おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『不安、うつ、不眠の薬をやめたいあなたへ 断薬する時に意識したい「土に触れる」大切さ』というお話です。
整体庵大空には、
不安症、パニック障害、うつ病、双極性障害、不眠症など、
精神的な悩みを抱えている方が多く相談に来られます。
その中でも多い相談が、
「断薬」=薬をやめたいけどやめられないという相談です。
一般的に、精神的な悩みで精神科や心療内科を受診すると、
数分の診察で、その症状を和らげる薬を処方するという流れになりますし、
患者様の一般認識も、
「精神症状は、まず薬でなんとかしよう…」という考えなこともあって、
薬を飲まれる方が多くおられます。
「もう精神的な悩みは薬では改善しない」ことが常識になりつつある中で、
薬に頼らず、元気な自分を取り戻したいと思う人が増えていますが、
いざ薬を止めようとすると、必ず襲われるが「離脱症状」です。
精神安定剤には、
総じて強い中毒性があり、
一定期間服用していると、服用する薬の強さや期間に比例して、
必ず離脱症状が現れます。
この仕組みは、
タバコのニコチン中毒や、大麻、覚せい剤の禁断症状と構図は同じです。
精神安定剤は、飲み始めても、効果がそこまでないばかりか、
今度はやめれなくなってしまうことが大きな問題なのです。
そこで今日は、
断薬したいけど、どうすればいいかわからない方に、
僕がアドバイスする中でも、
覚悟さえ決めれば、実践しやすい「土に触れる」ということのお話をしてみたいと思います。
土には、
とても素晴らしい力があって、
それに触れているだけでも何故か心身が落ち着く効果があるのです。
ご興味ありましたらこのまま読み進めてみてください。
それではお話していきましょう。
<今日のお話>
- 断薬の難しさ
- 土の凄さ
- 田舎の引っ越すと改善する病気
- まとめ
断薬の難しさ
精神安定剤は、
基本的に、うつや、不眠、不安症を根本的に改善することはなく、
ただ、その落ち込んだ気分を和らげてくれるものでしかありません。
いわば、
車のエンジン異常を示す赤いランプが付いているにも関わらず、
エンジン異常はそのままに、赤いランプだけ見えないよう覆うような意味合いが、
精神安定剤なのです。
さらに、とても強い中毒性、依存性があり、
一度服用を初めて、やめようとしてもなかなかやめることは出来ません。
薬で一時的な安息を得ているうちは、
本質的な問題と向き合おうとしないので、
薬を飲んでいるうちに問題がどんどん大きくなる可能性もあります。
ある意味、
少しでも症状を改善しようと飲んだ薬によって、
皮肉なことに症状を悪化させてしまっていることも少なくありません。
少し専門的なことをお話しすると、
基本的に薬は石油精製品であり、原材料は石油で出来ています。
油は、脂に溶けますが、水には溶けませんよね?
体内の細胞は基本的に脂によって構成されていますので、
水溶性のものは、簡単に体外へ排出出来ますが、
薬の成分は、脂に溶けて、体内に蓄積され、
簡単に体外へ排出出来ないのです。
肌に水がついても拭けばすぐに取れますが、
油が肌についたら、拭くだけでは取れませんよね?
これを、脂溶性毒と言いますが、
脂溶性毒は一度体内に侵入すると、
普通にしていても排出されにくいことも、中毒性を高めてしまう理由の一つです。
脂溶性毒を排出するには、
汗をかく、化学物質を吸着する炭を利用するなど、
一工夫しないと難しいんですね。
土の凄さ
今日のテーマである「土」
これは、肝臓の解毒作用があり、
土に触れているだけ、薬害の大部分を解消し、
精神的な安息感もある不思議な存在です。
上の写真は、
先日雨上がりの中でバーベキューをした時の息子の写真ですが、
我が家では、
泥んこになる事を全く気にしません。
この日も雨上がりなので、
ハイハイが主な移動手段の息子は、
泥の中を全力でハイハイして、
泥まみれで、泥まみれの山芋を食べていました。
(写真は、少し綺麗な時ですが、下半身はドロドロですね)
普段、
普通に生活していて、なかなかドロドロになることは少ないですが、
土、泥、砂があるところに息子を連れて行くと、
積極的に、その土を触りに行きます。
おそらく、
人間は本能的に土に触れることを求めるのかもしれません。
僕はアウトドアは全般的に好きですが、
登山やスキーなど山に関連する場所へよく行きます。
別に山だけがいいという訳ではないんですが、
ただただ自然の営みの場所に行ったり、触れたりするだけで、
なぜか身体は元気になってしまう方も多いのではないでしょうか?
その中でも、
一番みじかな方法として、
土に触れるということを、
僕は患者さんにオススメしています。
「でも、なかなか都会では土に触れる機会がないし…」
と思う方もいると思いますが、
土は、都会でも公園にもあるし、
畑をやろうと思えばやることは可能です。
薬で不安を和らげるくらいなら、
そのお金と時間を畑に割いてもいいのではないかと真剣に思います。
野菜を育てたりすることで食費を軽減することにも繋がりますしね。
土に触れることで、どれだけ身体が解毒されるかは、
このブログをきっかけに、
ぜひ触って体感してみてほしいと思います。
しばらく触れていると、
とても心が落ち着いてくるのが感じられると思います。
田舎の引っ越すと改善する病気
鬱や、双極性障害、不安症、パニック障害、癌、アレルギー性疾患など、
「田舎の引っ越しと改善する病気」は、
多々あります。
その理由は、色々ありますが、
一つの理由に「土に触れる」機会が増えるということはあると思います。
それでも、
山、海、川が自然で、
都会が不自然。
というのは、僕は違うと思っていて、
都会を生み出したのは、自然界の動物である人間が作り出した世界ですから、
都会も自然の一部です。
しかし、
都会での生活を不自然な生活と思い込む人間の思考は、
確実に存在しています。
都会の環境も自然だとするなら、
そこから生まれる鬱や不安などの精神症状も、
ある意味自然な現象なのです。
だからこそ、
都会で生活していて、なんの病気にもならない人がいるんですよね。
精神症状が自然な現象であり、
自分の身体が何かを訴えているサインだとすれば、
あなたの中での自然の営みから、
今のあなたの思考や行動が、外れ出しているのかもしれません。
不自然を作り出すのは、
自然の動物である人間。
であれば、
不自然というのは、存在していないとも言えます。
ただただ、不自然だと思う人間がいて、
不自然だと思う生活がある。だけなのです。
田舎に行けば、病気が改善するというのは、
田舎がいいからだけではないと思います。
その本質は、
自然の中で生かされていることに気付くかどうかではないでしょうか。
たかが、土に触れること。
その中から、私たちが気づけることはとても多いと思います。
ぜひ、機会を作って、色々な土に触れてみてくださいね。
まとめ
今日は、
鬱、不安症、パニック障害など精神的なお悩みを、
解消するために「土に触れる」ということの大切さをお話をしました。
いかがだったでしょうか?
少しだけ、
あなたの中にある健康観が変化していれば嬉しく思います。
今日のお話は、
あくまで、
土に触れるということをお話しただけですが、
土に触れることで、
体内に起こる心身の変化はとても多岐に渡ります。
本来は、土に触れる必要もない身体になることが最終目的ですが、
まずは、土に触れることで気付くことも多いと思います。
身近な土に触れてみてくださいね。
乱文で、
わからないことがあれば、気軽にご質問ください。
それでは今日はこの辺で!