おはようございます。
整体庵大空です。
施術をしている際に、お客様から「発達障害」の質問を受けたり、お子様と一緒に相談に来られることが時折あります。
「ジッと座っていないといけない状況で座っていられない…」
「本読みがスムーズにできなくて、読み違えが多いんです」
「ボール遊びが周りの子達と比べて苦手で…」
「すぐにイライラして周りに当たり散らすんです」
なにか出来ることはないですか??と尋ねられることがあります。
実際にお子さんをみていると、一見すると大きな特徴なくみえることもあるのですが、眼の動きが速い・定まりにくかったり、1点集中して過剰に視点が固まりやすい傾向をみかけます。
例えば、今は学校の先生の話に集中しないといけないのに他のことに気を取られたり、気になったところに集中してしまったり、それを注意されすぎてイライラしたり…ということがありませんか?
そうした行動と眼の動きには関係があって、眼の動き=脳の動きとも考えることが出来て、眼球運動の発達がスムーズであることがまずは大切だと感じています。
人それぞれの特性はもちろん然るべきことです。一方で、社会の中で生活していくにはある程度、自分の衝動を抑えて、今の場に合わすことも一定レベル出来た方が良いです。
もちろん、それが出来ないことの良さもあるし、日本人全体としては自分を抑えすぎて周囲に配慮しようと過ぎる傾向はありますが…(そうした日本人に変化を促すために、生まれてきてくれた命ともいえそうです)
眼球運動の具体的な見方と自宅でできる訓練法をお伝えしていきます。
眼の動きのチェック
追従性眼球運動(パースーツ)
任意に、横線を決めます

線にみたてて、カーテンレールとか、今目の前に横線があればおおよそOK。
この線を、ゆっくり左から右、右から左へと追いかけます。
ポイントは「ゆっくり追いかけて」みることで、観察する人は、追いかけている時の眼の動きみてみます。
いかがでしょう?
ノーマルな状態だと、線をゆっくり追いかけているので、両目がゆっくりと左右に動いているようにみえます。
途中でパッといき過ぎたり(戻ったり)、まばたきが増えて目に力みが入る様子などがあると、この動きが苦手と判断できます。
できればご自身でもやってみてください、人によっては意外にもゆっくり追いかけるって難しく感じる方もいると思います。(自覚的にも、他覚的にも検査できます)
ちなみに僕はこの動きとても苦手です。昔から授業中はジッと座れないし、本は読み飛ばすし、先生には反抗する典型的な子供だったそうです。
跳躍性眼球運動(サッケード)
任意に点を決めます。

先ほどと同じく、今目の前にある任意の点(柱→冷蔵庫の角→棚の角→ドアの角…みたいな感じ)を決めます。
その点を、パッパッパと瞬間的に切り替えながら見ていきます。
先ほどの追従性眼球運動と比べてどうでしょうか?
自覚的にやりやすい・やりにくい、客観的にやりやすそう・やりにくそうなど、何かしらあったかと思います。
一度ご自身でもされて感じてみてもらうと
すごく大雑把な見方ですが、参考までに。
●追従性眼球運動が得意気味の方
全体を視野広く観察し把握することが比較的得意
長時間のデスクワーク作業とかは苦手な傾向
気が散ると目の前のことに取り組みにくい
●跳躍性眼球運動が得意気味の方
やり始めると集中力が出てきやすい
まわりが騒がしくても集中できる
視野が狭く全体や奥行きを把握しにくいときがある
自宅でできる訓練法(遊び)
一般的に学童期に言われる発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)などが有名だと思いますが、正直僕はあまりこのあたり詳しくありません。専門家でもありません。
ただ、そうしたお悩みを持つ方と触れ合う中でいくつか感じたことがあって、ベタですが昔からある遊びが眼球運動のスムーズさに関連していることでした。
以前、小学校2年性の男の子(患者様のお子さん)が学校でADHD傾向があると指摘されたと相談されたことがあります。
その子に当時、僕がけん玉を練習していたのでお勧めしたら、けん玉を買って家でずっと練習していたんですが、数ヶ月もすると、授業の間はジッと座れるようになったと言われたことがあります。
その頃は、けん玉が発達障害に良いとか知らなくてなんとなく身体のバランスに良さそうだなと思って薦めたのですが、それがよかったのかもしれません。
それ以外にも、折り紙、紙飛行機、ボール遊び(キャッチボールやジャグリングとか)、竹馬なんかも良いと思います。
折り紙や紙飛行機は折り目をきちんと合わせたり、角と角を合わせたり、ボール遊びも遠近感や視野をスムーズに扱う訓練として良さそう。
こうした感覚は今のスマホゲームとかでは出し得ない感覚なので、昔遊びをやってみるのもひとつのきっかけになるかもしれません。
そうした遊びの中で自然と、眼球運動が適度に刺激されてスムーズな動きを覚えて、心身の本来の発育が促されるのわかっていてこういった遊びが考案されたのかもしれないですね。
というところで、今日は以上です。
ありがとうございました。










