おはようございます!
整体庵大空の下大前です。
今日は、「突然目が開かなくなる」そんな症状にお悩みのあなたに、
その症状の正体をお話したいと思います。
もちろん、この話は医科学的な根拠のある話ではなく、僕が整体師として、
14年間、7万人以上の方を整体してきたなかでの経験からのお話です。
このお話を、信頼できるかどうかは、あなたが決めていただければいいと思いますが、
少なくとも、経験に基づく話は、客観的事実をお話している点において科学的にどうかよりも的を得ていることが多いと思います。
一般的に、
「目が開かない」と行って病院に行くと、
眼瞼けいれん、顔面けいれん、顔面神経麻痺と診断されることが多いと思います。
当然、患者様は
目が開かないので、目を開きたいと言って病院にくるので、
医師は、目を開くようにする治療を行います。
目を開く治療とは、薬で神経の通りを改善するか、
それでも効果がなければ、手術によって瞼を開かせるようにしますが、
しかし、
まずこれらは、
「目が開かない」という症状を改善しようとする「対症療法」でしかないことを知る必要があります。
対症療法とは、名前を知っている人は多いと思いますが、
症状を消す治療であって、病気を治すための治療ではなく、
原因がはっきりわからないが、とりあえず苦痛な症状だけは改善しようとするのが、対症療法です。
「目が開かない」という症状の対症療法は、
その原因はわからないが、目を開けれるようにしようという発想が、薬や手術なのです。
「じゃあ、私の目が開かないのはなんでなの??」
ここが、今日のブログの本題になります。
目が開かないという現象の、正体について、僕なりの考えをお話してみたいと思います。
参考になれば幸いです。
それではお話していきましょう。
「眼が開かない」とは、その原因とは?
「目が開かない」というと、
病院では、眼瞼けいれんや、顔面けいれんと診断されることが多いと思います。
診断を受けても、原因は不明とされ、ストレスでは?と言われ、
その治療は、薬や手術で、眼を開けるようにする対症療法になります。
もし、ストレスが原因だとしたら、
ストレスの正体とは一体なんなのでしょうか。
実は眼に観えるものと、ストレスは非常に深く関連するのです。
眼とストレス、その関連を紐解くためにも、眼が開かない原因についてお話していきましょう。
眼瞼けいれんで目が開かない原因をお話する前に、
まず「眼」についてお話したいと思います。
眼に「映るもの」と「観えるもの」
眼を理解する上で、
「眼に映るもの」と「眼に観えるもの」の差を理解する必要があります。
眼の機能というと、「視力検査」が思い浮かびますよね?
よくある検査で、右1.2とか、左0.8とかいうあれです。
これを、「静止視力」と言い、あくまで止まっている物体を観る視力です。
スポーツ選手に重要な「動体視力」は、動いているものを捉える視力のことです。
一般的に眼の機能とされるこれらは、眼の表面的機能のごく1部でしかなく、
今からお話するのは、それとは少し次元の違う「眼」のお話です。
突然ですが、
下の写真を1秒間みてください。
この写真の中に、
いくつくらいの情報があると思いますか?
車の数、色、人の数など…
約1000万個程の情報があるとされています。
1000万個すべての情報は、あなたの眼にも映っていますよね?
でも、この写真をみてあなたが観えた情報はいくつありましたか?
「夜の都会だなー」
「手前に白い車があるなー」
「何かの買取のお店があるなー」
という感じで、おそらく1つか2つの情報しか観えていないと思います。
視野が広い人でも、
3つ4つ程度でしょう。
1000万個の眼に映る情報の数に対して、
実際にあなたが視覚の情報として、観えたものは2つ程です。
眼に映る情報:眼に観える情報=10,000,000:2
ということです。
しかも、2つの観えた情報は、人によって個人差があります。
試しに3人で先ほどの都会の写真を1秒ほどパッとみて、写真は伏せて、
覚えている情報を出し合ってみてください。
3人ともおそらく違う情報を言うと思います。
ということは、
3人とも、同じ写真を見たにも関わらず、異なる情報が観えたことになります。
実は、ここに眼が開かなくなる眼瞼けいれんや顔面けいれんの正体が隠されているのです。
眼に映るものは皆同じ。でも、観えるものは人によって違う
眼に映るものは同じものを見ていているので、皆同じです。
ですが、
「観えるもの」は一人一人で異なります。
このことは写真だけではなくて、
同じ出来事でも、人によって受け取り方が違うように、
一つのこと、一つのものを見る視点が違えば、観え方が180度変わってしまいます。
眼に映るものの中から、あなたの眼に観えるものは、
あなたが、観ようとしているものなのです。
では、
「眼が開かない」とは、どのような意味があると思いますか?
おそらく同じ症状で悩む方で、目が開かない原因は考えても、
なぜ、目が開かないという現象が私に起きているのか?という意味は考えないことが多いと思います。
眼が開かないという現象は、
あなたの体からのメッセージではないでしょうか?
