おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は4/4🌸
僕の自宅前は息子が通っている小学校があるのですが、今日が入学式だったようで、桜もほぼ満開で天気も良く、入学式日和です🌤
ここ数年は3月後半に桜が咲いて、入学式頃には葉桜🌱というのが大阪では通例でそれはそれで良いんですが、今年はこれぞ入学式という感じでしたね😊
さて、色々な災害や健康情報が毎日のように目まぐるしく入ってきますが、みなさま体調はいかがでしょうか?
一寸先も不透明な今の時代で、やっぱりたくさんの情報に振り回されますが、こんなときこそ足元みて「自分がやるべきこと」に目を向ける必要があるなと感じています。今日は整体とはなに?ということ、僕自身が何をしているのか?ということについて書いてみます。
よければお付き合いください。
整体とは?
時々「整体」ってなにするんすか?と聞かれます。
「整体とは◯◯です」という定義があるようでなくて、強いて言えば、身体の不調を改善することや疲労を取るための施術を総称して整体と言われています。
(厳密には異なるのですが、一般的にはそんな解釈です)
僕も体が疲れたり、どこかが痛い時は同業の先生にみていただくこともありますし、家族が身体の不調があるときにも然るべきクリニックに相談することもあります。
とりわけ整体施術で僕が普段施術させていただく機会がある悩みは、大きく以下の3つです。
1、身体の痛み
腰痛、肩こり、肩首の痛み、背中の痛み、肘・手首、・股関節・膝・足首など各関節痛、頭痛や眼精疲労などの慢性的な痛み
その他にも寝違いや、ぎっくり腰などの急な痛みなどもおられます。病院(整形外科など)では良くならなかった慢性的な症状に悩んで来られる方が多いです。
具体的には、病院で「安静にするしかない」「もう年だから変形してて治らない」「痛み止めで様子見ましょうと言われたけど良くならない」という方が相談に来られるケースが多いです。
2、その他症状、自律神経の不調、メンタル的な悩み
頭痛、めまい、フラつき、脳卒中後のリハビリ、起立性調節障害、各種内臓疾患、アトピー性皮膚炎、不安症やパニック症状うつ症状、強迫性障害などメンタル的な悩みなど
3、妊娠中、産後、婦人科系のお悩み
生理痛、PMS、不妊症、更年期症状、妊娠中特有の不調や痛み、悪阻の改善、産後ケアなど
その他も様々な病状を今までに見させていただく機会がありました。もう少し具体的な症例はGoogleの口コミか、“お客様の声”をみてみてください。
病院と整体の違いは?
僕はもともとスポーツ整形外科と産婦人科でそれぞれ5~6年ずつ働いていました。今でも患者様の状態によっては病院にご紹介させていただいたり、医師と連携しながら施術を進めることもあります。
よく整体=東洋医学だから、西洋医学とは真逆でお互いに否定的ですよね?って思われがちです。
たしかに一部そういう先生もおられるのは事実なのですが、対立関係にはなくてお互いの得意不得意があると言ったほうが適当です。
(現代の本流的医学は西洋医学)
わかりやすいのは整形外科で、やっぱり骨折や脱臼などのケガの場合はまず整形外科に相談した方がいいです。
または自覚症状はごく軽くても何かしらのトラブルがある場合もあるので、そこが不安な方はまず病院を受診し、診察や各種検査で緊急度の高い状態でないか?を確認するのが良いです。
一方で整体は、慢性的な肩こりや膝痛、腰痛で整形外科に行ったけど「シップと痛み止めをもらったけど効果がない」という経験をした方もおられるかもですが、これらの慢性的な不調は整形外科では比較的不得意分野です。
そうした慢性的な悩みに関しては、僕らのような整体を受けるのはおすすめで、今の身体の状態に合わせて上手に使い分けてもらえるのがいいです。
僕も、一昨年の施術中に盲腸になって、あまりの痛みに気を失い病院に運ばれたことがあって、そのときの抗生物質の劇的な効果は本当にすごくて、こういう技術が発達している現代医療は改めて凄いなと身をもって知ることが出来ました。
いきなり整体に通うのも不安だな…という方はまず病院にいって大きなトラブルがないことを確認した上で、整体に行くのがベターです。
※ここに関しては音声ラジオでも収録しました↓こちらも合わせてお聴きください。
どんな施術をしているの?
前述したように整体の定義自体があいまいなのですが、僕として整体するときにどこを大切に整体をしているか?ということを難しいのですが言葉にしてみようと思います。
大きな目的はその人の「動きにくい部分をみつけること」です。
「動きにくい部分」というのが、あまりイメージが湧きにくいかもしれませんが、僕たちの身体は人それぞれに「動きやすい部分」と「動きにくい部分」があります。
いわゆる〝クセ〟です。
クセには、筋肉の癖もあれば、思考の癖もあったり、様々な癖があります。なので、その癖によって筋肉のつき方も異なります。
「動かしやすい部位」とは、例えば買い物で数時間歩いたら、いつも足の◯◯が張ってくるというところがありませんか?
