おはようございます。
整体庵大空の下大前です。
今日は、
『慢性的な疲労はなぜ溜まるのか? 疲労を溜めないために大切な考え方とは』
というお話になります。
あなたは、
以下のように感じることはありませんか?
- 最近疲労が溜まって朝が起きる気がしない…
- 年齢のせいか疲れやすくなってきている気がする…
- 疲れのせいで生活が楽しめない…
- 疲労回復のための手段を色々試しているけど効果がない
- 疲れさえなければもっと仕事や家事を頑張れるのに…
いかがでしょうか?
疲労、疲れ、慢性疲労…
現代では、ほとんどの方が程度差こそあれ、疲労に関連する悩みをお持ちではないかと思います。
それと同時に、
疲労を回復する手法として、
食生活改善、サプリメント、ビタミン剤、薬、入浴法などの生活習慣など、
多種多様な疲労回復法が紹介されていますが、
実際、「これだ!」と思うような疲労回復法に巡り会える方はかなり少ないでしょう。
疲労は、
その正体を知らずして、どう対処するかばかりを追い求めても、
なかなか改善することはありません。
疲労をどうすれば、取れるのか?
ではなく、
なぜ、疲労が溜まるのか?
という事を突き詰めて考えて行かなければ、
疲労の対処法探しに明け暮れることになってしまいます。
今日は、
普段整体に来られる方にお話している内容で、
ブログではあまりお話したことがないですが、
疲れへの対処法ではなく、
疲れの根本的な原因についてお話したいと思います。
ポイントは、
疲れを感じたとき、「なぜ、自分は疲れやすいのか?」という事を自問自答していく事です。
興味のある方は、
読み進めてみてください。
それではお話していきましょう。
ー今日のお話ー
- 疲労の正体とは
- 対処法が疲労回復に効果がない理由
- 疲労を感じる原因を考え、自分の偏りを見つめよう
- まとめ
疲労の正体とは
「なぜ、疲れるのだろう?」
と考えたことは、誰しもあると思います。
疲れの原因というと、
例えば、仕事をやりすぎたかな?とか、
パソコンやスマホを見すぎたかな?、
ちょっと予定を詰めすぎて疲れたのかな?など、
実際の生活習慣のなかに疲れの原因を探すことが多いと思います。
ですが、
疲労の本当の原因は、仕事をしたからなどという生活習慣にはありません。
強制的に山を登らされたら、登り始めて10分もすれば疲労は溜まります。
でも、
山を登りきったら100万円あげるよと言われればその疲れは感じにくくなります。
もっと言えば、
山登りが好きな人は、山を登り、下山してくるとリフレッシュできて疲れが取れるという人もいます。
単純に、
「山を登る」という行動には疲れの原因がないことがわかると思います。
今の話の、
「山登り」を「仕事」や「家事」など、
あなたが疲れる行動に置き換えてみてください。
そうすれば、わかりやすいはずです。
疲れるとは、
生活習慣ではなく、その生活習慣を起こしている「心の動き」に大きく左右されていることがわかると思います。
自分が心からやりたいと思っていることをやっているとき、人はほぼ疲れません。
ですが、
自分の本心では、やりたくないけど、義務感でやらなければいけないと思い込んでいることをやっているときは、すぐに疲れます。
疲れは、
心の動きと実際の行動が矛盾しているときに強く感じます。
「仕事は生活のために我慢してやらなければいけない」
「いい親でいるためにしっかりしていなくてはいけない」
「しっかり家事をしていないとダメだ」
「やりたことよりも、やらなければいけない事をまずはする」
「楽しく生きるより、正しく生きなければいけない」
そんな義務感だらけ毎日。
あなたの疲れの原因は、仕事や家事などではなく、
心の在り方、生き方、価値観にあるのではないでしょうか?
対処法が疲労回復に効果がない理由
疲労の深い原因は、
心の動きと、実際の行動のずれにあるという事を先程お話しました。
ですが、
ほとんどの方、あるいは、疲労回復に携わる人たちは、
なぜ深い原因を追求する事もせずに、
「如何にして疲労を回復させていくか?」
という疲労の対処法ばかりに目がいくのでしょう。
それは便利さばかりを追求する現代人ならではの思考なのかもしれません。
しかし、
薬やサプリなどの疲労回復手段を行い、
実際疲労が軽減したとしても、
さらに義務感のあること(本当はやりたくない事)を我慢してやれる身体になるだけで、
一時的な疲労回復によって、
さらに我慢できる身体を作ることになります。
これは、
一見良いようにも見えるかもしれません。
しかし、
我慢を重ねられる身体になることでさらに無理をしてしまい、
将来、疲労どころではすまない大病を引き起こすかもしれません。
結局、疲労の深い原因を、
自問自答していくという面倒な作業を怠った結果、
問題を先延ばしにしているうちにことが大きくなる事もあるので、
疲労に対処することよりも、
なぜ、今の自分は疲れを感じてしまっているのか?
