こんにちは!
人の可能性を広げる天才整体師の下大前と申します。
今日は、
耳鳴りを解消するために、耳鳴り治療をやめよう!
という内容になっています。
一見、矛盾しているように聞こえるかもしれませんね( ´∀`)
このブログの結論を先にお伝えします。
それは、
「耳鳴の治療を病院で受ける」=「自分は耳鳴りであることを自覚する」
ことになります。
そして…
「耳鳴りを自覚する」=「耳鳴りへの執着が生まれる」
ということになります。
耳鳴りを解消するためには、
「執着しないこと」が重要です。
そんなお話を今日はしたいと思います。
ー今日のお話
- 耳鳴りの原因
- 耳鳴り治療は耳鳴りへの執着を生む
- 耳鳴りは執着により慢性化する
- 耳鳴りであなたが好きなことを我慢する理由はない
- まとめ
耳鳴りの原因

耳鳴りの原因にはいくつかのパターンがあります。
場合によっては、病院での治療が耳鳴り改善効果が高い場合もあるので、
まずは耳鳴りの原因についてお話ししたいと思います。
耳鳴りは、大きく以下の3つの原因から起こります。
耳鳴りの原因1 病気から発生する

割合は非常に少ないですが、
脳や耳のトラブルによって耳鳴りが生じている場合です。
この場合、医学的な画像診断などで比較的はっきりと原因が説明されるので、
病院での治療が有効な場合があります。
脳腫瘍や内耳の異常などがこれに当たります。
メニエール病は病名ではありますが、まだ原因や解決策ははっきりわかっていないので、これは原因不明の耳鳴りに分類されます。
耳鳴りの原因2 骨格姿勢バランスの乱れ

この原因による耳鳴りの場合、
病院での画像診断や検査では原因がはっきりわからないとされるでしょう。
耳鳴りを引き起こすきっかけ自体は、
大きい音を聞いたとか、
嫌な音を聞いてしまったなどがありますが、
実はそれはきっかけなだけであって、
耳鳴りを引き起こす身体であったから耳鳴りを引き起こした。
と考えられます。
それは、体の歪み、背骨の歪みがある体であることが多く、
体の歪みを整えることが、
耳鳴りを解消する「きっかけ」になります。
耳鳴りの原因3 心のバランスの乱れ

心のバランスが乱れて耳鳴りを引き起こす。
3つの原因の中でも最も実態がない原因ですが、
耳鳴りで悩む方の場合、
この「心のバランス」が乱れていない人はほぼいないと言えるかもしれません。
特に耳鳴りという現象は、
あなたの心理に、
「聞きたくない声や音、または内容」
がないでしょうか?
もしくは、
「関わり合いたくない」
「喋りたくない人やこと」
というのもあるかもしれませんね。
これは、耳鳴りとして現象化する原因になります。
私たち人間の耳って、
街中でいろんな音がしていても、
誰かと話をしているとその音だけを集中的に拾うことができますよね?
でも、ハンディカメラなんかで映像をとると、
話し声以外に様々な雑音も同じ程度の音ととして拾うので、
いろんな音が混ざって聞き取りにくいなんて経験ありませんか?
これが人間の耳なのですが、
では、「聞きたくないこと」「関わり合いたくないこと」があると、どうなるのか?
それを聞かないように防御する反応を体は起こします。
「自己防衛機能」ですね。
この防衛機能が、
「耳鳴り」の正体なのです。
耳鳴り治療は耳鳴りへの執着を生む

耳鳴りで悩み病院へ行くと、
おそらく、
いくつかの問診のあと、
検査を行い、その結果を後日説明されることになると思います。
そして、
そこで目立った検査所見がない場合は、
原因がはっきりしない耳鳴りとして、
薬や漢方薬を処方され、「様子をみましょう」となるでしょう。
そして、当然その薬を飲み続け、
次の診察の時に、
「耳鳴りの具合はどうですか?」と先生に聞かれ、
「あまり改善がありません」と答えると、
「薬の種類を変えましょう」となり、
また次の診察で、
「耳鳴りの具合はどうですか?」と先生に聞かれ、
「あまり改善が…」と答える。
…
実は「このやりとりこそ耳鳴りを慢性化させる原因」になります。
現代医学はある部分では発達しましたが、
その発達のせいで、画像や検査が診断の中心になり、
その「人」自身をみなくなってしまいました。
このやりとりを続けると、
お客様が、
「自分自身は耳鳴りがある」ということを、
刷り込まれてしまい、日常生活の中でも、
耳鳴りが気になり、耳鳴りの音ばかりに意識を向けてしまうことになります。
先ほどお話した、音を聞き分ける能力を思い出してください。
人は音を聞き分けられるので、耳鳴りであることを自覚するほどに、
耳鳴りの音しか聞こえなくなってしまって、
それ以外の音が聞こえなくなってしまうのです。
僕が、「耳鳴りは治療しないほうがいい」と思っている理由はこれです。
もちろん医学的な処置が必要なケースはありますが、
ほとんどの場合はこのパターンで耳鳴りの改善ができずに、
耳鳴り治療が返って迷路に迷いこむような結果になってしまっているのです。
耳鳴りは執着により慢性化する