そこが自分が歩く時にメインで使用している「使いやすい筋肉」で、ほとんどの痛みや不調は、この「使いやすい部位」=「使い過ぎている部位」で痛みや炎症が起こります。
なので安静にしておけば(使いすぎなければ)、痛みは軽減することもありますが、慢性化すると、そこばかりが常に痛みや張りがあるという状況になるので、痛み止めやシップをしても、日常的に使い続けているので、やっぱりまた痛みが出てきます。
じゃ、どうすればいいのか?
ってことで「動きにくい部分」をみつけること。が大事なんです。
動きにくい部位って、文字通り動いてない(サボっている)ので、そこが疲れることも張りが出ることもなく、無自覚なんです。無自覚なのでなかなか自分の感覚だけでは気付けなくて、僕も偉そうに言ってますけど自分の無自覚をみつけるには人を頼らざるを得ません。
でも、 無自覚な「動きにくい部分」をみつけて、そこが動くようになれば、今まで頑張りすぎてた「動かしやすい部位」は休憩できたり、負担を減らすことが出来る。その結果として、痛みが軽減して改善されていくことになります。それだけでなく、今までよりも多い筋肉で身体を動かすことが出来れば、より少ない力で動けるので、疲れにくい身体にパワーアップすることも可能かもしれません。
なので、膝が痛い人を安静にするのではなくて、例えば体操やトレーニングをすることで、結果的に膝の痛みが解消されることもあり得ます。
僕が整体という名前をお借りして行っているのは、その人や病状により異なりますけれど、このようなことです。
人見知りだけど人が好き
いろいろ書きましたが、結局のところ整体そのものが好きというのもありますが、そもそも人と対話することそのものが好きなんだと思います。人見知りですけど。
会社の同僚や上司部下との関係、塾(学校)の先生と生徒、親子、飲み屋のマスターと客なども、同じような関係だろうなと思っていて、そうした人間関係はときとしてストレスになることもあるんだけど、それは自分の無自覚をわからせてくれる存在だから、ストレスに感じるんだと思います。
そうして自分の無自覚と出会うことで、僕たちは成長していけるのであれば、そこには色んな可能性があるし、自分でも知らないような自分が人の数だけあるような気がします。
そういうところが面白いなと感じるところです。
今、目の勉強中です
今、僕は目の勉強をしていて、眼鏡専門学校にも通っていますが、視覚行動研究所の野澤先生(https://sikaku-koudou.com/)のもとで勉強と経験を積ませていただいています。
野澤先生の眼鏡は、自覚する視覚として「みやすい眼鏡」を作るわけではなく(それも眼鏡の機能のひとつですが)、その人が動きやすい目の動きを検査して、無自覚に動きにくい眼の動き(両眼視機能)を補助する眼鏡を作られています。
その結果、野澤先生の眼鏡をかけた瞬間は、自分のやりやすい目の動きを今まで通りにはさせてもらえないことがあって、人によってはかけはじめは「長時間かけるのが辛い」と感じる方も少なくないんです。
一言で言えば「今まで見えなかったことを見させられる眼鏡」とでも言いましょうか…。
変な表現に聞こえるかもしれませんが、眼鏡が無自覚な自分に出会う(自分の成長・自己の拡大)ひとつのきっかけになるのではないかと考えています。
たぶん、僕はそこに感銘を受けて目の勉強をしたいと思ったんだと思いますが、最近までこれをうまく言葉にできませんでした。
僕が行う整体施術も、この無自覚な部分をもっと大切に探求していきたいと思っていて、施術も、体操も、会話も、眼鏡も、それらを通して自分の無自覚を知って成長することが出来て、そうして悩みが自ずと悩みではなくなっていくのだと思います。
そこに僕たちの成長(可能性)があるし、そこに生きる面白さがあるような気がしています。年齢も関係なく。
とはいえ、僕はまだまだそこを見抜ける観察眼も足りません。もっと敏感に感じられる感覚を磨いてかなきゃと思ってます。
このブログで書いた僕の整体施術への想いも正解かどうかはわかりませんが、今現状の僕は、そう思っています。
僕が患者様の成長や可能性を…と偉そうにいうのならば、まずはお前が成長しろよってことなので、何より大切なのは、僕がどこまで僕として成長できるかだけだと思います。
今日も眠さの限界までできる限り勉強します。
いつもお越しいただいている方、またブログを読んでくださる方、ありがとうございます。
今日も良い1日をお過ごしください☺️
お花見したいですねー🌸