おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『不安障害、パニック障害を改善するコツは「塩」だった!? ほとんどの人が知らない「塩」の力』
というお話をしたいと思います。
不安障害で悩む方は年々増え続けていて、
10人に2人は経験すると言われます。
一般的に不安障害で悩むと、心療内科に行って、症状を抑える薬を処方されたり、
不安を克服するような、自律神経訓練を行う場合もありますが、
多い選択肢として、薬を利用する場合が多いのではないでしょうか?
薬を多用して症状を緩和させるというと一見、何の問題もないように思われますが、
実際は、この薬を服用することで、症状がより複雑化したり、薬を辞められないという別の悩みが生まれることもあります。
なぜ、そうなるのか?
このブログでお話していきます。
そして、不安障害を改善するコツの一つである、
「塩」の知られざる本当の力をお話したいと思います。
不安障害はなぜ薬で悪化してしまうのか?
不安障害には、パニック障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)など10種類以上の症状に分けられており、
精神科や心療内科に行くと、大体のケースでは薬物療法が選択されます。
はじめは1種類の薬でも、服用を続け効果が薄ければ、2種類になり、
それでも効果が薄ければ、3種類になり…
という感じで、どんどん薬の処方量が増える傾向にあります。
一時的に気分が緩和されても、やがて不安が強まれば薬の変更や追加で、どんどん薬が増えていきます。
そして、薬を増やす方向へは指示されますが、薬の止めるタイミングは指導されないことも多く、毎日ルーティン的に薬を服用されていることもよくみかけます。
なぜ、薬では一時的な症状軽減はできても、改善されないのか?
それは、この薬の作用に、不安障害を治す効果はなく、不安感をぼやけさせる作用しかないからです。
そして、薬そのものにも中毒性があり、
いざ薬の服用を止めようとすると、離脱症状に苦しむこともかなり多いです。
これはある意味で覚せい剤や、大麻と同じで、
実際に精神薬系の薬の化学式は、ヘロインやコカインと類似した構造しており、
薬物中毒による依存性がある点なども同じです。
医師が、「これで不安障害がよくなるよ」と言って処方する分、
大麻や覚せい剤よりも、精神的に依存性がある薬になってしまっている現状もあります。
本来は、不安障害は、その不安の原因はどこにあるのか。
対話を通して、自分を知っていくことが大切で、
僕は、自分の整体院では施術と同じくらい、カウンセリングを重要視しています。
病院では、カウンセリングを取り入れているケースは稀で、
軽い問診程度で、薬を処方して終わりという感じが多いです。
ここに課題があると思うのですが、それは医療機関だけの問題ではなく、
僕たち病院にかかる側の人間にも原因があります。
る形で、生み出された薬が、精神薬です。
病院はいまやサービス業になっているので、不安を和らげたいという患者のニーズに答えなければ、成り立ちません。
患者側である僕たちが症状をごまかすだけではどうにもならないということを学べば、
僕たちが医療機関に求める質も変化します。
不安障害は、そもそも薬で改善するものではないことを理解する必要があるのではないでしょうか。
薬物依存については、
少数ですが、医師も危険性を啓蒙している方がいますので、
ぜひご自身でも情報収集してみてください。
なぜ、不安障害に塩が有効なのか?
