覚しています。
例えば、自分が知らない食べ物屋さんなんかはなかなか億劫になりいけません。笑
そんな自分だからこそ、
知らない世界にこそ、おもしろいことがあることもはっきり知ることができたのだと思います。
全ては個性であり、長所短所など絶対的に存在しておらず、
短所は短所だと自覚できた瞬間に長所に変わります。
そういう思考にあると、
自然とやりたいことが湧き出てくるもので、
わざわざ自分のやりたいことを探す必要はないんだろうと思いますね。
興味が出たものはとりあえず何でもやってみることは悪いことではないですね。
またわからないことは整体の時にでも聞いてもらえればと思います!
お気軽にどうぞ!
それでは今日はこの辺で!