こんにちは。
整体庵大空の下大前です。
今日は心身のリラックスについてのお話です。
僕の反省と最近意識的に行っていることのまとめでもあります。
整体施術もリラックス目的で来られている方もいらっしゃると思いますが、当の僕はつい1年ほど前まで「リラクゼーション」は自分の仕事ではなく、僕の仕事は治療・指導がメインだと思っていましたし、自分自身にとってもリラクゼーションは日常生活で後回しにしていました。
でも、最近は結構そんな考えが変わりつつありまして…
心身のリラックスの大切さをとても感じています。
その理由を今日のブログではお伝えします。ぜひ日常を振り返りつつ、日々の中でリラクゼーションをうまく活用したいですね。
とくに僕のようにリラクゼーションなんてやってる余裕ないよ!という方は、大切にてみてほしいことです。
どうしても自分一人ではうまくいかない!という時はどうぞご相談ください。
というか、今まで僕の偏った意識が「疲れや癒しを目的に整体院に通ってはいけないかな…」という印象を知らぬ間に醸し出していたかも…(ごめんなさい)
リラックス目的でも、もちろんご相談ください。めちゃくちゃリラックスさせますので。笑
リラックスはとても大切
繰り返しですが、自分自身は今までマッサージに行くことはほとんどなかったんですけど、時々でもリラックスすることはとても大切だと感じています。
それ以外にも一人で行えるストレッチを毎日したり、昼寝の時間を作ったり、知り合いの先生に治療してもらう、アロママッサージなどを受けてみたり、最近は小学生ぶり?に理容室で顔剃りをやってもらいました。笑
顔剃りって当時はそんなふうには思わなかったですけど、案外心地よくてリラックスになりました。不思議なものですね。めちゃくちゃ良かったので、また行こうと思います。
「リラックスは大切」なんて、今更何当たり前のこと言ってんの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
僕もそう思っています。笑
この仕事をしておきながら、何を当たり前のことを言ってんだと思います。
僕自身がそうなんですけど、常に何か「焦り」のようなものを抱えて、「今のままじゃダメだ!」「サボってはいけない!」と焦りが常に背後にある感覚で生きているような気がしています。
僕は気がつくとすぐにそうなってしまうのですが、皆様はいかがでしょうか?
焦り、なにかに追われるような感覚
何か常に問題抱えていて、そのために追われる日々を送っていて、もはや問題に対処するために生きているかのようになり何のために生きているかを見失ってしまうこと多いかもしれません。
何かをやるにしても、そこに効率やコスパ的なものを考えてしまうのもそうかも。
料理や掃除なんかも、本来は美味しくできたら嬉しい、家が綺麗になったら心地よいという程度で、別にどちらが多少疎かになっても生きていくこと自体に大きな支障はないことかもしれません。
なので時短や便利グッズなどに需要があるのだと思いますが、なんなくその背景にはうっすらと「焦り、不安、○○でなければいけない…」という想いを感じるのは僕だけでしょうか。
(それも悪くないけれども)
本質的には、
問題を問題とさせているものに目を向けるべきだとわかってはいるのですが、
やはり日常に次々に起こる問題には対処せざるを得ないし、お金の問題、健康の問題、病気への不安、など対処すべきことが盛りだくさんです。
昔よりはるかに便利になってはいるものの、そのおかげ?で焦りの連続で、焦っていることにすら無自覚で、知らない間に、自分の幸せすらも他者と比較する中でしか見つけることが出来ず、自分の劣等感を抱えて、本来の自分の幸せって?と考えることなく、それでも漠然と雲をつかむような幸せを掴みたくて、焦り続けているような気がします。
このままでは、大きな病気やトラブルで活動不能になってから、本当の大切なことや自分の幸せに気づき、自分の人生であるはずなのに、その限りある肉体時間のほとんどを他者と比較した劣等感を対処することに費やすことになりかねないと感じています。
一息つく
寝る間を惜しみ、食事なんかよりもやっていたいことがあるのであれば、それは無理をしても身体への影響はあんまりなくて、むしろその夢中さが身体の栄養になったりもします。
そこにも落とし穴はあるにはありますが、それはまたの機会に考えるとして…
そういう動機とは別で、上で書いたような「焦り、追われる、○○じゃいけない」というようなある意味で自己否定的な想いが動機になっている場合は、一息つくことが大切だなと思います。
一息つくきっかけは人それぞれですが、一旦立ち止まること。一息つくこと。で得られる頭の思考の余白とでも言いますか…
この余白がないと、問題を本当の意味で解決するための新しい感性やアイデアなんかも生まれない気がしますね。そういう意味でも、単に疲労を取ってリラックスするだけでも、一息つくことはとっても重要な気がしています。
僕も、積極的にこうした時間を日常のなかで確保して、マッサージに行くなど一息つく時間を大切にしようと思っています。自分の実現したいことを実現するために。
リラクゼーションと治療
僕は18歳で医療の世界に入ってから、リラクゼーションと医療は別物だと思い込んでいました。
治療をする人間としての余計なプライドがあったのか、リラクゼーションは自分の仕事ではないと思っていた感覚がありました。でも、去年とある方のアロママッサージを受けたときにその概念が消えてなくなるくらい、リラクゼーションだからこその意味というか良さがあって、治療ではないとする行為が治療よりも治療になっていることを体験させていただけました。
もちろん双方の良さはあって、治療としての治療には当然その良さはあるのですが、リラクゼーションの価値というのは、昔も今も普遍的でなくならない意味があるのではと思います。
自分も、治療とリラクゼーションをそれぞれ分け隔ててみていたところをとても反省しています。どちらの行為であっても、それを受け取る身体の側で起こる働きとしてみれば、同じことで…
その時その時で、目的が治療かリラクゼーションかで使い分けたりできると今は考えて、施術をおこなっています。施術の中にリラクゼーションという意味合いでの施術が必要な方には増やすようにしています。
そして、僕自身も適度にリラクゼーションをすることを大切にしています。
リラックスした状態で思考を始めると、焦りが和らいでいて、現実にある課題は変わらないですが、それをどう捉えていくか?は変わります。そして、自分が焦る理由を考える余裕が生まれ、問題を問題としていることに目を向けることが出来始めた感覚があります。
月並みですが、焦りから生まれる思考や行動ではなかなか事態は変化しないか、悪循環だったりもしがちなので、もしご自身の現状に心当たりがあるようでしたら、一旦お休みをして、なにかしらのリラクゼーションの機会を作ってみてください。
「そんなことをやっている余裕はない!」という方ほどおすすめです☺️
一人でできるリラクゼーション(ストレッチや遊び、息抜き)などももちろんおすすめですが、人に体を触れてもらうマッサージなどもとてもおすすめですね。もちろん信頼できる人であればこその変化ではありますが、ぜひそういった先生を複数人みつけておいて、適時頼るということは大切ではないかなと思います。
お互い、本当に大切なことを見誤ることなく頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
今日も良い1日をお過ごしください。