さて、
本題の「塩」が、なぜ不安障害を解消するコツなのかをお話していきます。
もちろん不安障害で悩む方全員を一瞬で解決することはできません。
しかし、ある程度継続していくことで少しずつその効果を実感できると思います。
その方法はごく簡単です。
今現在、自宅で使っている塩をみてみてください。
塩であることは変わりありませんが、
現在スーパーで売られている塩は、ほとんどが、人工的に精製された「精製塩」です。
塩と名前はついていても、
天然塩(岩塩、海塩)と精製塩は違う性質を持っています。
塩は、塩化ナトリウムが大部分を占めていますが、
それ以外にもマグネシウムなど、体に必要なミネラルが含まれています。
特にこの微量ミネラルは、
脳・脊髄含めた神経系の正常な働きにとても重要なミネラルで、
このミネラルが不足すると、
神経系の働きにトラブルが生じやすくなります。
不安障害の原因の一つに、
必要な微量ミネラルが不足しがちな食生活ということが示唆されていて、
天然の岩塩や精製されていない海塩には、この微量ミネラルが含まれています。
化学精製された塩は、塩化ナトリウム以外の微量ミネラルが精製過程で
ほとんどなくなり、ただの塩味の白い粉になってしまいます。
それを塩と勘違いして小さい頃から摂取を続けると、
当然、微量ミネラルが不足し、神経系に異常を引き起こす可能性があります。
塩はもちろんですが、
その塩を使ってできるのが、醤油や味噌などの塩分です。
醤油や味噌も、スーパーには天然製法で製造されるものは少ないので、できる限り、良いものを選ぶ必要があります。
僕も自宅ではこの調味料には質の良いものを選ぶようにしています。
食材から天然のものを選ぶと、限界があったり、価格も高くなりすぎますが、塩を中心とした調味料を天然のものに変えるだけであれば、比較的安価ですし、味も格段に美味しくなるのでおすすめ。
これを半年〜1年以上を継続していくと、
神経系の働きが正常化し、思考や感情まで少しずつですが、変化を感じることができると思います。
塩の知られざる力
現代は、塩は取りすぎると良くないと「減塩」が謳われています。
医師もこぞって減塩を勧めていますが、精製塩を摂りすぎると確かに、
高血圧やむくみなどが現れやすいですが、
微量ミネラルを含む天然塩については、むしろ摂取不足です。
塩は、単なる調味料ではなく、
人の体にとってとても重要な意味を持ちます。
そんな塩の凄さを示す、まつわるお話をいくつかご紹介します。
サラリーマンの語源は塩(salt)
サラリーマンという言葉があります。
会社の従業員として働き、お給料をいただくという一般的な仕事です。
このサラリーマンという言葉の語源は、
「salt」と「man」だそうです。
その昔、現代のように貨幣が流通していない頃、
それに変わる給与として、「塩」を渡していたそうです。
それほどの、価値が当時からあったのがお塩。
経験的に、昔の方々は天然塩がどれほど身体にとって重要かをわかっていたのでしょう。
減塩を意識した幼稚園の話
とある幼稚園でのお話です。
減塩が体にいいということから、この幼稚園では給食を可能な限り薄味にして、
保護者にも減塩の食生活を指導していました。
しかし、外部から訪れた人に、
「ここの園児たちはみんな元気がないね」
と複数の人に指摘されたそうです。
そこで、給食を見直して塩を天然塩にして味付けも美味しい範囲で濃くして見たところ、
園児たちは目の輝きを取り戻して、みるみる元気になったそうです。
塩がいかに体の神経系に必要なミネラルを含んでいるかということがわかると思います。
塩の放射能解毒の力
1945年8月9日 長崎に原子爆弾が投下されとんでもない数の人がなくなり、
その後現在でも被曝に苦しめられている人がいます。
そんな原爆投下直後に塩が大活躍していたことはほとんど知られていません。
爆心地からたった1.4kmの距離にあった長崎浦上第一病院(今は聖フランシスコ病院)は、
職員が被曝し、それでも懸命に患者さんの治療に当たっていました。
そんな中、病院長の秋月辰一郎先生が、
「被曝した人に塩が有効だ。塩がしっかり効いた玄米おにぎり、味の濃い味噌汁を毎日食べろ。職員も同じものを食べること、砂糖は絶対に食べてはダメだ!」
そういい、患者の救助に当たった病院職員は1人も原爆症の症状が出ることなく、
戦後まで生き延びたそうです。
戦後秋月先生は、
自らの著書「長崎原爆記ー被曝医師の証言」の中で、
このことを語ってくれています。
この本は、
チェルノブイリ原発事故の際にヨーロッパで広く読まれ、
日本のみそや塩の輸出量が相当増えたと言われています。
遠いヨーロッパでは、世界で唯一の被曝国である日本の医師の経験が
生かされているのに、我が国では
福島の原発事故後にはこのような知識が広まることさえなかった。
それだけ、私たち日本人の被曝に対する認識が低いのかもしれません
このように放射能をはじめ、体に有害な物質を体外へ排出する時に、塩の力が必要になるのです。
不安障害を改善するために
不安障害を解消するためのコツ「天然塩」にこだわってみません?というお話をしてきました。
気分の変化が出るまでには個人差がありますので、
少し時間がかかるかもしれませんが、
それでも継続してみてください。
根本的に、不安障害を解消するために必要なことは、2つあります。
- 食生活を自然なものを選ぶ
- 物事の根底にある常識を疑ってみる(カウンセリングなど)
今日は、1の食生活の中の「塩」の部分にフォーカスしてお話してきました。
加えて、
整体やお話をする中で、
2の不安を感じる事象に対しての常識を疑ってみるということを行なっています。
物事をみる視点が一つであれば、どうしても不安な側面ばかりが見えてしまいますが、
その視点を増やすことができれば、
不安な裏にあることをできると思います。
このブログが多少でも参考になれば幸いです。
また、わからないことがあればご質問くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。