という事を考えていく事が大切ではないでしょうか?
こういうお話をすると…
こういうお話をすると必ずと言って良いほど、
こう言われます。
「でも、やりたいことしかやらずに仕事をやらないと食べてはいけないじゃないか!」
「家事はやりたくないけど、やらなければ誰もやってくれないじゃないか!」
「育児もしんどいけど、自分がやらなければ誰がやるんだ!」
という事を言われます。
でも、よく考えてみてください。
仕事は、自分がこれだと思う仕事を探したり、探求することより、
ただ我慢している仕事を選んだ方が楽です。
「仕事は我慢してしなければいけない」と言いますが、
本当にそうでしょうか?
我慢してやるという仕事を選んだのは、一体誰でしょう?
大人が本気で遊べば、それは仕事になります。
我慢するのも苦労。
やりたい事を探求していく事も苦労。
同じ苦労ですが、その質は大きな違いがあります。
家事や育児でも、
やらなければいけない、こうあるべきという固定的な考え方に縛られていないでしょうか?
家事や育児で大切なことは、「笑顔」だと僕は思っています。
僕自身も家族がいますが、
奥さんが作ってくれる料理はとても美味しいし笑顔になれます。
でも、
奥さんだって家事に乗り気がしないときだってあります。
そんな日は夫婦で、スナック菓子でお酒を飲んだり、
カップラーメンを楽しく、美味しく頂いたりします。
「絶対に、こうしなければいけない。」
そんな事って世の中にはありません。
あるのは、
「自分がどうしたいか?」だけなんです。
それを決めるのは、他ならぬあなた自身であることを理解しましょう。
「こうあるべき」ということに囚われて笑顔を失うくらいなら、
そんな常識は捨ててしまえば良いんじゃないでしょうか?
笑顔になれないなら、どこかが間違っています。
あなたは、なんのために「やらなければいけない」と思っているのですか?
なんのために?
なんのために??
あなたが囚われている「義務感」に気付くことから全ては始まります。
疲労を感じる原因を考え、自分の偏りを見つめよう
疲労を感じたときに大切なことは、
「なぜ、自分は今疲労を感じてるの?」
と考えることです。
なぜ、自分は疲労を感じるのか?
疲労を感じるということは、
あなたが本心で思うことと、
実際の行動がズレているという事を示しています。
なぜ、本心で行動できないのか?
何を気にして、自分は本音を言えないのか?
自分の何を見せたくなくて本心を人に見せらないのか?
そんな事を自分に問いかけ、考え続けてみてください。
疲れや疲労感に、対処する事は、
その本質的な問題を避けて、問題と向き合う事を後回しにするだけです。
あなたが疲労を感じて、しんどい思いをしているとすれば、
それを道しるべとして、
本心で生きる道を考えていくことが大切ではないでしょうか。
疲れに対処することは、
現代では当たり前になっていますが、
それ自体を僕は否定したいのではありません。
時に対処することも必要な時もあるだろうし、
対処を重ねることが、また大きな気付きになる事もあります。
しかし、
疲労という現象を考えるとき、
どう対処するか?という事以外に、
なぜ、自分は疲労を感じるのか?という考え方も一つあるのではないでしょうか。
色々な角度から自分の疲労を見つめることは、
決して損ではないはずですね。
あなたが感じる疲労を、
あなたが幸せに笑顔に生きるヒントにしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今日は、
疲労の本質に迫ることの大切さをお話してきました。
こう言ったお話は、
普段整体に来られる方には、
お話していますが、
聞きなれない方には難しいお話だったかもしれません。
繰り返しになりますが、
決して疲労に対処すること自体を否定しているのではありません。
ですが、対処法だけではなく、
今日お話したような疲労との向き合い方もあるというお話です。
常に何事も、
こうだ!と思う見方があれば、
その真逆の見方もまた確実に存在するはずなのです。
ぜひ、
疲労を道標に幸せに楽しい生き方を送っていただければ幸いです。
乱文でわかりにくいことも多いと思います。
ぜひ、ご興味ある方は、ご質問いただければと思います。
それでは今日はこの辺で!
お電話ありがとうございます、
整体庵 大空でございます。