こんにちは、
整体庵大空です。
今日のお話は、
『首の痛みで悩む方の正しい枕選びのポイントとは?高価なオーダメイド枕は必要なかった?!』と言うお話になります。
朝起きると、首が痛い事が多く、定期的に首の寝違いを起こしていたりして、
日常に大きな支障が出ているのではないでしょうか?
よく整体中に質問をいただく事が多いのが、
「なかなか自分に合う枕が見つからないんです」
と言うお悩みなんです。
中には5万円以上するようなオーダーメイド枕を購入された方もたくさんおられますし、
枕だけでは寝具との相性もあるので…と勧められ、
快適な睡眠のためにと50万円以上もする高価な寝具一式を購入したものの、
期待したほどの価値はなかったとおっしゃられる方もいました。
これだけの金額をかけて、期待したほどの効果がないのは大きなショックだと思います。
そこで、
今回はできる限り安価に、効果的な枕の選び方やフィッティングのポイントについてお話をしたいと思います。
この方法は、
私の患者様にも数多く同じアドバイスをしていますが、
多少時間がかかる方はいても、意外とご満足いただいている方法です。
何より大きな金額をかけずに痛みのないスッキリ快適な目覚めを得られる方法なので一度試してみる価値はあると思います。
わざわざ新しい枕を用意しなくても自宅にあるものを代用することもできますので、
枕選びで悩んでいる方は一度お試しください。
オーダーメイド枕が合わない理由
オーダーメイド枕をはじめ、
一つ数万円以上する効果な枕を用意しても、
なんだかしっくりこない気がする…
そう思うには、はっきりとした理由があります。
それは、
「日によって身体に合う枕が違う」からなんです。
日によって身体に合う枕が違う??
それはどう言うことか?
私たちの身体は、日々様々なことに影響を受けています。
その日の天気や気温、気圧、食事内容など一般的にイメージしやすいものだけでも非常に多くのことに影響を受けていて、
毎日毎日違う身体とも言えます。
なので、
その日の疲れた部分を癒すのに適した枕の高さや硬さ、反発力は日々違うと言う事が理解できると思います。
オーダーをしても「なんかしっくりは来ない」理由は、
オーダーしたその日の身体にはもちろん適した枕ではありますが、
後日は合わないかもしれない…
と言うカラクリがあるからなんです。
質の良い睡眠とは?
質の良い睡眠を求める方は多いですが、
質の良い睡眠とは何か?明確に答えられる方は少ないかもしれません。
一般常識では一日6時間以上の睡眠が必要と言われていますが、
睡眠は時間が大切ではなく、
朝に身体の歪みが整っているか?と言う事が睡眠の質の良し悪しになります。
朝起きた時に、
スッキリしたー!と言う感覚で目覚めがとてもよかった経験はありませんか??
もしかすると、久しくそんな経験してないと言う方が多いかもしれませんが。。。
今までの人生で一度くらいはそんな経験がある方は多いと思います。
スッキリ目覚めがいい時、と言うのは、
身体の歪みが消えて、目覚めれた時に感じる感覚です。
目覚めが悪い時と言うのは、その反対で、
身体の歪みが回復せずに目覚めてしまった時に感じます。
そう言う時は「もう少し寝たいけど起きなアカン時間や…」と思う事が多い朝です。。
では、どうすれば身体の歪みを回復する事ができるのか??
そのポイントは、
「寝返り」にあります。
寝返りと言う無意識動作は非常に重要で、
僕は「自力整体」と呼んでいるのですが、
寝返りを繰り返す事で身体の歪みや偏りが消えていき、
その歪みがなくなった時点で目が覚める。
これがスッキリ起きれる睡眠なのです。
そのための時間が2時間の日もあれば、6時間の日もあるし、
またとても個人差も大きいので、
一概に○時間以上が良い睡眠、と言う風には言えないのですね。
では、どうすれば寝返りをスムーズに行い、
質のいい睡眠を得る事ができるのか??
そこで大切なアイテムが、
その日の身体に適した枕選びとフィッティングが大切になります。
枕の選び方とフィッティングについて
ここの部分については、
動画でもご紹介していますので、こちらも参考にされてみてください。
方法は、
まず3種類ほど高さや素材、硬さの異なる枕を用意します。
3種類と言うのは目安なので、好みの枕があれば4つでも5つでもOKです。
ポイントは、
決して高価な枕である必要はありません。
座布団でも構いませんし、安い枕で十分です。
また3種類ほど枕を用意できれば、
微調整はタオルを使って行う事が可能なので、自宅にあるタオルを数枚ご用意ください。
用意するのはそれだけです。
あとは、
毎日布団に入った時に、
枕を合わせてみて、なんとなくで全然OKなので、しっくりくる枕を選んでみてください。
なんとなくの大雑把な感覚でOKです。
そのあと微調整はタオルで行いましょう。
ここで重要なのは、枕の高さや素材、価格などではなく、
あくまでご自身の感覚です。
その感覚を信じて今ある枕の中から一番しっくり来てるかな?と思うものを選んでみてください。
概ね、
頭が疲れている時は比較的高い方が楽に感じる事が多いです。
身体、肉体疲労が強い時は少し低めの枕が楽に感じると言うかが多いかもしれないですが、
この辺りはあくまで目安なので、ご自身の感覚にお任せしてみてくださいね。
まとめ
枕の選び方、いかがだったでしょうか?
少しでも枕選びで悩んでいるあなたのご参考になれば幸いです。
人生の30%以上は睡眠です。
また、その良し悪しで、活動時間の70%元気さや健康状態のまで大きく影響するものでもあります。
大切にしてあげてください。
それでは今日はこの辺で!
また、よろしくお願いいたします。
お電話ありがとうございます、
整体庵 大空でございます。