耳鳴りが、
治療して対処することによって、
より慢性化してしまうケースがとても多いというお話をしました。
では、耳鳴りを解消するためには、
耳鳴りへの執着をなくしていくことが大切になります。
この話をするとお客様にすると、
「でも一日中なってるし…」
「聞こえないようにしても聞こえてくるものは仕方ない」
と言われます。
じゃちょっと考えてみましょうね^ ^
あなたがここ数日の中で、
耳鳴りの音が変化したり、
耳鳴りを忘れている瞬間や、ひどくなる瞬間ってありましたか?
おそらくほぼ全ての方はあるのではと思いますので、
よーく考えてみてくださいね。
では、次にその耳鳴りはどんな時に変化しましたか?
例えば、
「一人で考え事をしているとどんどんひどくなった」とか、
「気の合う友達と楽しい時間を過ごしているときはそういえば耳鳴りを忘れていたな」とかです。
僕が今までに診てきた人も例外なく、
耳鳴りを忘れる瞬間というのがありました。
そんなときはどんなときかをさらに考えてみてください。
たぶん、
楽しいことをしていたり、
好きなことをしていたり、
気の合う仲間といたりするときではないでしょうか??
楽しいことをしていると耳鳴りを忘れて没頭できますが、
ストレスのある環境では、目の前のことが楽しくないわけだから、
耳鳴りに気が行きます。
言い方を変えると、
耳鳴りをガイドにしていけば楽しいことしかないわけなので、
耳鳴りは、常に自分を楽しいことの方に導いてくれるガイドさんかもしれませんね。
耳鳴りであなたが好きなことを我慢する理由はない

しかし、
実際にはそうも行かない人がほとんどです。
耳鳴りがあるから、自分のやりたいことまでやらないでいたり、
耳鳴りへの執着から、
耳鳴りがなければもっと楽な生活なのにとずっと考えておられる方が多いです。
でも本当に耳鳴りがなくなれば、
あなたの人生はそれだけで満足ですか?
たぶん違うのではないでしょうか?
耳鳴りがなくならないと好きなことをできないなんて錯覚に陥っていませんか?
耳鳴りがあってもやりたいことはできるし、
耳が全く聞こえないわけでなければ、
人と会話したりもできます。
耳鳴りをガイドさんにして、
もう一度あなたの幸せとは何か?
あなたにとって楽しいとは何かを考えてみてはいかがでしょうか?
僕は耳鳴りを忘れなさい。と言っているわけではありません。
耳鳴りがあってもやりたいこと、好きなこと、没頭できること、
を大切にしてほしいのです。
そして、
なぜか、そうしていると、
耳鳴りへの執着がなくなり、
気づけば耳鳴りが消えてなくなっているのです。
耳鳴りと戦い、耳鳴りを消そうと治療すればするほど、耳鳴りはなくなりません。
耳鳴りは、辛いかもしれませんが、あなたの味方なんです。
まずは、
ノートにあなたの、楽しいことリスト、死ぬまでにやりたいことリストなんかを作って一つずつやれることからやってみてはいかがでしょうか?
まとめ

いかがでしたか?
耳鳴りへの認識が少し変わったようでしたら僕は嬉しく思います。
現代医学は素晴らしいですが、
その素晴らしさは大切にしつつ、
今一度、耳鳴りという現象を通してあなたの本当の幸せを考えてみてください。
そうすれば、あなたが耳鳴りになった理由さえもわかるのではと思います。
耳鳴りは決して、悪いことだけではなく、
あなたを幸せへと導いてくれるガイドさんなのです。
何か少しでも感じていただけるものがあれば幸いです!
それでは今日はこの辺で。
お電話ありがとうございます、
整体庵 大空でございます。