整体庵大空の下大前です。
突然ですが、youtubeがメインの時代ですが、みなさんラジオって聞かれますか?
僕はstand.fmやVoicyというアプリで聞いていますが、耳で聞けるというのもよくて目が疲れないのと、移動中やランニング中なんかもとても有効活用できるのでおすすめです。
ぼくも日常思ったことの日記や、今学んでいることの進捗状況などをラジオ配信しているのですが、ここ最近「健康情報」についてのラジオ配信をやり始めています。
目的として、施術中に患者様の体に合わせてアドバイス的なことをお伝えしますが、当然時間的にも全てをお伝えすることは出来ません。
例えば4つお伝えしたいなということがあっても、そのうち最も重要な1つに絞ってお伝えしています。
ラジオであれば音声で残るので、みなさんが興味がある回だけ試聴して日常の健康管理に活用してもらえると思います。
これから少しずつ収録していきますので、ご試聴ください。
第1回は更年期症状について
音声で聴きたい方はこちらです↓
https://stand.fm/episodes/66a788ff06e2b27fd1590328
第1回は更年期症状についてです。
男性にもありますが、基本的は女性に多くみられる症状です。
僕は以前、産婦人科で整体をしていまして、当時更年期症状の相談が多くありました。というのも、産婦人科での更年期症状のケアはホルモン剤の補充・漢方薬、強い症状に対する対症療法です。
西洋医学では、更年期症状の原因として「閉経時期に伴う女性ホルモンバランスの変化」とされています。
ん?と思う方もおられるはずです。
閉経自体はある時期になると共通して起こる変化ですが、更年期症状は出る方、出ない方がいます。なぜ?と疑問に思いませんか?
僕はこの疑問を当時働いていた産婦人科のドクターに投げかけてみましたが、最終的に納得出来る答えは返ってきませんでした。
なので、独自に考えるしかなかったのですが、その中の一つが「目の緊張」でした。
目が緊張して力が抜けない状態になると、生殖器系には負担がかかります。これは理屈で理解するよりも、更年期症状で悩まれている方は次のことを試してみてください。
目の緊張を和らげる方法
目の緊張は、筋肉の緊張と違い自覚しにくい特徴がありますので、私の目は緊張しているのかな?という方は、以下のことを試してみてご自身の目や症状がどう変化するかを体験してもらうのが良いかなと思います。
1、スマホやパソコンの光度を極力落とす
2、部屋の明かりを暗めにする
3、白色よりも暖色系にしてみる
4、蒸しタオルで目を温める
5、キャンドル(ろうそく)を楽しんでみる
特におすすめなのは、部屋の明かりを昼間ならOFFにしたり、夜休む時間帯は暖色系で調光タイプの照明をしようしたり、間接照明をうまく活用して、やさしい照明にしてみることです。
最近の照明はほとんどの製品がLEDですが、LEDよりも白熱球、白熱球よりもろうそくの明かりとかの方が目にはやさしいです。
LEDの光は直視できないですが、焚き火の灯りはずっとみてられますよね。あれは目に優しいからなんですが、優しい光は目の緊張を和らげて、深くリラックスした呼吸に転換しやすくなります。
更年期症状で代表的な症状は、のぼせ・ほてり・ホットフラッシュ・発汗などがありますが、そうした状態の時に上記の暗めの部屋に入り目が和らぐと、これらの症状がスッと落ち着いていく感覚を体験できると思います。
目の緊張を和らげる効用
今回は更年期症状についてお話しましたが、「目を和らげること」は、いろいろ有効だったりもします。
例えば、生理痛、肩こり、頭痛、腰痛、膝や股関節の痛み、呼吸器系症状、高血圧や心疾患など循環器系症状、血液の浄化などにも変化があります。
特に今(8月)は、熱中症のニュースが毎日にようにありますが、目の過緊張による呼吸の浅さから熱中症を引き起こすことも多く、例えばサングラスなどで目を保護することも熱中症予防では大切です。
目はこうして身体の機能と密接に連携していて、それを垣間見るきっかけになったのが更年期症状でもあって、そこから今僕は目の勉強を本格的に行なっています。
知れば知るほど奥深い目の世界。そこで学んだことはstand.fmのメンバーシップで配信していますので、興味があればご試聴ください。
近視眼的な日常は目の緊張を作りやすい
最後にもう一つ目の緊張させやすいポイントをご紹介します。
近視眼的というのは、近いもの(スマホやパソコンなど)を見続けるということもありますが、効率や即効性、近道を知りたい、正解を求めてしまう思考というのも近視眼的な視野になりがちな状況です。
近視眼的な状況から視野が広がることもあるので、それ自体が悪いわけではないですが、比較的僕ら現代人は、じっくり物事を進めるのは苦手なことが多いです。
例えば、地道に継続して年単位で技量を身につけていくことよりも、数ヶ月で成果を出せる!というキャッチコピーの方が惹かれがちだったり。
数日かけて作る料理よりは、時短料理の方が好まれたり。
広い視野でみると、きちんと前を向いて進んでいても、今日1日の成果が目に見えなければ、前に進んでいないような気がして焦りや不安を感じたりすることもあるかもしれません。
そうした時は、近視眼的になりすぎて、そもそもの自分どうしたいのかを忘れかけていることもあるかもしれないので、振り返ってみるのも良いかもしれません。
本当に重要な思考はここから先ですが、近視眼的になりがちな場合はまずここを見つめてみる必要があります。
まとめ
今日は更年期症状から目の緊張、目と呼吸器の話、近視眼的な視野の話までお話しました。これ以上深い話は人それぞれで異なりますので、興味がある方は施術の時などに聞いてください。続きを話しましょう。
ご意見や感想、質問などはお気軽にどうぞ!😀
それでは、今日も良い1日をお過ごしください。