眼が開かないというメッセージ
例えば、
夫婦関係がうまく行かず、毎日顔を合わすのがストレスに感じているとしましょう。
「夫婦関係がうまく行っていない」という目の前の現実は客観的にも事実です。
しかし、この事実を、
「じゃあ、いっそのこと別れてしまえば、自分の好きにできる!」
と観るか、
「もうどうしてこんなにしんどいことばっかり起きるの…」
と観るか、はあなたが決めることができます。
自分の眼に映ることの中から、
気分も体も辛いことばかりを観えていると、あなたの眼はどうなると思いますか?
…そうです。
眼が開かなくなってくるんです。
あまりに辛い光景って、
「眼を覆いたくなるような…」と表現したりしますよね。
まさにその通りで、 あなたの眼に観える世界が、
ストレスだらけの世界であれば、 あなたの眼は開きにくくなったり、
けいれんを起こしたりして、 サインを送ります。
そのサインとは、
「辛い世界ばっかり観ているんじゃない?もっと自由にあなたの本心で生活していいんだよ」 というサインかもしれません。
少なくとも、あなたに苦痛を与えるサインではないことだけは確かです。
むしろ、眼を閉じることによって、
あなたの観ている世界を観えないようにしようと、あなたを助けたい、
守りたいという宇宙の意思から起きている現象なのです。
このメッセージを受け取ったあなたが、
それでも辛い世界を観続け、閉じてくる眼を薬や手術によって眼を無理やり開けて、さらに辛い世界を観続けるか、
それとも、
あなた自身が観る世界を転換させて、 すばらしい世界を観に行くかは、
あなたの意思で自由に選択することができます。
あなたはどちらを目指したいですか?
眼が開くためには?
とはいえ、眼を開き普通に生活したいと思うと思います。
眼を開くために、必要なことは、大きく2つあります。
1つは、整体で体を整えること。
もう1つは、
物事の観方を180度変えて、発想を転換していくこと。です。
特に発想を転換して行くことができれば、眼の症状は改善します。
通常は、整体を行いながらカウンセリングをして行くのですが、
物事の観方を変えることは、自分一人でもやれなくはありません。
それは、自分とは違う感性を持っている方とお話をしたり、
様々な人が書いた書籍をみてみるのも、いいでしょう。
同じ物事でも100人いれば、100人の観方があります。
どれだけ、不幸に観えることでも、
その中に希望や自由を見い出すことはできます。
むしろ、
自由や希望を知っているからこそ、
不自由や、不幸、ストレスを感じることができるのです。
不自由は自由を知ってるから、感じる。
不便は便利を知っているから、感じる。
不幸は幸せを知っているから、感じる。
このブログを読んでいるあなたが、今どれほど苦しい世界を観ているか、
僕には感じることができません。
でも、大丈夫です。
はっきり大丈夫と言い切れます。
なぜなら、あなたの不自由さは、自由であることを知っているからこそのものだから。
もう十分苦しんだでしょう?
そろそろ、囚われ続けるのをやめませんか?
そして、発想を180度変えてみませんか?
最後に、僕の大好きな、高橋歩さんの作品から、素晴らしい詩をご紹介したいと思います。
ONE EIGHTY (高橋歩)
世の中の常識に中指を立て、
くそったれの貧乏など笑い飛ばしながら、
いつも、自分の好きなことに1点集中してきた。
苦しい時期に続いても、心配はいらない。
結果が出てきた途端に、世の中の反応は180度(ONE EIGHTY)転換する。
全ての「失敗」は、「経験」と呼ばれ、
「わがまま」は「こだわり」と呼ばれ、
「自己満足」は、「オリジナリティー」と呼ばれ、
「意味不明」は、「斬新」と呼ばれ、
「協調性のなさは」は、「個性的」と呼ばれる。
周りからの反応に右往左往することなく、
自分にとって大切なものを、ぎゅっと抱きしめて。
自分を信じて表現を続けるすべての人へ。
心からエールを送ります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
眼が開かない、眼瞼けいれん、顔面けいれんは、
最近では、非常に増えてきている現象です。
なぜ、現代人にストレスを原因と思われるような現象が増えているのでしょうか?
それは、
もしかしたら、すでに幸せを手にしているからなのかもしれない。
そんな風に思うことがあります。
すでの幸せの中にいる。すると、自分が幸せであることを忘れ、
不幸せなことばかりが眼に観えるのかもしれません。
単純にストレスだけでいえば、戦後の日本人や、
現代人でも、内戦が続く国の人々の方が私たちよりはるかに強烈なストレスに晒されているはずですよね?
しかし、ストレスが主原因とされる病は、私たち日本人の方が圧倒的に多いのです。
これは、何を意味しているのか?
よく考えて観ることが大切ではないでしょうか。
今日は、眼が開かないという現象を、僕なりに解釈してお話してみました。
このブログがあなたの中に革命を起こせていれば、とても嬉しく感じます。
それでは今日はこの辺で!